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2024年10月の読書メーターまとめ

chimako
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感想・レビュー
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ナイス
4546ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月のお気に入られ登録
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  • キムチ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

chimako
ネタバレ最後の一章は泣けた泣けた。公園で、町中で、画板を下げて絵を描く葛城平(かつらぎへい)の人生を軸に母と妹の悲しい出来事や若かりし頃の恋や罪と後悔。優しすぎてハンサムで本当はエコちゃんが大好きだったちょっと面倒な男の周りで起こる出来事。人々の想い。最初はそのエコちゃんの孫安珠と幼馴染み奏太のお話から。どうも自分の事がわからない奏太と悪気はないのに思いっきり傷つけてしまった安珠。平に話を聞いてもらう安珠の関係は最後に明かされる。平穏に生きていくのはなかなか困難で、気持ちを表すのは考えすぎて堂々巡り。良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

chimako

こんにちは。富士山の東に大きな吊るし雲。空はきれいなみずいろ。暑かったと思ったら30℃あったらしい。いつまで真夏日?

こんにちは。富士山の東に大きな吊るし雲。空はきれいなみずいろ。暑かったと思ったら30℃あったらしい。いつまで真夏日?
chimako
2024/10/08 08:46

ぶちさん、富士山周りはやっぱり気流が違うのかも知れませんね。独立峰でなんたって日本一。

chimako
2024/10/08 08:49

90acさん、窓からこれが見えたとき思わず「すごい!」と声が出ました。この後も形を変えながら長く見えてました。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
11

chimako
ネタバレ美しい表紙が印象的な五つの短編。萩焼、ニホンオオカミ、原爆、隕石、海亀。綿々と受け継がれた人の営みの隣にある奇跡。執念と祈りが開ける扉。多くの参考文献に裏打ちされた物語はフィクションだと思えない真実味が漂う。紅い萩焼に魅せられた男の指が造り出す器を想像する。賢いオオカミの末裔に尊敬の念を抱き、自ら原爆症を発症しながら現物資料を集め歩いた地質学者に頭を垂れ、父を思う娘の気持ちにこちらの気持ちも揺る動き、海亀の未来を祈る。どれもが静かにドラマチック。宇宙と地球と人の暮らしは繋がっているのだと改めて思う。
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chimako
【第36回読書感想画中央コンクール指定図書】チェルノブイリ原子力発電所の事故で取り残された犬たちの生き延びるための死闘。オオカミ、山猫、熊、ヘラジカ、大ウナギ……事故後の森や湖には弱肉強食の嵐が吹き荒れる。その中でたくましく育っていくオオカミ犬ミーシャ。小さな女の子が誕生日にもらったふかふかの真っ白いサモエド ゾーヤの子ども。仲間を作り、守り、子をなし、年老いてその女の子と再会する。森が死んで、生き物も死に絶える放射能を掻い潜り生き延びた老犬。闘いの場面が多く読むのに疲れる。中学生には荷が重いか。
chantal(シャンタール)
2024/10/29 22:33

私も今、ちょうど図書館で借りて読んでるところです!そのうち共読になります😁

chimako
2024/10/30 07:22

しゃんちゃん、おはよう。原発事故についてよりも、犬とオオカミたちの闘いに重点がおかれているように感じました。災害で辛い思いをするのは人だけではないですね。感想を待ってます。

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chimako
ひとりでカラカサさしていく…小さな子どもの頃、父方の祖父母が買ってくれただろう絵本に「雨降りお月さん」が載っていて子ども心に寂しいなぁと思ったことを思い出した。傘がなくてもあっても結局一人。旅立ちは一人。さて、このお話、三人の老男女がホテルの一室で猟銃自殺するところから始まる。何故一緒に?家族や知り合いは驚き途方に暮れ自問自答する。疎遠だった人々が細くつながり、死んでしまった身内(恩師)の人となりを知っていく。誰もが全てを見せて生きているわけではない。そんなことはわかっているのだけれどね。
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chimako
ネタバレこの女の子はあやちゃんだったんだね。ぷっくりと体格が良くて、ぬいぐるみはクマではなくてハムスター。そうかそうか…と変に納得して本を閉じた。ここは喫茶シトロン。坂の途中の喫茶店。毎月第一金曜日に読書会が開かれる。会員は上は92歳から下は78歳までの人生のベテランたち。ベテランを通りすぎて仙人や妖精の雰囲気を醸し出す。そこに現れた雇われマスター安田は書けない小説家。トントン拍子のデビューの後に来た「ほんとうに、あなただけのお話ですか?あなたひとりでつくりましたか?」と言う手紙のせいで…謎が解けるのは最後。
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chimako
ネタバレ最後の一章は泣けた泣けた。公園で、町中で、画板を下げて絵を描く葛城平(かつらぎへい)の人生を軸に母と妹の悲しい出来事や若かりし頃の恋や罪と後悔。優しすぎてハンサムで本当はエコちゃんが大好きだったちょっと面倒な男の周りで起こる出来事。人々の想い。最初はそのエコちゃんの孫安珠と幼馴染み奏太のお話から。どうも自分の事がわからない奏太と悪気はないのに思いっきり傷つけてしまった安珠。平に話を聞いてもらう安珠の関係は最後に明かされる。平穏に生きていくのはなかなか困難で、気持ちを表すのは考えすぎて堂々巡り。良かった。
が「ナイス!」と言っています。
chimako
ぬぐぞうの思い切りの良さに乾杯!!大人にはちょっと物足りないけど子どもには大ウケでしょう。素っ裸になってお風呂に入ってるぬぐぞう。上手に茹でたトウモロコシはプチプチっと美味しいよね。
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chimako
図書館の入口に「満 チル」フェアとして展示してあった一冊。めちゃめちゃ体が硬いので(固い、堅い)少しでも柔らかくなればと借りてみた。が、まあね、10秒じゃ無理ですわ。分かってました。コツコツ毎日少しずつが大切ですわ。前屈で足が持てる、夢です。立って前屈で床に手のひらが付く、憧れです。背中を柔らかくする最初のポーズですでに肩が変な風に痛い(-_-;) 気に入ったストレッチを寝る前に毎日やってみる。とりあえず一週間。ああ、マッサージ行きたいです。背中がガチガチ。
chimako
2024/10/16 09:01

母さんも、素晴らしい!指先床上10cm。以前前屈で肋骨を骨折したのでぼちぼちやります。

ショースケ
2024/10/16 21:28

chimakoさん、お仲間ですね!私も異常に身体が硬いです💦若い頃からです 前屈10センチどころかもっとつきません そして股関節も硬く足が開きません

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chimako
ネタバレまだ何者でもない少年カラヴァッジョとの邂逅に胸も目頭も熱くなった終盤。先を急ぐように読み進める。絵画の天才二人の深く燃えるような「絵を描きたい」想い。ただただ「おもしろき絵」を描きたいと願う日々。カラヴァッジョの「ユピテルアイオロス」と宗達の「風神雷神」の交換。こんなことがあったらどれほど心踊るのか。小説の楽しさを思う存分味わいながら本を閉じる。解説の佐々木丞平氏が「歴史の長大な時の流れを経てなお、目の前に存在し続けている絵に対する慈しみと限りない愛情が言葉の端々に感じられる」と作者を評する。面白かった。
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chimako
誰もが名前くらいは知っている俵屋宗達。風神雷神図は教科書で観た事がある人も多いだろう。が、その生涯はよく知られていない。そこがミソ。宗達が信長に請われ像を描き、狩野永徳とともに絵筆を取り、天正遣欧少年使節団の一員としてキリスト教信者の少年たちと長い長い船旅の末ローマを訪れる。そこで観るもの、出会う人たち。旅はまだ途中。やっとインドはゴアに着いたばかり。好奇心旺盛な少年宗達はこれから何を見、誰に会うのか。かけがえのない友となった原マルティノとの日々。下巻へ。
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chimako
どれも自分に合っていたのかすんなり入ってきたし読みやすかった。賞を取った『クレソン』は選者の一人青山七恵さんが「油断ならない小説だった」と評されるように気を抜くとドキッとする場に直面する。しかしそれは日常を壊すほどでもなく隠すほどでもない。娘とうまく行かなくなった母と、その娘の特別だった友だち。小さな子どもを軸に母だった時に想いを馳せる。佳作の『流刑地にて』は認知症の祖父、祖父を許せない父、祖父と暮らす自分の三世代を軽いタッチで描く。そして『二人、溺れてる』正し過ぎる母と思春期の娘の息がつまる一編。→
chimako
2024/10/10 14:51

選者は町田康氏、堀江敏幸氏、青山七恵氏。選評を読むのも楽しい。なかなか世の中に出ないのが残念。受賞者はいずれも県外在住の方々。

が「ナイス!」と言っています。
chimako
ネタバレバリ山行とは整備された登山道ではなく、道無き道を地図を見ながら目的地まで行くバリエーション登山&下山。主人公波多は会社のリクレーション登山に参加する。その2回目に一匹狼的な社員妻賀(めが)が参加する。聞くところによると彼は毎週山に行っているらしい。それもバリエーションルートで。山アプリに残る彼の軌跡は西へ東へ縦横無尽。そこに会社の危機。波多は妻賀に助けてもらいバリに同行する。命の危険をも感じた山行となるが。本当のバリは山にあるのか会社にあるのか、はたまた暮らしの中に潜むのか。妻賀のマークは山に健在。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/21(4294日経過)
記録初日
2013/02/21(4294日経過)
読んだ本
2364冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
598065ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
2348件(投稿率99.3%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
自己紹介

こんにちは、chimakoです。旧姓okaです。一昨年の今日、初ログインしてから2年。みなさんに良くしていただいてたのしい毎日を過ごしています。

とは言え、全く屈託が無いわけでもなく……ただ、本を読んでいることに救われることも、
読んだ作品に救われることも、
感想に対するコメントに救われるこもあって、今では無くてはならない場所になりました。

登録日は、慣れない(スマホにも読書メーターにも)作業の中、記憶を絞り出すようにして思い出した読書日。なので3月15日が大切な記念日です。

読書傾向はどんどん変わってきました。今まで手が出なかったノンフィクションや外国文学、知らなかった作家の作品などなど、読書の世界は広くて深い!

今年もまたどんな本に出会えるのかワクワクします。

気だけは若いおばちゃんですが、よろしくお願いします<(_ _)>

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