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2024年3月の読書メーターまとめ

もえたく
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感想・レビュー
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583ナイス

2024年3月に読んだ本
16

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もえたく
ネタバレ「殺人犯の正体を明かしてはいけない」などの犯人の強制によるクローズドサークルのある奇抜なミステリ。公式ネタバレではミステリ作家の青柳碧人さんが解説するなど贅沢な仕様。前作『方舟』の繋がった瞬間が一番怖かった2024このミス13位。文春ミス6位。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

もえたく

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2024年3月の感想・レビュー一覧
16

もえたく
駒子シリーズ第2弾。前作同様、書簡の往復での謎解きと見せかけて、もう1通、意味不明な手紙が駒子に届くという凝った趣向。全然覚えていなくて新鮮な気持ちで楽しむ事ができました。瀬尾さんの「空を見ようとしない人間に僕は進歩なんてないと思うから」にもハッとさせられた。
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もえたく
駒子シリーズ第1弾。約30年ぶりに再読。駒子の芸能音痴の例が「光GENJI」、「たま」というのは時代を感じさせますが、童話集「ななつのこ」のストーリーが、駒子が遭遇する日常の謎にリンクしてくる面白さは、今読んでも古臭さを感じさせません。続きが気になるので取り急ぎ、第2弾へ。
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もえたく
ネタバレ全国唯一の内陸における水産専門学科がある栃木県の高校をモデルにした、水産女子高生達の青春小説第2弾。アニメになりそうな分かり易いキャラが続々登場しラノベっぽいが、作る料理はマニアック過ぎて面白い。今回のテーマは「恋」だとすると、次作は「卒業」でしょうか。
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もえたく
ネタバレ横浜中華街の若きトラブルシューター・ロンのシリーズ第4作。マッチングアプリ、ディープフェイク、ギャンブルなど今風な事件に巻き込まれた友人マツ、その師匠カンさんの事件など楽しませてもらいました。ロンがヒナへの気持ちに気が付き始めたところで次巻に続く。早めに続きをお願いしたい。
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もえたく
ネタバレ韓国の首都圏にある大学病院にまつわる人々の群像劇。恩田陸の『ドミノ』より登場人物の多い51人に戸惑ったが、評判通り「極めて読み易く吸引力」のある話が繋がり合い進む。韓国社会で起きた事件や事故が盛り込まれ、緩やか連帯が感じられるお話でした。韓国独特の賃貸形態である「チョンセ」や、兵役に充当する事できる「公衆保健医制度」などの注釈も豊富で、韓国の文化や風俗、慣習についても知ることができ楽しめました。
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もえたく
ネタバレ大地震により、地下5階の施設に取り残された視覚聴覚などの障害がある女性を救助するため、災害用ドローンで避難誘導を試みるが、浸水、火災、ネズミに自動のフォークリフトが障壁となる。そして障害者の彼女への疑惑が…。ラストで驚かされて嬉しくなる展開が素晴らしい。2024このミス第5位。文春ミスも5位。
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もえたく
三英傑、信玄、謙信、政宗、久秀、三成を歴史小説家の目線で分析した新書。『塞王の楯』『じんかん』『八本目の槍』など自作の宣伝も多く、再読したくなるが、やっぱり早く新作小説が読みたい。『じんかん』のスピンオフや、三成三部作の三作目の構想もあるそうなので早めに是非。
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ネタバレ「殺人犯の正体を明かしてはいけない」などの犯人の強制によるクローズドサークルのある奇抜なミステリ。公式ネタバレではミステリ作家の青柳碧人さんが解説するなど贅沢な仕様。前作『方舟』の繋がった瞬間が一番怖かった2024このミス13位。文春ミス6位。
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小学生時代をコロナ禍で過ごした子ども達への応援歌のようなお話。「あのころって、思い通りにできないことが多くて、些細なことが凄く大事だった」著者の子ども達への目線はいつも温かい。「さよならは寂しいけど、なんだかバイバイっていいよね。子どもが使う言葉って最高」
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もえたく
ネタバレ父親がシャープの元副社長で、自身はTDKで二度のリストラに合い、日本の電機産業の盛衰を体感した著者が、没落した5つの失敗の原因を語り伝える新書。ビル・ゲイツが「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ」と言われた通り、失敗していく過程が時代背景と共に描かれていて、読み易く理解が深まりました。誤認、慢心、困窮、半端、欠落の大罪。
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もえたく
ネタバレ戦前戦後の女性たちの生き方を描いた話と聞いて、少し敷居が高いと思いましたが、さすが『スナック墓場』の著者。若奥様と女中の関係がひっくり返ったり、閨のことで悩んだりと一風変わったシスターフッド小説でした。2024上半期直木賞候補作。
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もえたく
ネタバレ前作『11月に去りし者』が凄く好みだったので新作も。大学を中退し自堕落な生活をしていた23歳のハードリーは、ひょんなことから、虐待の疑いのある子達を出会うが、親は裏の顔を持つ弁護士で…。探偵の真似事から、どんどんスイッチが入って成長し、ハードボイルドになっていく展開がたまらない。ハードリーを成長させる女性達が一癖も二癖もあって魅力的でした。
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もえたく
ネタバレミステリマニアの女性教師が伝えた日常の謎を、認知症を患った祖父が正常に戻った時に解決する安楽椅子探偵ミステリ第2弾。古典ミステリやSFへのオマージュと、恋愛が不得手な女性教師に絡んでくる青年二人の関係性も進展し、否が応でも続編への期待が高まります。
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もえたく
ネタバレ敗戦直後、兄を日本兵に斬殺された英国軍人が復讐のため来日し、GHQ、日本警察、ヤクザを相手に大立ち回りを演じる謀略小説。時代を考えればしょうがないですが、人種差別主義者の主人公に共感できず、なかなか入り込めませんでした。後半は一気読みの面白さに。著者はこの時代の雰囲気が好きなのでしょうか。
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もえたく
ネタバレ開票率0%に近い時点で特定の候補者に当選確実を報じる「ゼロ打ち」。それに全てをかける新聞社と、候補者陣営、そして不審死を遂げた政治家。選挙小説とミステリを融合させ、自民党のパーティー券問題を彷彿とさせる話題も入っており読み応えありました。
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もえたく
ネタバレ2022年2月24日に始まったウクライナ侵攻から2年経過。ロシアの軍事専門家としての知見が遺憾無く発揮された一冊を手に取る。第2次ロシア・ウクライナ戦争の開戦前夜の2021年9月から約1年後の2022年9月までの裏舞台を分かりやすく解説されていました。特に、開戦前からプーチンがゼレンスキー大統領以下を電撃的に排除して政府を瓦解させるために、ウクライナ国内にロシアの協力者ネットワークまで構築していた話に驚愕。そして未だ先行き不透明なことに困惑。2024新書大賞第8位。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/16(4089日経過)
記録初日
2013/01/05(4131日経過)
読んだ本
2282冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
745069ページ(1日平均180ページ)
感想・レビュー
2236件(投稿率98.0%)
本棚
11棚
性別
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