もっと他にいい方法がなかったのか！と嘆きたくなる。ルーチェもルクレツィアもレーエンデ人を痛めつけることで革命を促そうとしたが、あまりに犠牲が大きすぎた。

地元民でもあまり通らない道や寺社仏閣が紹介されていて、知らないところが色々あるもんだなぁと関心。

時事ネタを仕入れに読んでいるような最近の犯罪トレンドを知る年一度の機会に。なんだかなぁ～。

果たして自分はこれほど本を読むことに感動したことはあるだろうか？否、である。数多くの本を読んで楽しかったし涙をしたことがあっても、一文一文から意味を見出し感嘆することなど生涯を通してなかったと断言できる。

もっと他にいい方法がなかったのか！と嘆きたくなる。ルーチェもルクレツィアもレーエンデ人を痛めつけることで革命を促そうとしたが、あまりに犠牲が大きすぎた。

電話していいんだ！ルールには書いてないし今までしなかったのが不思議なくらいだけど。その時その場で出会うっていうドキドキ感はなくなってしまうから今後はないかな。

もう少し各章わかりやすく纏めてくれると目当ての店を探しやすいだろうなとは思うが、見てるだけでどこも美味しそう！食べたいっ！と感じられた。

そうか、知識や教養なんてのも先人からの贈与なのか。

社会が緩やかに変化をしていてこの小説のようにマイノリティを題材にした話をよく目にするようになったが。「自分たちは理解してあげる側であり、理解を求める側ではない。」という意識はまだまだ根強いように思う。口に出すのはまずいが、心の中では偏見を持っているというのが現状。

運命の出会いが幸せな結果を生むとは限らない。