読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

3/133/163/193/223/253/283/314468744688446894469044691ページ数146147148149150冊数読書ページ数読書冊数
著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

2ka
新着
柚乃と佐川部長との部室でのやり取りに青崎さんの夢がぎゅうぎゅう詰まってたのが最大の見所。個人的には柚乃と早苗の関係にも可能性が満ちてると思う。 1作目は真四角の箱みたいなカッチリミステリの印象だったけれど、キャラの個性が一層鮮やかになって、青春が混じって、全体的にとても柔らかくなった印象。殺人の謎解きがメインというより、青春の中の一事件という感じで、体育館や水族館とはまた違った面白さがあった。 流れるような推理は相変わらず。
0255文字
2ka
新着
ファンとしては「圧倒的ボリューム不足」というのが正直な感想。描きたかったものは伝わってきたけど、それにはやっぱり4冊分くらいいりそう。初読みの人に多崎作品はこんな感じかーと思われたらちょっと残念かも。多崎さんの書く物語はもっと濃やかで熱い。いつかその熱量が一冊に凝縮されたら、それは傑作なんじゃないかと思う。「煌夜祭」を書いた人だから、まとめられないわけじゃないと思うんだけれど。
0255文字
2ka
新着
背徳感やエロスよりも、主人公の青臭さが印象に残った。確かに頭の回転の速さやセクシーさは凡人離れしているかもしれないけど、こじらせた自意識や、自分も周りも見えていないところは、まごうことなき高校生。そんな彼の転換点を描いた青春物語だった。 主人公は、これから自分のしてきたことの責任を負うことになる。幼さゆえとはいえ業は深い。日々の女遊びも含めて。 でもまだ18歳。結末の先で、忍が酷く繊細でもろい人間になるのか、それとも今度こそ酸いも甘いも噛み分けた色男になるのか。とても楽しみ。
0255文字
2ka
新着
文章がやや単調なときもあったけど、どこに着地するのかわからない謎に惹かれてスイスイ読める。あらすじにもあるとおり、確かに一つ一つの話はチャーミングなんだけど、エピローグでひっくり返されてしまった。魔法の粉を入れたら赤ワインが白ワインに変わって、飲んでみたら実はお酢だったみたいなビックリ。読後に漂うブラック風味が「不可思議」って言葉にぴったりだった。
0255文字
2ka
新着
タイトルになってるけど、かるかやの尾端さんはそんなに出張らない。そこにある不思議を、拒絶したり排除したりせず、うまくやっていこうって姿勢をやんわり勧めてくれるだけ。どの話もスッと背筋が冷えるような怖さがあるけど、読後感は優しい。寝物語みたい。 怪異に限らず、たとえば災害とか日々の脅威になるものと折り合いをつけて生きていく術は、きっと昔から文化の中にあったのに、現代ではだいぶ忘れられているのかもしれない。自己中にならず、うまいことかわして共存する。そしたらちょっとだけ苦しさが減る。そんなことを考えた。
0255文字
2ka
新着
けして温かくはなく、でもドロドロしてるわけでも鋭く痛いわけでもない。誰にでも身近にある常温のしんどさと優しさが描かれてた。 等身大というより、地続きという感じの小説。 表現のひとつひとつが丁寧で、読み手が自分に適当な重さで受け止められるなと思う。 こういう適当な優しさに気づいたり、発揮できる人間になりたい。
0255文字
2ka
新着
べべんっとびわの音と共に語りが始まる時代劇といった雰囲気なのに、現代語がしれっと混じるもんだから、最初はちょっと戸惑った。慣れるとクスリと笑える面白味がある。 キャッチーなラノベかと思いきや、意外とヘビーで耳が痛いテーマも盛り込まれてて、ただ脳天気には読めない。こういうのもエンタメ小説の醍醐味。 江戸の描写の細かさと、キャラの多さでちょっと説明くさいときがあったから、どちらかというとアニメでガッツリ見たい作品かも。
0255文字
2ka
新着
正直言って、長編になれてない感、設定盛りすぎ感はある。多崎さんの小説は3作目の「夢の上」(名作!)から読んだから余計にそう感じたのかも。でも、メッセージ性はめちゃくちゃ強い。大人になると照れくさくなるようなテーマを、真っ向勝負で全力投球なところがすごくよかった。
0255文字

読んだ本
148

積読本
12

読みたい本
5

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/19(4335日経過)
記録初日
2013/01/17(4457日経過)
読んだ本
148冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
44689ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
30件(投稿率20.3%)
本棚
3棚
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
http://scrapof2ka.blog.fc2.com/
自己紹介

読書家を名乗れはしないけれど、趣味は何かと訊かれたら「読書」と答えます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう