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2025年1月の読書メーターまとめ

もえたく
読んだ本
18
読んだページ
5412ページ
感想・レビュー
18
ナイス
559ナイス

2025年1月に読んだ本
18

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もえたく
ネタバレ1年遅れでやっと読めました。たった独りで猟師が熊を仕留め、喰いまくる話と勝手に思い込んでましたので、赤毛を撃った後も続き、こうした結末になるとは。タイトルの意味に納得です。狩猟の描写がリアルで血や糞便の臭いまで感じそうなくらいでした。2023年下半期直木賞受賞作。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
18

もえたく
ネタバレ新作のため再読。ザ・ゾンビーズ第2弾。大事な娘を傷つけられた平凡なサラリーマンの父親が、体を鍛えて闘いの仕方をゾンビーズに教えてもらう話。20年前に読んだ時と、父親になった今とではこんなに物語への入り込み方が違うのかと思った。ラストに向けてテンションあがりまくり。カッコ良すぎるでしょ、お父さん。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
13年ぶりの最新作が出たとの事で再読。「在日」文学の「ライ麦畑」と呼ばれた『GO』で直木賞受賞した直後のシリーズものだったと記憶している。久しぶりにゾンビーズに会ったが、疾走感があり、痛快で愉快に感じるところは同じ。「君たち、世界を変えてみたくはないか?」今、聞いてもワクワクする。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ少し、こじれた青い春を過ごす高校生を主人公にした6つの連作短編集。一つ一つの短編も捻りがあって面白いですが、最初の短編が「秋津が走っている」で始まり、最後の短編が「三宅が走っている」で終わるというループ感や、全体を通じた仕掛けもあり、楽しませてもらいました。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
能登半島応援チャリティ小説の惹句で即購入。書き下ろしの執筆陣も売れている方々ばかりで、ジャンルが異なっているのも読みどころ。お気に入りは加藤シゲアキ『そこをみあげる』、今村翔吾『夢見の太郎』。どちらもラストでグッときました。。発起人の方々の鼎談小冊子には「一過性ではなく、文庫として残ってくれたら、10年、50年、100年後も書店で見るたびに震災を思い出してもらえる」「記憶のしおり」になったらと。
あすなろ
2025/02/09 19:19

一過性ではなく、文庫として残ってくれたら、10年、50年、100年後も書店で見るたびに震災を思い出してもらえる。いい事ですね。

が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ現役薬剤師が描く異世界系漢方医療ミステリのシリーズ第8弾。第2部2作目。今回は天使と堕天使の怪異。今回の怪異が理解しにくかった事とは逆に、途中で真相も分かってしまう展開でちょっと残念。しかしながら、また狐面の男の暗躍が見え隠れして、今後への期待感は、ますます膨らみます。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ黒人差別が色濃く残る米国南部を舞台に、黒人保安官が猟奇的な連続殺人事件を追うが…。街の有力者の人種差別、仲間の汚職と、これでもかというくらいの困難ばかりで辛くなるが、それでも奮闘する姿に目が離せませんでした。2024このミス第7位。文春ミス第5位。
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もえたく
ネタバレ『月まで三キロ』『八月の銀の雪』に連なる、新たな科学の知見をキッカケに人生が動き出す 5つの短編集。お気に入りは『祈りの破片』。若手公務員がイヤイヤながら始めた空き家対策で発見した膨大な石やガラスなどの破片が、どうして集められたかを知るうちに仕事への姿勢が変わる瞬間がいい。上司の指導方法がいい味出してます。2024年下半期直木賞受賞作ですが、前作『宙わたる教室』での方が良かったのではと思います。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ1934年の中華民国を舞台にした女性私立探偵のハードボイルドミステリ。あとがきで作者が、この設定は若竹七海や北村薫の影響も受けていると言っているのが嬉しい。金持ちの令嬢から同級生を探して欲しいという依頼から始まるミステリは懐かしい感じがする上に、中国の雰囲気も楽しめて、グイグイ読まされました。このミス2024第12位。文春ミス第7位。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
30年に及ぶ膨大なデータから、近年の日本は、年齢による好みや価値観の差が小さくなる「消齢化」社会になっており、その特質を前向きに捉えようと論じた新書。なんとなく感じていた事を、言葉で定義されると納得してしまう感じ。多様性の時代と言われながら、一方で年齢による嗜好の差が消えていくというのは面白い。興味深い視点だと思いました。
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もえたく
蜜柑、柿、葡萄、苺、桃などを日本史のエピソードと絡めて解説したり、その品種改良を論ずるなど、果物の知らざれる魅力が伝わってくる新書。例えば、柿は食するだけでなく、平安時代からカキタンニンとして撥水、防虫・防腐効果が活用されていた事。また、柿のタネの形はうっかり踏みつぶされて出来た事など派生的なトリビアも盛りだくさん。楽しませてもらいました。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ「30年前は、沖縄で作ったゴーヤやマンゴーは特殊害虫の1つミバエがまん延していたため本州では食べる事ができなかった」という趣旨の説明に興味をそそられて一気読み。害虫根絶にかけた普及員や研究者の苦労が、実体験とともに分かりやすく描かれている。最終章では、研究の「選択と集中」の功罪にも踏み込み、また害虫の再侵入にも警鐘を鳴らされている。読み応えありました。
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もえたく
農業コンサルタント森繁シリーズ第1作。現在、続編も日本農業新聞に連載中。派手な服装は戦闘着、腹の虫が災害警報並みで、出された食事はガッツリ食べ、依頼された仕事はシッカリ片付ける森繁が、獣害問題、後継者問題などに向き合う連作短編集。直木賞受賞作『ともぐい』とは全く異なる作風で、クスッと笑いながら楽しめました。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ音大卒の女性刑事鳴海桜子とベテラン刑事音喜多弦がバディを組むシリーズ第4弾。ヴァイオリン教室に通う金持ちの娘が誘拐されるが身代金の要求がないという不可思議な事件が発生する。絶対音感を持つ桜子の鋭過ぎる洞察力で真相に近づくが…。満を辞して桜子の父、指揮者薬丸昭治登場するが、少しもの足りない感じ。今後の展開に期待します。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
古書店〈深海〉で開かれる午前0時の読者会に集う男女6人が、課題図書を通じて自分自身の人生を語り、そして生き方に少しの変化をもたらす。読者好きのツボにハマる連作短編集。全ての課題図書が著者のオリジナルという事に驚かされます。この作品で直木賞取って欲しいなあ。「他人がどう言おうと、自分にとって大切だと思える一文に出会うために、私は本を開く」
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もえたく
廃校が決まった田舎の小学校で開催された秋祭りに集った女性達を描いた連作短編集。それぞれの短編が少しずつクロスオーバーするように、見方が変わって面白かったです。ずっと頭の中で「家路」が流れていました。「ひとはどれだけ辛くても、自分のために闘うことを放棄しちゃだめだ。」
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ1年遅れでやっと読めました。たった独りで猟師が熊を仕留め、喰いまくる話と勝手に思い込んでましたので、赤毛を撃った後も続き、こうした結末になるとは。タイトルの意味に納得です。狩猟の描写がリアルで血や糞便の臭いまで感じそうなくらいでした。2023年下半期直木賞受賞作。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ9ヶ月で病んで退職した院卒の女性ミナトと、不登校の男子高生アスカが,ひょんなことから文通を生業とする仕事を始めるお話。よくあるパターンの好きから始めた事が徐々に仕事になっていく辛さだけを描いていないのが興味深い。その後も読んでみたい。「お互いの息災とこれからをことほぎ合うのって悪くない」本の雑誌2024の第6位。
が「ナイス!」と言っています。
もえたく
ネタバレ瀕死のアリスを助けてから、リベンジを果たして逃避行、そして黒幕に迫るまで一気読み。小説家に装ってビリーが書いていた自伝風の物語は、ラストでこう紡がれいくとは。年末年始にキングの世界にどっぷりと浸らせてもらいました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/16(4385日経過)
記録初日
2013/01/05(4427日経過)
読んだ本
2396冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
782713ページ(1日平均176ページ)
感想・レビュー
2351件(投稿率98.1%)
本棚
12棚
性別
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