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2024年10月の読書メーターまとめ

triplealpha
読んだ本
14
読んだページ
2905ページ
感想・レビュー
14
ナイス
68ナイス

2024年10月に読んだ本
14

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 名無し

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 名無し

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

triplealpha
雑誌「東京人」元副編集長の著者が、東京で(主に)1960年代に建てられたビルの中から、「シブいビル」として二十選んで紹介した本。なお、単行本から河出文庫になるまでの年月に、二十のビルのうちすでにいくつかは解体されてしまったようだ。紹介されているビルには自分も好きなものがいくつも混じっており、行ったところのないビルにも行ってみたくなった。「ニュー新橋ビル」のファサードとか好きである。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
14

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バイヤーの買付旅に密着するNHKの番組の関連書籍で、この本では五人の旅が取り上げられている。登場する人たちの「好き」が溢れていて好ましく、自分も、遠くにはいけなくても、新しい雑貨屋などに出かけたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
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暗渠マニアな二人の著者が、それぞれの暗渠の楽しみ方をいろいろな文章で教えてくれる。読んでいる途中から街に出たくなるタイプの本である。
が「ナイス!」と言っています。
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雑誌「東京人」元副編集長の著者が、東京で(主に)1960年代に建てられたビルの中から、「シブいビル」として二十選んで紹介した本。なお、単行本から河出文庫になるまでの年月に、二十のビルのうちすでにいくつかは解体されてしまったようだ。紹介されているビルには自分も好きなものがいくつも混じっており、行ったところのないビルにも行ってみたくなった。「ニュー新橋ビル」のファサードとか好きである。
が「ナイス!」と言っています。
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再読。幻獣たちの住むポータブルな宇宙がここにある。常にカバンに忍ばせておいてもよいと思われるような本。
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『日本の現代アートをみる』の続編で、紙面の構成は多少変わったものの、高階秀爾の鑑賞文で日本の現代アート作品が30作味わえる本、という芯の部分は継承されている。現代アートの魅力を知るには現物を観ることが重要とは思うが、貴重な本だと思う。なお、この中で紹介されている池田学について、現在、東京都現代美術館で開催中の高橋コレクション展にて作品を見ることができる(本書で紹介されているのは「方舟」だが、美術館にでているのは「興亡史」)。ナマで観ると無限の物語を読み取ることができる傑作だった。文学好きにも響きそう。
が「ナイス!」と言っています。
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再読。高階秀爾の鑑賞文で日本の現代アート作品30が味わえる本。現物は現地で観る、ということを前提にすれば、とても有意義な本だとあらためて思った。
が「ナイス!」と言っています。
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二人の漫画調の高校生(を想定したキャラクター)の対話形式で、現代アートの流れを学ぼう、というコンセプトの本。かなり砕けた口調で進行し好みが分かれるところだと思われるが、内容面では、中公新書で『現代美術史』を出している山本浩貴が監修に入っており、信頼できると思われる。なお、 実は、YouTubeの『現代アートを基礎から学べるチャンネル』と連動しているようで、基本的にはそのスクリプトとなっているので、そちらを聴くのもありかもしれない。間口の広さへの貢献という点で存在意義があると思った。
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十人の美術家たちへのインタビュー集。タイトル通り学生時代に焦点を当てているが、話題がそれのみというわけでもなく、全体として面白かった。それぞれの美術家たちの異なった魅力、人柄が伺いしれてよい。かなり丁寧に作られた本だと思う。
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現代の都市や都市計画を考えるうえで重要なテーマ、視点を、イラストや模型写真をふんだんに盛り込んだ「絵本」形式で解説した本。本書の端々から読み取れる、あるべき都市の姿に関しての著者の見解に、個人的には強く賛同するというわけではないのだが、作りも視点もユニークな書物で良かった。こういった独自性のある翻訳書を出してくれる鹿島出版会も素敵である。
が「ナイス!」と言っています。
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古今の日本美術の作品を(基本的に)一組ずつ対比させて鑑賞するユニークな本。作品選びにも鑑賞文にもセンスが感じられて、読むと世界が広がったような心持ちがするいい本である。
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再読。1976年のブローティガンの東京滞在中に、日記のように書き継いだ詩が収められている。記憶どおり、読みやすくかつ味があってよかった。
が「ナイス!」と言っています。
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町にある個人経営の商店などの看板の文字を「のらもじ」として捉え、(経営者の許可を得て)フォント化したり、のらもじを印刷したTシャツを作って外国で展示、販売したりした活動記録。発想がとても面白いし、自分も「のらもじ」に注目しながら町を歩いてみたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
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贅沢に紙面を使って、著者の考える「新しい分かり方」を体験できるように構成された一冊。
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無限に憑かれるとアブナイことがわかる数学歴史読み物。個人的には面白かったが、抽象数学の知識が多少はないと挫折するかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/16(5519日経過)
記録初日
2009/10/10(5525日経過)
読んだ本
1392冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
384551ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
1386件(投稿率99.6%)
本棚
9棚
性別
自己紹介

【深みにはまるための外国文学50選】
◯物語の力、語ることの力
1.はてしない物語/エンデ
2.やし酒飲み/チュツオーラ
3.百年の孤独/ガルシア=マルケス
4.精霊たちの家/アジェンデ
5.バウドリーノ/エーコ
6.スローターハウス5/ヴォネガット
7.ニュークリア・エイジ/オブライエン

◯時間、記憶
8.ペドロ・パラモ/ルルフォ
9.灯台へ/ウルフ
10.魔の山/マン

◯空間、土地、旅
11.アブサロム、アブサロム!/フォークナー
12.アフリカの日々/ディネセン
13.ヴェネツィア 水の迷宮の夢/ブロツキー
14.パタゴニア/チャトウィン
15.月と六ペンス/モーム
16.白鯨/メルヴィル

◯生活者、アウトサイダー
17.灰色の輝ける贈り物/マクラウド
18.大聖堂/カーヴァー
19.バートルビーと仲間たち/ビラ=マタス
20.狼たちの月/リャマサーレス

◯ディスコミュニケーション、アイロニー
21.城/カフカ
22.暗夜/残雪
23.ペール・ゴリオ/バルザック

◯野心
24.赤と黒/スタンダール
25.感情教育/フローベル

◯ノスタルジー
26.草の竪琴/カポーティ

◯狂気、パラノイア、絶望
27.闇の奥/コンラッド
28.カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
29.嵐が丘/ブロンテ
30.ハムレット/シェイクスピア
31.夜明け前のセレスティーノ/アレナス
32.夜のみだらな鳥/ドノソ
33.アンドロイドは電気羊の夢を見るか/ディック
34.チャパーエフと空虚/ペレーヴィン
35.新ナポレオン奇譚/チェスタトン
36.競売ナンバー49の叫び/ピンチョン
37.タタール人の砂漠/ブッツァーティ

◯幻想、奇想、偽史
38.ムントゥリャサ通りで/エリアーデ
39.三つの小さな王国/ミルハウザー
40.コルタサル短篇集/コルタサル
41.伝奇集/ボルヘス
42.死者の百科事典/キシュ
43.見えない都市/カルヴィーノ
44.九百人のお祖母さん/ラファティ
45.しあわせの理由/イーガン
46.10と1/2章で書かれた世界の歴史/バーンズ
47.ハザール事典/パヴィチ
48.黒い時計の旅/エリクソン

◯ラブコメ
49.自負と偏見/オースティン

◯レクイエム
50.レクイエム/タブッキ

※いろんな意味で深みにはまれる本たちのリスト。
※分類はMECEではないです。
※50は多い、なげぇよ、と思った方、そのとおりです。読んでくれてありがとう。

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