ずっと読まなきゃと思っていた「十角館の殺人」 読み始め、妙な呼び名に挫折しそうになりつつも、三日目あたりから一気読みでした。流石，本格ミステリです。 スマホが普通な現在、どんなミステリが作られていくのかも楽しみです。

「タワマン文学」というらしい。Z世代の「賢すぎる」若者たちのリアルが書かれているのかな？沼田さんもよく理解出来ず、知らない言葉を調べながら読みました。

ラジオに励まされたり、ラジオドラマを書いたり、ラジオにかかわる6つの短編集。 主人公がみんな真剣で、応援したくなるような、応援されているような、ほんわかした気持ちになりました。 私も中高生の頃、夢中で聞いていたなぁ♪

タイトルから、まったりしたお話かな？と読み始めたらの違和感。 「胎児内胎児」「結合双生児」と戸惑いました。ひとりの身体を半分づつ、全てが結合している杏と瞬。どうやって生きてきたのか、生きていくのか…怖かった。

物心ついたころから演技をしてきて、「演劇の悪魔」に魅入られた。 演じることで本心を隠し、厄介ごとを乗り切り、本音をさらけ出し、衝突することを恐れる。 「演技をしないと、生きていけないから」 感情の引き出しをつくるためつくるために、デリヘル嬢になったり、殴らせたり…それは役者じゃないって思ったけれど、母親に怯え、「男」を嫌悪する、本名がない「遠野茉莉子」が悲しい。 引き込まれて一気読みでした。

雑な濃い味付けが魅力な定食屋「雑」の女将ぞうさん。丁寧に生きてきた沙也加。「雑」に関わる人達がみんな、間違えてしまうこともあるけど一生懸命で、いいなって思いました。 出てくる料理がどれも美味しそうで、真似したくなります。すき焼きのたれ、あります❤️

ずっと読まなきゃと思っていた「十角館の殺人」 読み始め、妙な呼び名に挫折しそうになりつつも、三日目あたりから一気読みでした。流石，本格ミステリです。 スマホが普通な現在、どんなミステリが作られていくのかも楽しみです。

「まだ日本では、引き籠りの人を患者として認知する土壌が育っていない…」 引き籠りに纏わる事件と、真相を探るため解剖する法医学者。まさに悲嘆です。 シリーズものだったんですね。 他の作品も読んでみたい。

作家自身？と思われる主人公、小川の身に起こった6つの短編集。小川の戸惑いみたいなものが、リアルに伝わってきて、一緒に考えてしまうような作品でした。3月10日、私は何をしていたんだろう。