ネタバレ美人なせいで小さい頃から苦労をしている香織（仮名）の手記が3分の２。面白いという口コミで読んだのに、あまりピンとこないなーと思ってたら、残り100ページほどの追記がこの本の真骨頂。ただの追記ではなかった！しばらく追記を読んでまさか！？と気がついたけど、そこまでまったく気が付かなかったなぁ。わかった瞬間は一文字ずつ声に出して読んでしまった。アイディアと技術に脱帽です。図書館★★★☆☆

ネタバレ令和っぽい題材をテーマにして、最後にちょっとしたどんでん返し？みたいなのがある8つの短編。ジェンダー、ヤングケアラー、親子関係…。令和社会ならではのテーマ。図書館★★☆☆☆

ネタバレある女の子の自殺から始まる。その子は自分の娘だと名乗る母親が二人。複数の異性と関係を持つポリアモリーの温子、夫の詐欺により豊かな生活を送る由里枝、母親に不満を持つ鈴と詩音、そして終盤ででてくるくるみ。はたして自殺した女の子は誰なのか！？辻村さんなので絶対裏があるとは思ったけど、最後の章で明かされる事実には及ばなかった。最後のページ一行目の回収、ほんとに全てがうまくつながってる。映像化もできるかなぁ。図書館★★★★☆

ネタバレ会社員の實成は父が亡くなってから得体の知れないモヤモヤしてに悩まされてる、ある夜に出歩くと同僚塩田さんが熊（塩田さんの元彼の娘）と出会う。そこから夜のお散歩が始まる。實成の元カノ伊吹さん、管理人の松江さんも加わり夜のお散歩は続く。そしてみんながそれぞれの道に進んでお散歩の解散。ゆったりとじんわりと響く言葉で綴られた物語り。『「誰それの幸せのために行動する」と「誰それが幸せになったら自分は嬉しいは」混ぜると危険』塩田さんの言葉好きだな。あなたのためは押し付けてはいけない。図書館★★★☆☆

ネタバレ美人なせいで小さい頃から苦労をしている香織（仮名）の手記が3分の２。面白いという口コミで読んだのに、あまりピンとこないなーと思ってたら、残り100ページほどの追記がこの本の真骨頂。ただの追記ではなかった！しばらく追記を読んでまさか！？と気がついたけど、そこまでまったく気が付かなかったなぁ。わかった瞬間は一文字ずつ声に出して読んでしまった。アイディアと技術に脱帽です。図書館★★★☆☆

ネタバレツバキ文具店第二弾。ポッポちゃんこと鳩子とミツローさんQPちゃんが家族となり新しい生活が始まる。今回も鎌倉を舞台に代書のお仕事が舞い込む、目の見えない男の子からお母さんへの手紙、文豪からの手紙、亡き夫からの手紙、夫への三行半などなど。なによりQPちゃんからの母の日のカードがとても素敵。ミツローさんのお店再出発、男爵とパンティに子供が産まれ、男爵の病気…とポッポちゃんの周りはこれからもいろいろ起きそう。次回第三弾早く読みたいな。図書館★★★★☆