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結城あすかさんの感想・レビュー

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結城あすか
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そんなこんなでコペルの母星を救う話になるのだけど、いくら農力とかいうわけのわからない力があるとはいえ、農業バカその他の一行で惑星規模の不毛化を防げるとは思えないのだけど、そこを力技でなんとかするのがこの手の作品かにょ。今回は説明文によるダイジェストな展開が多過ぎて、農業バカの活躍というこの作品の主軸がうまく噛んでない感じがして、小説的にも面白味が無いように思えるにょ。農業バカとコペルの物語として考えたら、前巻で終わってたほうがきれいにまとまってたのじゃないかにょ。
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結城あすか
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滅びに瀕した世界の連中が、何で何の力もない普通の《無属》の少年である巽を襲ってくるのかわからないのだけど、巽の視点から見たら「ボクのセカイをまもるヒト」というのは綾羽や猫子のことに思えるのだけど、ラストになって唐突に、地の文で、巽こそがすべての世界を救うものだって書きなぐってやがるにょ。谷川流の作品にしては露骨なヒネリというものは見られなかったけど、どういう方向に持って行こうとしてるのかはよくわからなかったにょ。
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結城あすか
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かぐや姫の伝説に絡めてドラマチックな終盤にしたかったのかもしれないけど、やっぱり最初の頃と同じような日常のふわふわした感じのままで物語を全うしてほしかった気がするにょ。どっちかというと、真雪よりも恋をヒロインにした物語を読んでみたかったかにょ。
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結城あすか
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4巻目にもなると、もう目新しく思うものは何も無いにょ。ただただおぞましいヤプーの生態が惰性のように流れていくだけにょ。物語はいよいよヤプーとして馴致されつつある麟一郎を、クララが自分専用のセッチンにしようと考え始めるところまで進んでいくんだけど、確かまだポーリーンと出会って二日目だというのに、クララの順応性の高さというのは怖いにょ。ところで、この作品って新しい版が出るたびに加筆されてるので、唐突にダイアナ妃の話とかに触れられたりしてるのだけど、はっきりいって興醒めの材料にしかなってないにょ。
aja pa-

未来人に遭遇した男女で順応性が高いのはやはり女性でしょうね。 PCを仕事として使っていた時代は男性の独壇場でしたが、今やSNSでネットを使いこなしているのは女性。 未来ともなれば仕事はしなくてもよくなるし、することと言ったらイースの世界のようなことばかり・・・ ここでセッチンにされず残っている男性は、女性化して女性に合わせる術を身に着けた者しか生き残れないのが分かっているからこれも順応だろうが・・・ すでに現代でもこのような男性の女性化による生き残り作戦は始まっているような気がする。化粧したり・・・

09/17 02:49
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結城あすか
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「村が消えた」とかいうから、合併の影響で公的サービスが立ちいかなくなった寒村が寂れて無人になったとかいう問題を記しているのかと思ったら、そこまで深刻な話ではなく、合併で旧来の村の名前が無くなったとか、県内の村の数が0になったとかいうことを「平成の大合併の象徴」的にタイトルにしてるだけにょ。本の中身も、合併を巡る対立とか、合併後の問題とか、はたまた合併を選ばなかった自治体や、合併してもらえなかった自治体とか、それなりに問題を挙げてはいるものの、全体として合併模様の羅列に終始してるだけのような気がするにょ。
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結城あすか
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歴史に造詣の深い著者のことだから、てっきり東アジア各国での漢字の使われかたの変遷とか、文字の変化とかを興味深く練り上げて書いてあるのかと期待したのだけど、そんなところは全然ないにょ。ただ、日本の古代文献は韓国語で読めばわかるとかいういい加減な書籍が出回ったりしてるけど、そういうことに根拠なんか無いということをそれなりに説明してる部分は意味があるとは思ったけど、常識的なことだから新鮮味はないにょ。
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結城あすか
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何がややこしいのかというと、相互直通とかに関わる列車運用や乗務員や運行管轄などの割り当てがいろいろ複雑で大変だという話にょ。冒頭で青い森鉄道の東青森駅に置かれた奇妙なゴミ箱について触れられているにょ。その奇妙さを引き合いに出すことで、鉄道会社の様々に複雑な協力関係の話の導入にしてるにょ。とはいえ、相互直通の話はもっぱら関東の鉄道がメインなので、はっきり言って、よっぽどの鉄道マニアか、関東在住の人間以外には退屈な本でしかないような気がするにょ。でも、意外と知られていない苦労とかが偲ばれる本かにょ。
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結城あすか
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日本が何故、勝ち目のない太平洋戦争に突入していったのかを、戦前の国是や思想や社会の空気を表すキーワードを読み解くことで解き明かしていった本だにょ。個々の事件を述べただけでは繋がりが見えないものの流れをきちんと押さえている点では、なかなかに読み応えのあるものだと思うにょ。専門家による著作ではないから、いろいろと不正確な部分や、著者の誤解に基づく部分も多々あるとは思うけど、ジャーナリストならではの切り口で描かれた戦争をめぐる思想の変遷というのは、逆に専門家が語らない側面に光を当て、新たな見地を与えるにょ。
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結城あすか
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怖いのは1人減るたびに子供と入れ替わっていくのだけど、そのことに全然気付かず、その子供を最初からいたと認識してるところにょ。でも、文章で読むとちょっとマヌケにょ。本って基本的に任意の場所をすぐに読み返せる、いわば可逆的なメディアだから、読者からすれば入れ替わりの前後が明確に区別できるので、なぜ登場人物がそれに気付かないのかというのが直感出来ないにょ。しかし、麻衣が恋してたのはナルじゃなくてジーンだったって、最後に生前のジーンの写った写真を貰ってるんだけど……物語としてそれでいいのかにょ?
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結城あすか
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学校の怪談やら、洋館のポルターガイストやら、迷宮の吸血鬼やら、都市伝説やら輸入物の怪異が続いてたけど、ようやく本格的な日本の怪異事件って感じのがやってきたにょ。でも、みすみす犠牲者を2人も出してしまってるのは後味悪いかにょ。前回の迷宮事件でも調査中に何人か犠牲になってるけど、どっちかというと最初から彼らはホラー映画で殺されるパターンの配役だったと言えるのだけど、今回のは純粋な祟りの犠牲者で、SPRの仕事として救わなければいけない存在だったからにょ。
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読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/17(5618日経過)
記録初日
2001/12/17(8479日経過)
読んだ本
653冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
182507ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
541件(投稿率82.8%)
本棚
35棚
URL/ブログ
http://asuka-diary.at.webry.info/
自己紹介

以前は空気を吸うように本を読む人だったけど、電車通勤しなくなってからは本を読む時間が無くなったにょ。それでも読みたい本はどんどん買いあさってるので、未読の本が数年分溜まってるにょ。

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