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2024年5月の読書メーターまとめ

薦渕雅春
読んだ本
6
読んだページ
2154ページ
感想・レビュー
6
ナイス
386ナイス

2024年5月に読んだ本
6

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

薦渕雅春
短編集とは知らずに図書館で借りた。5話からなる短編集。「崖の下」「ねむけ」「命の恩」「可燃物」「本物か」の5話で、どれも意外な結末を見せてくれる。大掛かりなトリックや仕掛けがある訳ではなく、勘違いに近いようなものや隙間を突くような推理、展開を見せる。「崖の下」も興味深く読み進められたし、所々にヒントが隠されていながらミスリードされてる感も。「ねむけ」もありそうで無さそうな、本来はミステリーのネタとも言えないような話か。タイトルにもなっている「可燃物」よりは「命の恩」がストーリーとしては1番好きだったかな。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

薦渕雅春

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2420ページ ナイス数:429ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/360981/summary/monthly/2024/4

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2024年5月の感想・レビュー一覧
6

薦渕雅春
辻村深月さんのデビュー作。第31回メフィスト賞受賞作。単行本・愛蔵版を借りて読み始めてからだと半年以上費やしたか?上下巻の文庫本に変えて読み出してからは割とスッキリと読み進められた。上巻の辺り、前半は設定や登場人物が頭になかなか入って来なくて読み進められなかった。下巻の残り 150ページ辺りから伏線がドンドン回収されて来る感じで一気読み。上下巻で1,200ページ近くあるのも凄いが、本著がデビュー作というのに改めてビックリ。著者の作品には本著の登場人物が所々に出て来るようで色んな作品を読む際に思い出したい。
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薦渕雅春
短編集とは知らずに図書館で借りた。5話からなる短編集。「崖の下」「ねむけ」「命の恩」「可燃物」「本物か」の5話で、どれも意外な結末を見せてくれる。大掛かりなトリックや仕掛けがある訳ではなく、勘違いに近いようなものや隙間を突くような推理、展開を見せる。「崖の下」も興味深く読み進められたし、所々にヒントが隠されていながらミスリードされてる感も。「ねむけ」もありそうで無さそうな、本来はミステリーのネタとも言えないような話か。タイトルにもなっている「可燃物」よりは「命の恩」がストーリーとしては1番好きだったかな。
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薦渕雅春
『汝、星のごとく』のスピンオフ的な作品なのかな、と思ったが、続編?本著だけでも十分に面白かったし違った趣を見せていたのでは、と思う。「春に翔ぶ」「星を編む」「波を渡る」の3編からなるがそれぞれに主人公が異なるようで雰囲気も変わり良かった。タイトルにもなっている「星を編む」は植木渋柿、二階堂絵理、2人の編集者が上手く描かれていて『汝、星のごとく』も含めて本著を客観的に見ている感じがした。北原草介の若い頃のストーリーもあり分かりやすかったが、最後には61歳になってる、との事でいつからの話だったの?とも感じた。
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薦渕雅春
著者の作品では、永瀬廉さん、杉咲花さん、北村匠海さん達の出演で映画化された『法廷遊戯』が有名だと思うが、映画は観たもののまだ読めていない。著者の作品を読むのは『六法推理』に続いて2作目。本著は検事の印藤 累、弁護士の深夜朱莉、何人か死者が視える人物が登場する。印藤はある日、〈未解決事件〉の幽霊が視えるようになる。導かれるように「深夜法律事務所」を訪れるとそこは変わり者の弁護士・深夜朱莉が真夜中にだけ、幽霊のために営業する事務所だった。訳あって現世に縛られた幽霊を救い、成仏させるためにはどうすれば良いのか。
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薦渕雅春
著者の作品を読むのは、第24回大藪春彦賞受賞作の『トリカゴ』以来2作目か。なかなか面白かった。〈何の変哲もない、いつもどおりの一日のはずだった。〉が、桐谷雅樹は4ヶ月前からシステムエンジニアとして常駐している生命保険会社に刑事が訪れて一変する。身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕されることとなった。カギを握るのは幼い頃にアメリカ人夫婦の所に国際養子に出されて雅樹がその存在をも知らない双子の弟。日本名では基樹と言うその弟〈ジェイク〉と仲間に監禁され犯罪の片棒を担がされそうになる。残り100ページあまりで急展開。
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薦渕雅春
6話からなる短編集。架空六法というタイトルにも因んでいるかと。「元彼の遺言状」から始まる弁護士ものでもなく「競争の番人」のシリーズの公正取引委員会の話でもなく、架空の設定に基づくチョッと馬鹿げたような面白い話。「動物裁判」「自家醸造の女」「シレーナの大冒険」「健康なまま死んでくれ」「最後のYUKICHI」「接待麻雀士」の6話で、どれも目から鱗のような、なかなか思いつかないような面白い設定を考えているかと。著者にもこんな作風があったのか、と今後も楽しみにさせてくれるSF的なブラックユーモアの効いた話だった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/29(4282日経過)
記録初日
2012/12/12(4450日経過)
読んだ本
2121冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
694538ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
2068件(投稿率97.5%)
本棚
120棚
性別
年齢
61歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
香川県
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100004106894349
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