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2024年3月の読書メーターまとめ

もけうに
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感想・レビュー
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501ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もけうに
ネタバレ相変わらず朝井リョウは時代を読むセンスと、それを作品に落とし込むのが上手い。「多様性」礼賛の現代にこそ、一度立ち止まって読まれるべき書。ダイバーシティ、LGBTQ+、認知される「性」が多様になる程、そこから漏れてしまう性は益々見え辛くなる矛盾。「正しい」側に立てる人間の傲慢さ。しかし、自分は不幸だと閉じ籠るのも違う。大也からすれば、勝手に理解者ぶって干渉してくる八重子は最も疎ましい存在だろうが、その2人が意見を闘わせるシーンが本書で最も心揺さぶられた。全く理解出来ない人間との対話からも、繋がりが生まれる。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

もけうに

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2024年3月の感想・レビュー一覧
35

もけうに
近年の小野主上の興味がこういう軽めの怪異譚・地に足のついた人の暮らしに向いているのはわかるが、十二国記をなんとかしてくれ…!という思いが消えず。うーん、やはりこのシリーズはあまり肌に合わないな。怖くも無いし、すっきりとした解決も無い。ホラーにおいても、圧巻の構成・震え上がる怖さ・人の情念を描き出す往年の筆力を知っているだけに、食い足りなさが残る。全体として、怪異というより人の想いが作り出す不思議、という印象。『茨姫』が一番良かった。酷い母親だが、死後何年も経つとはいえ姉妹の心が通い、安心した。
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もけうに
久々の百姓貴族。荒川農園も乳牛を辞め、作物作り自体も縮小傾向。そのせいか昔のネタが多い。過去ネタだけでこれだけストックがあるのは凄いが。相変わらず面白い&勉強になるが、過去から無理やり引っ張て来たような話と既視感ある農高話に、流石にネタ切れ感を感じる。
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もけうに
著者の他作と内容は被っているが、本書の方がよりわかり易い。最近カロリー絶対主義から糖質制限派にやや移行気味だが、気持ち的にはまだ半信半疑。酒には強いし大好きだが、アルコールを摂ると歯止めが効かなくなり結果ドカ食いするので断酒中。ま、これはアル依という別問題か…。高カロリーも勿論太るが、糖質は依存性があるというのが最大の問題。意志だけで人は節制できない。脳を騙すための糖質制限。
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もけうに
著者の波乱万丈の人生と共に、大学病院での勤務医時代から開業に至り、開業医として働く様が語られる、平易な文章で読み易く、知らない世界のことが良く伝わる。小児外科という科が存在することすら知らなかった。良い病院選びの参考にもなりそう。全体として、著者の優しさ・誠実さがよく伝わる。勤務医より開業医の方が、お金的にも勤務形態的にも絶対良いと思っていたが、自分が病気をするとお終い、という恐怖もあるのか。どちらも一長一短。
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もけうに
ファンタジー風味の話もあり、ちょっと不思議な読後感。全体的にイマイチハマらなかったが、『エルゴと不倫鮨』『立っている物は舅でも使え』『あしみじおじさん』が好き。特に『あしみじ~』が良かった。読書で人生観変わるって、良いね。
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もけうに
図書館の順番待ちの関係で、2飛ばして第3弾。場所は東京に移ったが、相変わらずとても面白い。マヨネーズ苦手族なので、共感することしきり。第1弾の狂おしい食べっぷりに比べると大人しくなったが、食べ物に対する拘り・「みんなこれ好きでしょ?」という圧に対する反感等、共感ポイント盛り沢山。綺麗な文章で、食に対する想いを情緒的に綴る。人と食べることに対する考えが柔軟になり、今までより「人との繋がり」をほんのり感じる。
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もけうに
日本各地の伝統料理・菓子・茶etc.が知れて興味深かったが、このようなテーマの本はよく読んでいるのであまり新鮮味が無い。土井先生らしい哲学・世界観は出てこないので、特筆するところは無いかな。旅行気分を味わえるし、普通に面白いです。
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もけうに
ネタバレ何この超名作!初期作だと舐めてた。近作には無い痛々しさ。力の入り具合。凝り過ぎた設定。その全てが胸に刺さる。ミステリとしても秀逸。何重にも張り巡らされた叙述トリック。月子が狐塚の妹とは全然気付かなかったが、振り返れば伏線沢山。浅葱の苦悩が苦しくて、切なくて。月子とのシーンの絶望感に胸が締め付けられ。けれど、その『浅葱』は存在しない『浅葱』で。あんなにも浅葱を愛していた月子は記憶を失う。『浅葱』を殺した浅葱と、愛した記憶を無くした月子。だからこそ2人の「最後の」再会の美しさが際立つ。解説が幾原氏なのも良き。
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初期作だけあり、溢れ出る中二病臭。それでも文句無く面白く、文章も上手いのが辻村深月の凄いところ。まだまだ謎だらけの段階。孝太と恭司は『本日は大安なり』に出てきたあの2人か!昔の私なら、浅葱に萌え心を擽られていただろうな。双子、月子と紫乃。辻村深月は歪な人間関係を描く天才。下巻へ。
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もけうに
ネタバレやっと読んだ!無事完結!やー八軒がエゾノーに受かって良かった!相川落ちたかと思ったら、ギリ追加合格めでたい!獣医は難しいし、倍率高いからな…。私立獣医6年は相当学費かかるから、国立受かって良かった。色々無駄になった諸経費もあるがw 編集さんじゃないけど、こりゃ大学編も読みたくなる。そこをスパッと終わっちゃうところが潔い。ロシア事業は、今の国際情勢考えると色々マズイ感じ…。
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もけうに
ネタバレ何故か13巻以来何年も読んでいなかった。…割にはスッと入っていける。遂に御影と八軒が両想いにー!おめでとー!その矢先に舞い込む邪魔の数々w 御影は大学推薦合格!面接の甘酸っぱさが可愛い。面接官と同じ気持ちに。皆高校卒業以降の進路に向けて歩きだしている。八軒まで大学受験をすることに…。しかも一般入試。畜大は獣医以外レベル低めとはいえ、国立だからなあ…。まあ八軒は元は優秀だからなんとか頑張れとしか言えない。
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もけうに
ネタバレ相変わらず朝井リョウは時代を読むセンスと、それを作品に落とし込むのが上手い。「多様性」礼賛の現代にこそ、一度立ち止まって読まれるべき書。ダイバーシティ、LGBTQ+、認知される「性」が多様になる程、そこから漏れてしまう性は益々見え辛くなる矛盾。「正しい」側に立てる人間の傲慢さ。しかし、自分は不幸だと閉じ籠るのも違う。大也からすれば、勝手に理解者ぶって干渉してくる八重子は最も疎ましい存在だろうが、その2人が意見を闘わせるシーンが本書で最も心揺さぶられた。全く理解出来ない人間との対話からも、繋がりが生まれる。
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もけうに
スイーツというより、近代西洋史&芸術家逸話集という体だが、充分面白かった。ヨーロッパは歴史的にも食文化的にも密接に関わり合っていることがよくわかる。紹介されている中では古い時代だが、ノストラダムスの逸話が印象的。日本では似非予言者という偏ったイメージでしか語られないが、中々博識で多才な人だったようだ。
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もけうに
恐らく子供向け?のレーベルなのだろうが、土井先生の持つ哲学のエッセンスが詰まっており、濃い内容。単純な料理術・レシピ以前の問題である「食べる」「作る」「装う」ことに関する思考。西洋との比較も興味深い。決してどちらも否定せず、良いところは取り入れる柔軟性。料理を作る人がリーダーであり、「文句があるなら手伝え」。柔らかいのにスカッとする。人と自然、料理と器、作り手と食べ手。その間にある関係性。表層的でない、本当の意味での「丁寧な暮らし」がなんたるかをいつも土井先生は教えてくれる。
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もけうに
ネタバレ久しぶりの中島京子。やはりこの方の作品好きだわー。それぞれ事情がある、年齢も経歴もバラバラな男女の共同生活。中々癖が強い面々だが、知れば知る程憎めない。男はロマンチストで女は現実的。すっきりと解決はしないけれど、未来への余韻を残す終わり方。夢のような共同生活は、終わりがあるからこそ理想的に快適で美しい。虹さんとかおるさん、マリー・ジョイと拓海。どちらも一緒になって欲しいけれど、未来はわからない。確実なのは、女はどうなろうと強く生きていけそうだと言うこと。しかし、かおるさんの夫と息子には苛々した。
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もけうに
ネタバレ高校生の青春小説かと思いきや、離島における人間関係・Iターンに来る大人の事情・田舎の地域振興…と様々な要素を含んだ大人の物語。と同時に島で過ごせる期間が否応無く期間限定になる、少年少女の仄かな恋と確かな友情物語でもある。Iターン政策・子育て支援策等先進的に見える市長が、大人げない理由で島に医師が来ることを阻んでいる等、人の2面性を描くのも上手い。離島の閉鎖性を、肯定的にも描いているところも良い。最後衣花が市長になるとは!4人それぞれに仄かに恋の予感を感じるのも良し。環登場と「大事な人の故郷」にグッとくる。
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もけうに
知識と実践のバランスが良く、語りかけるような文章がとてもわかりやすい。糖質中毒から抜け出せないのは、「意思が弱い」のではなく、脳に騙されているから。意志の力で闘おうとしても駄目。知識で対抗する。無理せず、少しずつ脳を騙していく。
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もけうに
商売戦略とグルメ知識豊富で、中々本格的な面白さ。前作よりも失敗率が高いのがリアル。今回は幸菜の出番がほぼ無くクリスメイン。飲食プロデュース経験のあるクリスより、素人の幸菜の方が打率が良い。田舎のゾンビ商店街だと、知識が無くとも人の懐に入っていけるタイプの方が有利なのかもな。ビジネスの世界って、意外と情と人間関係一番だから…。商店街振興はまだまだ序盤(しかも苦戦中)なので、続編に期待。
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もけうに
ネタバレ注釈たっぷり安定の似鳥節で、とても面白かった。強烈なキャラクターとユーモラスな文体に反し、内容はかなり社会派。医療小説の中でも泌尿器科は初かも?1話目は、所謂「Yahoo!知恵袋」風Q&Aサイトに溢れる玉石混交(ほぼ石)な情報に対する警鐘。医療情報に関しては、ネット検索は特に危険。2話目は教育虐待。病院で子供に訊いているのに、先回りして答える母親に既視感。というか私の実母まんま。何回医者に(母親が)注意されたことか…。3話目のオチが幻肢痛なのはすぐにわかった。最終話はドラマ「大病院占拠」を思い出す。
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もけうに
前作を読んだのが大分前なので記憶が曖昧だが、前作よりイマイチな印象。登山と人生を絡めた短編集だが、登山しない人間にはわからない部分が多く、響かない。どの話もスッとは終わらないけれど、まあ人生ってそんなもん。
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もけうに
ラノベ調の軽い読み心地だが、飲食店経営の描写が詳しくて中々面白かった。伝統を尊重しつつ和菓子をアップデートしたり、拘りを捨てずに回転ずしに対抗できる「回らない寿司」を考案したり。伝統・拘りと新規性のせめぎ合いがリアル。伝統に拘りすぎても、流行に流されてもいけない。商品開発は難しい。喫茶店は謎なままなのねw
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もけうに
ネタバレ遂に終わってしまった!上巻ラストで、「これは賢輔の想いが報われたということよね!?」とやきもきしたが、あっさり夫婦になっていて何より。色々あったけれど、やっと想い想われる夫婦になれて良かった。しかし治兵衛といいお竹さんといい、えらい長生きやなー(笑)。「あきない世傳」のタイトル回収で綺麗に終わる美しさ。菊栄と惣次の関係性好き。曲者同士の腹の探り合い&時々助け合い喧嘩仲間。犬猿の仲からの付かず離れず。結はなー…。一応最後の最後で帳尻合わせた風だけれど、50にもなってこれかよ…という失望感。
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もけうに
NHK「365日の献立」を楽しく観ているので手に取る。献立表はサラーっと飛ばし見。エッセイ部分を読む。丁寧な人柄が印象的。明治女性らしく夫を立てているが、芯の強さも感じられる。女優という仕事を持ちお手伝いさんも雇っているのに、日々の料理・献立に気を配る律儀な人だ。昔流に拘るでもなく、当時としては相当「ハイカラ」な料理を取り入れる進取の気風も併せ持つ。日々の暮らしを大事にする人だ。
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もけうに
軽いタッチで描かれているので、あっという間に読み終わった。良いパートナーがいて良かったね。うつ病になる前、ガチガチにルールに縛られたツレの真面目な性質を考えると、病気になったことにも意味があったのかな。
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もけうに
東京の地理に全く持って疎いのであまり楽しめず。出来ればフルカラーが良かった。あと誤字・脱字が多すぎ。各店毎に個性豊かなカレーが沢山紹介されており、日本人の魔改造能力に改め脱帽。
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もけうに
小説というより社会問題を描いたルポを読んでいるようだったが、とても勉強になり面白かった。『漂う子』と同じ登場人物も出てくるが、今作の方が断然面白い。日系移民・ヤングケアラー、どちらも重大な社会問題。入管に関する話は薄っすらと知ってはいたが、改めて知ると人権侵害であり差別であり大問題だ。うさこがとてもイイ感じに成長していて嬉しい。
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もけうに
本当に土井先生は知識豊富で、話を見聞すると勉強になる。西洋は「混ぜる」、東洋は「和える」。東洋の「料理」は、素材と手を繋ぎ、交流する。人為的に押さえつけるのではなく、素材の声を聞く。土井先生の哲学的な思考好き。
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もけうに
絵が可愛い。心理学的には知っている内容だが、実践的且つ具体的なのでわかりやすい。実践しなければならない状況には陥りたくないが…。
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もけうに
ラノベ風のタイトル&表紙に反して、中々シビアで大人なお仕事小説。設定・キャラ付けは現実離れしているが、それだけに科学及び疑似科学を巡る現状と問題点が切実に伝わってくる。似非科学は確かに大問題だが、(似非でないとされる)科学が絶対正しいかというとそうとも言えない。どんな分野でもお金は絡む。商人は必要。けれど商人だけでは世界は進まない。効果が無いとわかっていても縋ってしまう気持ちになる時はあるし、それが救いになることもあるから人間は難しい。それにしても、賢児はシスコンやな。
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もけうに
劇的なことが起こるわけでは無いけれど、どれも家族の関係性を見事に捉え繊細に描いており、とても面白かった。家族だからこそ言ってしまう失言・距離感を測りかねてわかった気になってしまう・大事に思っているからこそ空回る…どれもあるある。仲が悪い筈なのに他人から攻撃されるのは許せない、無関心なようで結局守ってしまう。色々あるけれど家族ってそうだよね。喧嘩しても、わかり合えなくても、一番大事なところが繋がっていればそれで良いのかな。短編集のラストを飾るのが一番暖かい話で良かった。
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もけうに
ネタバレ『デフ・ヴォイス』に比べ、小説としては面白くない。が、知らない制度・言葉が沢山出てきて勉強になった。丸山さんは社会派なのね。シバリ達のやっていることが正しいとは思えないけれど、じゃあ何が正解かもわからない。悲惨な生育歴の子供たちが、世間の偏見・差別に晒され結局そういう世界に戻ってしまうのであれば、汚い大人に利用されるよりシバリ達のやり方の方がマシではある。直が父親になる道を選んで良かった。あの父親はどうかと思うが、2人ならやっていけるだろう。
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もけうに
ネタバレこれが初小説とは思えない素晴らしさ。どの登場人物も屈託を抱え欺瞞に満ちているが、そうするしかなかった苦しさもわかる。どの人物にも血肉が通っており、生き辛さと、聡への歪んだ想いが伝わってくる。誰もが聡を愛しているのに、それが故に自己欺瞞に走ってしまう。本当に聡を思い遣っていた人はいたのだろうか…。けれど、完全に相手のことだけを思い遣れる人間なんて存在するのか?健蔵が聡を支えるために衛を作ったのは、中々酷いと思う…。著者のエッセイを先に読んでいたせいもあるが、著者がコーダだからこそ描けた作品でもあると思う。
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もけうに
どんどん料理が進化して、ちょっとした小料理屋レベル。『食堂のおばちゃん』シリーズとほんのりコラボ。少子化問題も取り入れつつ、まあいつも通りの良い意味でのマンネリ&安定感。
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もけうに
コーダである著者の心境が赤裸々に綴られており、良い本だった。母が大好きで、大嫌い。そういう感情を抱かざるを得ない苦しみ。どうしてもヤングケアラーになってしまい、それが嫌なのに、両親を守りたい・支えたいと思う気持ちも切実で。でも、「守る」「助ける」ではなく、「共に生きる」を選べるようになって良かった。
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もけうに
今作も大変面白かった。ろう者・ろう教育についてだけでなく、ASDについての知見も得られ、非常に興味深かった。著者は本当に勉強されているなあ。相変わらずミステリとしては微妙にツメが甘いが、それを上回る繊細な心情描写とストーリーテリングに惹き付けられる。「聾」の字の由来には、なるほど!と唸らされた。2話目が特に良かった。中途失調者の「音の記憶」が誰かの話声ではなく、「風の音」というのが切ない。手話の動作を細かく書いている箇所は、読みながらつい実践してしまう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/03(4073日経過)
記録初日
2012/05/10(4370日経過)
読んだ本
3159冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
830962ページ(1日平均190ページ)
感想・レビュー
2995件(投稿率94.8%)
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自己紹介

読書は人生
http://otakudayo.blog3.fc2.com
鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/u/106705

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