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2024年4月の読書メーターまとめ

オリーブ
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感想・レビュー
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327ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • 康夫

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

オリーブ
ネタバレ自信がなく人見知りが激しく自己肯定感が低く引きこもっていた聡里がやがて祖母の助けで高校に入学し教師の勧めで遠く離れた北海道の獣医学部に入学し成長していく物語。実習シーンはまるでドキュメンタリー映像を観てるかのような緊迫した現場の様子が伝わってきてまるで自分が動物を扱っているかのような気分になり読んでいて緊張してしまう程リアルだった。獣医って動物の病気を治す人というくらいの表面的な知識しかなかったが体力的にも精神的にも強さが必要で時には命を絶つ選択をしなければならない場合もある厳しい職業だと分かった。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

オリーブ

今、放送中の大河ドラマの後の時代に続く林真理子さんの「平家物語」を読んでからすっかりあの時代にハマりNHKオンデマンドの「平清盛」を観ている最中。先月「紫式部日記」と「御堂関白日記」を読んだからには藤原実資の「小右記」も読まなきゃかな。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:4365ページ ナイス数:469ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/317610/summary/monthly/2024/3

hirorin
2024/04/03 23:06

NHKプラスで見ることができたんですね。良かった。オリーブさんも見てはるのかと思いながら、見てました。

オリーブ
2024/04/04 07:57

大河ドラマ「平清盛」とはまた違った切り口で面白いですね。人形作家の川本喜八郎さんは「三国志」でも観ていたので懐かしい気持ちになりました。ご紹介ありがとうございました

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2024年4月の感想・レビュー一覧
12

オリーブ
ネタバレ現在では看護師という存在がどれだけ大切なものなのか広く認知されているが昔は”賤業”とされていた時代があったと知った時は無知の愚かさに怒りさえ湧いたことがある。明治のナイチンゲールこと大関和らの苦労の上にいかに正しい認識を広めていったかを知った。ナイチンゲールは野戦病院でのデータをまとめ英国陸軍の改革に役立てたそうでその姿は むしろ学者や政治家だったとのことで看護師とは専門的知識に基づいてこその職業なのだとより一層思い知った。廃娼運動に勤しんだ和の想いの根底にかつての友があったことに胸が熱くなった。
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オリーブ
ネタバレ大河ドラマ『平清盛』50話全て観終わり。本当に素晴らしいドラマで切なく、哀しく、そして面白くまさか「平清盛」でこんなにも感動で号泣するとは思いもしなかった。自分の出自にコンプレックスを持つ清盛は武士は王家の番犬と言われ それに対抗すべく生きていた人生だったように思える。武士の世を夢見ていた若い清盛がいつしか平家を優先するようになり権力は持ちながら孤独へと向かっていく。最終回に向かうに連れて何度も若い頃の清盛の姿が映し出されその度に余計に切なさが。
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オリーブ
ネタバレ身分によって人生が決められてしまう超えられない壁、母親の身分の低さが原因とされ親から子供を取り上げて別の人に育てさせる、不倫、ルッキズム、ロリコン、性暴力など当時の貴族の意識の根底にもなかった差別意識があったことを現代人としては考慮して読むべき物語だったのね。貴族に向けて書かれた物語だとしても当時の天皇や貴族は為政者でもあったんだから社会的弱者や貧困者にも目を向けて欲しかったな~とどうしても思ってしまう。桐壺更衣、紫の上、女三宮、明石の御方、夕顔・・といったヒロインってそういう象徴だったのかも。
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オリーブ
ネタバレTOTOミュージアム、ゼンリンミュージアムなど訪れてみたい。北九州が生んだ大作家の松本清張って20代の頃、クリ饅頭「湖月堂」のショーウインドーの飾りつけを担当していたのね。そんな松本清張の記念館に私は2018年に訪れている。当時私が住んでいた最寄り駅、折尾駅では東筑軒のかしわめし弁当をホームで立ち売りスタイルで売っていたけど今でもそのスタイルだそう。駅横の本屋さんは私の御用達。あの頃とは変わっていて知らないことばかりで故郷に帰るというよりもう訪れる場所になっていたことに気づき時の流れも感じたひと時だった。
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オリーブ
ネタバレ誰が皇子を産むかはたまた誰がその皇子の乳母になるのか例え、男子誕生となってさえ”廃れ皇子”となる可能性もある訳で財力と時の運によって左右されるという不安定さ。世の頂点に立った清盛な訳でその妻であるならば満ち足りた気持ちになりそうだが、次世代もいや、永遠なる平家の維持を考え続けなければならないのって常に不安との戦いだったんだろうな~と気の毒。本書の中にあった「幸不幸の差は 紙一重」という言葉が常に思い浮かぶ。平家の栄華、二十余年の内、時子にとってどれだけの時間が満ち足りた安らぎの時だったのだろう。
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オリーブ
ネタバレ平清盛に解官された異母弟の頼盛が朝廷への復帰と起死回生を目論む姿から始まる。頼盛が視覚、嗅覚、化学的要素を駆使しながら下手人を暴いたり胴体の持ち主を当てたり自らの潔白を明かしたりと現代の様なDNAなどない当時でありながら依頼者を納得させるという手法が面白かった。平家滅亡の中にありながら壇ノ浦の戦い以後も生き残った頼盛。その一因に生母の池禅尼が頼朝の命を救ったことにありその恩義を忘れていなかった頼朝に情けを感じた。平家と言えば清盛で正直、地味な存在だった頼盛にこうして注目してみると面白かった。
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オリーブ
ネタバレこのドラマは12年前の放送だが清盛の妻、時子は結婚する前は源氏物語に憧れてずっと「光る君」を探しておりまさに今年の大河ドラマのタイトルじゃないか~。だけどがさつな清盛には全く「光る君」要素はなく結局は「光らない君」の清盛にいつしか惹かれていくといき夢みる夢子さんがいつしか清盛を支え、叱咤激励するように。後白河天皇は帝の地位の争いの中にありながら全く地位への執着がなく彼の哀しいまでの心の歪みが際立っていく。一方で怨霊にまでなった崇徳上皇が配流先の讃岐では地元の人々には穏やかな姿が印象に残ってるとは意外だった
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オリーブ
ネタバレ後白河天皇の憎たらしさの一方で孤独の中に育った憂いの切なさに感じ入る。コンプレックスがあるからこそ変なプライドがない処は初期の清盛に共通する。インタビューで印象的だったのが「権力者はいつの時代も自分のことしか考えない」「権力に執着するのはそれを持ち続ける意外自分たちを守る術がないから」という言葉でそれは古今東西に通じるような気がする。朝廷の番犬でしかないと蔑まされた武士、平氏がやがて朝廷に乗り込んでいく様は小気味よさはあるがそれも一時のことでやがて自分たちが他の誰かを見下し支配していくことになるとは・・。
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オリーブ
ネタバレ平家の終焉は壇ノ浦の戦いで平家側にしたら先に死んでいった者たちの方がその後の地獄を知らないので幸せなのかも。戦争とは俗な言い方だけど自分の有能さをアピールして相手を見下して一族による永遠の支配したい欲求がそうさせる面があるのかも。それが平家に限らず今もどこかで起こっている戦争がなくならない理由の一つか。権力を持っていくと視野が狭くなって耳の痛い言葉を聴くことが自分のプライドを傷つけるという歪んだ思考になり多くの人間を巻き込んで不幸になった「平家物語」を知っているはずの幾人の権力者が同じ道を辿ったことか。
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オリーブ
ネタバレ乙巳の変の功績が認められ「藤原姓」を下賜されたことから始まり道長で隆盛の時代へ。ほとんど注目されていなかった道長が権力を掴む過程は父兼家と似ているが実は道長は左大臣どまりの地位で関白に何故ならなかった理由に彼の野心があったらしい。しかし、結局は道長の息子、頼道と教道の死で終焉を迎えた藤原摂関政治。紫式部は最後までその行方を見ていた訳ではなかっただろうに「源氏物語」とはある意味因果応報、罪と罰の物語とも言えるようだ。豪華絢爛な印象の平安時代だが「刀伊の入寇」など武力の衝突もあったことにも触れられている。
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オリーブ
ネタバレ自信がなく人見知りが激しく自己肯定感が低く引きこもっていた聡里がやがて祖母の助けで高校に入学し教師の勧めで遠く離れた北海道の獣医学部に入学し成長していく物語。実習シーンはまるでドキュメンタリー映像を観てるかのような緊迫した現場の様子が伝わってきてまるで自分が動物を扱っているかのような気分になり読んでいて緊張してしまう程リアルだった。獣医って動物の病気を治す人というくらいの表面的な知識しかなかったが体力的にも精神的にも強さが必要で時には命を絶つ選択をしなければならない場合もある厳しい職業だと分かった。
が「ナイス!」と言っています。
オリーブ
ネタバレNHKオンデマンドで「平清盛」を観ていて昨日で24話目が終了。保元の乱が終わってからライバルでもあり友でもあった平清盛と源義朝との関係がズレ始め不穏な空気が漂い始めている。この後に待ち受けるのは きっと平治の乱。同じように身内を処刑させられた二人でその苦しさを共有しているはずだったのに・・と思うと切ない。「平家物語」とは清盛を絶対的な悪として書かれているんだそうでその後に出てくる源頼朝だってかなり残酷な所業を行っているのにそこはあまり強調されてないのは「平家物語」が成立されたのが鎌倉時代になってからなのか
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/05(4184日経過)
記録初日
2013/02/05(4184日経過)
読んだ本
2314冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
599863ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
2221件(投稿率96.0%)
本棚
10棚
性別
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://ameblo.jp/gnymr432/
自己紹介

自分では決して出来ない体験が出来たり
感動の涙を流したり、ハラハラドキドキしたり
こんな素敵な『本』と言う出会いが出来て
私はラッキー!って感じです^^
もっともっと私を幸せにしてくれる
そんな本に出会えたらな~
そして色んな種類の本を皆さんから
教えて頂けたらな~と思います。

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