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2024年9月の読書メーターまとめ

garyou
読んだ本
5
読んだページ
879ページ
感想・レビュー
5
ナイス
36ナイス

2024年9月に読んだ本
5

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

garyou
パレスチナのことに限らず、「ものごとはこうやってとらえる/考える」という本かと思う。ほかの地域の問題、地域にかかわらずなにか問題だと思われるものはこうして考えていくといい、というような。既知のことや自分の専門に引きつけて考えることの弊害もないわけではないが、それは複数人集まって意見を交わすことで解決できるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
5

garyou
小津夜景の本は随筆もずいぶんと読んだしどれもとても気に入ったけれど、やはり好きなのは夜景の句なのだなあとしみじみ思った。それと、この本にも『花と夜盗』にも俳句以外の様々な形態の詩(だろう)が掲載されているのも楽しい。なにか自由なのだ。句も本の形式も。 これも本当は紙の本でほしいところだがなかなか見つけられずにいるのでKindleで。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
短歌と俳句のちがいとはこういうものなのか、と思う一方で、自分の読んだ句集や詩歌集はこの歌集よりすこし新しいものなのかもしれない。この歌集に掲載されている作品の方がどことなく嫩い感じがする。また、俳句の方が客観的(とでもいうのか)で、個人の思いやなにかから遠いからそう思うのかもしれない。歌の方が近いだろう。 本当は紙の本でほしくて日本の古本屋さんでずっと見張っていても埒があかなかったのでKindleで。でもこれは紙で欲しい。ネット歌枕発掘ブロジェクトでもらったAmazonポイントで購入した。
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garyou
新派だと(新派でしか見たことがないが)このお蔦のはかなげな美しさが出ない。鬼灯を鳴らして蛙とやりとりするような稚気がない。め組の活躍するところもお蔦がとっちゃうし。舞台だと湯島の境内だけでお蔦を終わらせることはできないんだろう。最後はモドリというかぶっ返ったかのような主税のようすが芝居のようでおもしろい。登場人物を表現するのに何を身につけているかで表すのも趣深いが、知識がなくてよくわからないのが悔しい。再読。
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garyou
美文とはなんだろうか。そう思ってWeb検索をかけたところ橋本治が美文について書いた記事に出会い、そこに「美文の要素がすべて入った」作品といってこの「きりしとほろ上人伝」が紹介されていた。それを意識しつつ読んだ。完結平明わかりやすい文章のもてはやされ、「作家はなにを書きたかったのでしょう」と問われる文章とは真逆の、作者自身が自分から距離を置いて書いた文章を存分に楽しんだ。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
パレスチナのことに限らず、「ものごとはこうやってとらえる/考える」という本かと思う。ほかの地域の問題、地域にかかわらずなにか問題だと思われるものはこうして考えていくといい、というような。既知のことや自分の専門に引きつけて考えることの弊害もないわけではないが、それは複数人集まって意見を交わすことで解決できるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/23(5569日経過)
記録初日
2009/08/31(5592日経過)
読んだ本
1076冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
303949ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1069件(投稿率99.3%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
http://garyo.txt-nifty.com
自己紹介

帰りの電車の中で読む程度。「自分は本が好きである」と信じ込んでゐた時期が長いので、それでもつい本を買つてしまふことしばしば。

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