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2024年9月の読書メーターまとめ

リッツ
読んだ本
17
読んだページ
4979ページ
感想・レビュー
16
ナイス
770ナイス

2024年9月に読んだ本
17

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

リッツ
内容調べずの作者読み。タイトルから勝手に『水墨画か書道の世界に惹かれ精進する主人公』と決めて構えてたら緩く裏切られ大変読みやすく各所にてホロリとさせらた。話の進みかた押さえかたが人情モノのパターンではあるかなと思ったがそれでも充分面白く良い気持ちにラストまでひと息に。既に序盤の男の子の代筆の内容からしてググっときてしまったし、チカが帰省した時の家族の様子、遠田の寂しい生い立ちからのおとぎ話のような二つの家庭、みなが温かい。そして惹かれあう書道家とホテルマン二人の仕事への姿勢が眩しく好ましく描かれていた。
みかん🍊
2024/09/04 08:47

しおんさんと言うだけで間違いないと思わせられるよね、二人の掛け合いが楽しかった、この装丁から「線は、僕を描く」的な感じかなとも思うよね。

リッツ
2024/09/05 08:25

そうそう、そっちの世界かなぁと思った。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

リッツ

休日の朝、まずはWOWOWで映画鑑賞から。当然代わる代わる乗ってくる猫たち。重いんですよ、君ら。膝を脱落したシマ猫が足を枕に。あ、痺れてきた。

休日の朝、まずはWOWOWで映画鑑賞から。当然代わる代わる乗ってくる猫たち。重いんですよ、君ら。膝を脱落したシマ猫が足を枕に。あ、痺れてきた。
リッツ
2024/09/26 20:57

みかんさん、油断してるといきなり爪たてて飛び降りるので要注意(もふもふの方)💦

リッツ
2024/09/26 20:57

ネムコさん、確かに細かいことはどーでもよくなりますねw

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
16

リッツ
やっと届いた心。傷つきやすい年代に彼らの境遇は過酷だった。虚構で覆った物語のなかに守られた真実が見えた時、彼女はもういないけれど彼女を忘れない彼らは出会い確かな新しい日々が始まる。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
BOOK WALKERの期間無料で五巻まで読ませて頂きました。イッキです。クラスカースト上位の美少女と友達のいない陰キャラ男子…って想像してたのと全然違って凄く良かった。中二思春期男子の気持ちとモデルまでやってるのに行動性格かなりびっくりな彼女。不器用に大胆に縮まっていく距離と共に周りとの関係も変わっていく。ちょっと自分の子供見てるみたいだった。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
ずっと気になっていた作家さんだったがタイトルの分かりやすさに比べて(私的に)言葉が小難しいというかめんどくさい印象で以前挫折。短編集ならどうか?と今回チャレンジ。あ、またややこしいことを!と思ったがカラクリの面白さに次々とイケた。想像したよりグロいなぁと思いつつ。それぞれ良かったが『双生児』『独裁者の掟』が特に。慣れたので次回は長編楽しみたいと思います。
リッツ
2024/09/26 11:14

初読みかと思ったら『記憶破断者』以前読んでいた。

が「ナイス!」と言っています。
リッツ
手にしてまず思い出したのは寺山修司と大須で何度か観た劇団少年王者だった。頁を繰る毎に時間はもっと巻き戻り少年の心を思い出す。憧れと自我、交差する世界。言葉はどこまでも自由に心を連れてゆく。丁度月の綺麗な季節、久しぶりにみつめた空は暫し肉体を忘れさせた。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
不思議な少女から呪いのような怪談を聞いたエリカの周りで次々と起こる現象。かなり不気味、想像しただけでゾッとしてこれは苦手な分野かも?と思ったが頼もしい晴子さんとたより無さげながらいい働きをする越野のおかげでするすると読めた。協力する人たちのキャラも濃くて皆の背景ももっと知りたくなる。難航する調査、ひとつ見えてはかわされる。ジリジリするなか見えてくるエリカの一面と同僚たちの本音も味つけとなる。そして謎が解ける毎に一つ一つが響きあって念の恐ろしさに行きつく。ただ鹿山は友人の事を思っていたのにとそこが悲しい。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
ネタバレ『虜囚の犬』の続編。元家裁調査官の白石絡が友人の警察官和井田の受持つ事件に再び係わっていく。薄気味の悪いプロローグ。物語の進行と共に関係性が見えてくる。そして背景にあるのはまたしても子供を利用する大人、そして家庭環境。子供では抗うことの出来ないことが虐めや差別になり本人の人格を歪めていくこともある。そして連鎖を呼ぶ。仕事を退き多忙な妹を主夫として支えていた絡がもう一度臨床心理士を目指すラストは明るい。エピローグを思い出させるプロローグ、彼女の心の声に思わず泣けてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
ネタバレ前回の深いダメージから立ち直れないまま平静を装う主人公ピップ。周りを守ろうと心配させまいと一人で抱え込みもがく姿が痛ましい。荒療治として取り組んだ新たな事件、そこには思いの及ばない真実があった。波紋が拡がるように収拾するようにこれまでの全てが意外な繋がりを見せる。それにしてもかなり無謀な計画、本当にうまく行くのか?と止めたくなった。が、私たちも既にこの町の警察がアテにならないことを知っている。あの時もう少し親身になってくれればと悔しい。苦しい季節を過ごした後でのラストのページ。もうそれでいいと思えた。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
ネタバレ前作で登場した人々の生活は続いていく。当たり前のことではあるけれど事件がひとつ解決して終わりではない。主人公ピップは見事に全貌を解き明かしたがそれで失ったものも大きく深い傷を抱えた。しかし兄が行方不明になった友人コナーに頼まれ彼の家族の苦しみを見て拒めず再び調査に乗り出した。SNSを駆使し拒否を覚悟で質問を繰り返し謎だらけの出来事の核心に迫っていく。そして直面したクライマックスに息が詰まった。衝撃に壊れかけた心を家族友人が包み込む。何が正義かよりも受け取ったそれぞれの叫びが彼女を揺すぶり続ける。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
これも大掃除で出てきた本。ちょっと目を通すつもりが全部一気に。おおっ!懐かしい!時代背景も。この頃からジワジワと変わってきたものあるよねぇと沁々もしたりして。冷めた目線の主人公、今読むとスパイシーというか結構な毒舌、そしてトホホとたくましさ。この無印シリーズ面白くて追いかけて読んでたけど後半のほうですね本作は。最初の出会いOL物語読んだときは電車のなかで笑いを抑えて痙攣したのを思い出しました。
ヒデミン@もも
2024/09/11 00:31

このシリーズ好きだったわ💓

リッツ
2024/09/11 22:15

私も〰️見つけては勝ってたわ🎵

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リッツ
ネタバレ自由研究で5年前の事件を調べることにした高校生のピップ。それは5年前に起きた少女失踪事件。直後自殺した少年が犯人とされていたが彼の潔白を信じて調査を進める。何度も大胆なことをするピップにハラハラした。多くの登場人物のなかでの犯人捜し、ついクセで幾つかの驚きのパターンを思い浮かべて読んでしまう。次々と現れるキナ臭い人は多分違うのだろうけど感じ悪い人の中に真犯人いてくれればいいのになと。人には裏の顔もあり悪い心を育てたのは環境や人だったりする。そして人を信じることで辿り着いた真実は悲しいが大きな救いだった
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
あやかしが見える為に人からおかしな目で見られてきた夏目だが例え迷惑をかけられた妖にでも結局優しくしてしまう。儚くて寂しいけれどあたたかいふれあいが描かれていた。そんな夏目と妖払いの名取との出会いも収められアニメで途中から飛び飛び観ていたので名取ってナニモノ?も解決。いいタイミングで現れ笑わせ助けるニャンコ先生やっぱりいい。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
うわ!ホラーでしたか?!(表紙を見たらわかりそうなものですが)命を絶とうとした男の子に『百物語をすれば最後にお迎えがきてくれる』と言った友達。それは自殺を思い止まらせるためだったが男の子はそれから毎日…語るのがこの物語。この子何故こんなに怖い話を持ってるんだ!悲しいの気持ち悪いの怖い怖いと思いつつ一冊。この男の子どうなるのかなぁ。そして何故死にたくなったんだろう?背景がわからない分余計気になる、けど。
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リッツ
ベトナムから幼い頃移民としてオーストラリアへやってきたキーとその家族。白人社会のなかで苦労しながら働く両親の望みは子供が勤勉で立派な人になること。親子間での言葉の壁、考えの違い、時に反発しながらも努力して記者になったキー。幼い頃から姉妹のように育った友とは生き方が別れ優等生でいい子だった弟は何者かに殺されるが多くいたはずの目撃者は皆口を閉ざす。巻き込まれないように、家族のために、誰かを守るために…。多くの問題を孕んだ物語。どこを読んでも自然に作中の人々の立場になって気持ちが伝わってきて夢中で読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
アニメで時々観てて面白いなぁいつか漫画も読みたいなと思ってたらBOOK WALKERで見つけ(無料?!ありがとう!)読みました。血の繋がった身寄りがなく縁者を転々としてきた夏目。そして人には見えないものがみえてしまうために奇異な目で見られてしまう彼の孤独。今は優しい夫婦に引き取られていると知っていたのでその点は安心していたが『みえる』が故の苦労を改めて思った。そしてニャンコ先生との出会い、加えてよく似た体質の田沼を知り彼の心が少し解き放たれていく。先が楽しみ。
Tomo
2024/09/08 00:27

漫画もいいですよね🥰

リッツ
2024/09/08 01:21

うんうん、儚げな線が雰囲気あります。でも1巻だから進むごとに変わってくんだろうな。元祖ニャンコ先生って感じでした(笑)

が「ナイス!」と言っています。
リッツ
『監禁依存症』を読んだらアレ?この前がありそうで しかも読んでると思う。で調べて図書館で借りたら、あ、やっぱり既読。でも登録してないのでおさらいして感想を……うわ〰️!そうだった、無茶苦茶おぞましく怖い内容にためらいが…無垢な子供たちが残酷な手口でいたぶられ命を取られる、その描写に目を背けたくなる。そして事件の始まりは数年前に遡り本能でお互いを敵と見なした二人だった。憎しみとか卑劣とかでは届かない底知れないつかみどころのない女の闇の深さが恐ろしい。
が「ナイス!」と言っています。
リッツ
内容調べずの作者読み。タイトルから勝手に『水墨画か書道の世界に惹かれ精進する主人公』と決めて構えてたら緩く裏切られ大変読みやすく各所にてホロリとさせらた。話の進みかた押さえかたが人情モノのパターンではあるかなと思ったがそれでも充分面白く良い気持ちにラストまでひと息に。既に序盤の男の子の代筆の内容からしてググっときてしまったし、チカが帰省した時の家族の様子、遠田の寂しい生い立ちからのおとぎ話のような二つの家庭、みなが温かい。そして惹かれあう書道家とホテルマン二人の仕事への姿勢が眩しく好ましく描かれていた。
みかん🍊
2024/09/04 08:47

しおんさんと言うだけで間違いないと思わせられるよね、二人の掛け合いが楽しかった、この装丁から「線は、僕を描く」的な感じかなとも思うよね。

リッツ
2024/09/05 08:25

そうそう、そっちの世界かなぁと思った。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/18(4244日経過)
記録初日
2013/03/19(4274日経過)
読んだ本
2204冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
549375ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
2145件(投稿率97.3%)
本棚
4棚
性別
血液型
O型
職業
販売系
現住所
三重県
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100005731387268
自己紹介

スマホにかえたのを機に登録しました。小さい頃から家にある本を、気に入ったものは何度も繰り返し読んでいました。近頃は読みたいが追いつかなくて、また一度読んだだけの内容忘れがちで。出来るだけ感想で残したいと、過去に読んだ本は再読した時に登録しようと思っています。雑食だけど偏食でここで色々な本や意見が知れて嬉しいです。心理的なホラー、ミステリー色の濃い作品、情景の美しい作品が好きです。今までで一番愛した本は森茉莉「恋人たちの森」です。

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