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2024年11月の読書メーターまとめ

rukaq
読んだ本
9
読んだページ
2241ページ
感想・レビュー
9
ナイス
70ナイス

2024年11月に読んだ本
9

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • 千夜

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rukaq
ネタバレ読むのは覚えてる限りで3回目 初めて読んだ時はシンプルなストーリーだけど面白いと思い、2回目の時はどんなに辛くても闘い続ける老人の姿に感動したのを覚えている。3回目の今回は地の文の描写の美しさに心を打たれた。この本を読んでいるとまるで目の前に海が広がっているかのよう感じる。読者の心にここまで海を再現できる文章を他に知らない。 この物語で老人は何かに負けたのだろうか。怪我をし、満身創痍で、しかもカジキは跡形もなくなったが、それでも彼は何にも負けなかった。それが読者の私たちに勇気をくれる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
9

rukaq
確か思考の整理学を大学生の時に読んで以来の同著者の本 整理学 の時には自分がまだ何も知らなかったが故に著者の言うことをただ信じ、なんでこんなに多岐に渡る知識があるのだろうとただただ感心していた気がする。特定分野でやたら知識をつけた今、本書を読むと、結構勝手な解釈でいろいろ書いてあるのだなぁと印象が大きく違った。しかし分野にとらわれずに知識を結びつけていく様はとても真似ができず、そこに著者の凄さがあるのかと思った。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
仕事で多変量解析を使うかもしれないので、最初の一冊として読んでみた。〜のはなしシリーズは評判がいいのは知っていたが読むのは初めてだった。柔らかい語り口と簡単な例で理解しやすかった。わかりやすさの割には比較的高度な内容まで出てくる印象。 ただやはり電車での立ち読みでは計算が追いきれないので、じっくり座ってノートを取りつつ手計算でフォローした方が良さそう。再読の際にはそうしたい。 シリーズの他の本も読んでみたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
素晴らしかった。価値観は人それぞれとはいうが、時代によっても大きく違う。たとえ時代の価値観とそぐわなくても自分が信じた淡い希望を胸に、進んでいる人を馬鹿にしてはいけない。時代の価値観など大きな出来事や、たった数年でひっくり返える。大切なのは自分が見た希望、たとえそれが他人から見て淡い希望でも、それを胸に日々を超えていくことなのだと思う。 それにしてもこんなに多様な考え方の登場人物を描き出せる筆者は本当にすごい
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
ネタバレ読むのは覚えてる限りで3回目 初めて読んだ時はシンプルなストーリーだけど面白いと思い、2回目の時はどんなに辛くても闘い続ける老人の姿に感動したのを覚えている。3回目の今回は地の文の描写の美しさに心を打たれた。この本を読んでいるとまるで目の前に海が広がっているかのよう感じる。読者の心にここまで海を再現できる文章を他に知らない。 この物語で老人は何かに負けたのだろうか。怪我をし、満身創痍で、しかもカジキは跡形もなくなったが、それでも彼は何にも負けなかった。それが読者の私たちに勇気をくれる。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
韓国の新進気鋭のSF作家さんの短編集 やけに理系の用語が詳しいところがあるなぁと思ったら化学で修士をとったらしく納得 特に表題作が好みだった。科学技術の進歩が、人々を幸せにすると盲信することの怖さが描かれている話が多い。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
今度高校生向けにキャリアについて話すことになった。書店で見かけて思わず買った本。 非常に手短にキャリアについて書いてあって手頃だった。キャリアなんて人それぞれだからなんとも言えないのでは?と思っていたが、それこそを伝えていく必要があるなぁと再認識。 自分の足で立って、次の点を選択していく。ふと振り返った時に、点と点がつながって道のように見える時それをキャリアと呼ぶのだろうと思う。
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rukaq
中学生くらいの時に何かのブックリストに載っていて、そこから気になっていたが数十年越しで読んでみた。 感情を素直に表現しているため、藤原先生のアメリカ滞在を追体験しているような気持ちになった。最後の章ではアメリカでどのように過ごすべきかという話がある。無理に迎合することなく、迷惑のかからない範囲で自分のアイデンティティを保つことが大切というのがよく理解できた。文化の理解はするが、無理に溶け込もうとしない。アイデンティティを保ちつつもアメリカで人々と心からの交流ができた筆者のしなやかな強さに感銘を受けた。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
たった一つの学生実習もひいひい言いながら準備する自分としてはこんなにたくさんの実験をよく準備できるなぁと感嘆した。ロウソクから始まり大気、動物と植物の関係までの壮大な話を、偉大な科学者が優しく語っている。時代が同じならぜひ聞きに行きたいと思ったし、子供達にもぜひ聴いてもらいたい。自分もこんな、聞く人の興味を掻き立てる講義をしてみたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
rukaq
城山さんの小説は初めて読んだ。タイトルやあらすじからわかりにくい硬めの小説をイメージしていたが、存外読みやすく、人間ドラマが次々に展開していくので引き込まれて一気に読めた。 主人公の風越の人物描写が秀逸で、読んでいて応援したり反感を感じたりと二転三転した。あんな生き方に憧れるが、無心臓でないと心労で倒れてしまう。良い意味でも悪い意味でも人間が柔らかくなった現代人には無理だろう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/29(4283日経過)
記録初日
2018/11/15(2226日経過)
読んだ本
100冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
30659ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
96件(投稿率96.0%)
本棚
0棚
性別
職業
専門職
自己紹介

大学教員
仕事以外の本を月2冊くらいは読みたい読書初心者

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