読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

薦渕雅春
読んだ本
11
読んだページ
3001ページ
感想・レビュー
11
ナイス
416ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

薦渕雅春
令和4年 第68回江戸川乱歩賞を史上最年少で受賞。暫く積読状態だったが、著者が新作を刊行したと知り早く読んでおかないと、と思い読了。面白かった。直径 7.7kmを超える小惑星「テロス」が 2023年3月7日、地球に衝突する。しかも熊本県阿蘇郡に。その半年前に公表されてから人々は逃れようと大移動し、日本に残っている人間もどんどんいなくなり、まして九州にはほとんど残っていないと思われた。似たような設定は知念実希人さんの作品にもあったと思う。本著はそう言う設定ながらも登場する人物のキャラクターも魅力的で面白い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

薦渕雅春

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3810ページ ナイス数:703ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/360981/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
11

薦渕雅春
ビートたけしさんの原作とは知らずに映画を観た。それ以来、原作も読んでみようと思っていたがようやく読めた。映画はほとんど原作に忠実に作られていると思ったが、映画の方が上手く描写出来てるなあ、と感じたところもあった。二宮和也さんと波瑠さんとの映像が頭に浮かんでしまうがそれも良いものだなあ、と。原作は170ページあまりでそんなにはボリュームもなく、詳しい描写も敢えてしてないような、シンプルな感じ。だからこそ映画化した際に付け加える点も多々あったのかな、と。スマホや最新のITに頼らないアナログな世界観が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
タイトルと冒頭の著述、ナイジェリアから帰国した商事会社社員がエボラ出血熱かもしれないような感染症にかかった、という事で感染症のパンデミックとかのストーリーかと思ったら全く違った。上記のおかげでたまたま見つかった自殺者、自殺かと思ってしまうような死体、そこから東京の田舎の方・姫原村にある建設会社である片山興産へと繋がるのだが序盤ではまだまだどんな展開になるのか想像もつかない。終盤の戦闘シーンは今の日本では想像出来ないシーンかと思う。日本各地にある原子力発電所が同時に狙われるというショッキングな設定、ヤバい!
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
警視庁刑事部捜査第一課の刑事が全員女性で、名前が戦国武将っぽい名前をしている、それだけで十分に面白そうで楽しめる。〈織田信子〉とか〈木下秀美〉〈徳川康子〉とか、中心になるのはその辺り、捜査第一課第五係の班長をしているのが〈織田信子〉でその部下たち。他の係の班長たちが何故か事件に巻き込まれたり犯人になったりする。5話からなる連作短編集のような形を取っているがタイトルも面白い。「桶狭間に散る」「本願寺一族の野望」「本能寺殺人事件」など、歴史上の出来事とも比較してワクワクするが、タイトルからも予想がつく展開に!
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
上巻から順調に読んできて、終盤に近づくにつれチョッと物足りないなぁ、とも感じてた。ところがラストの 50ページ程、第十章「青い鳥」の最後から第十一章「石のスープ」の最終章に入り読んでる自分を疑うような。えっ、何か大事なところを読み飛ばしたのか? まさか、こんな結末、こういう設定、筋書きを用意していたとは!これはネタバレを先に知ってしまうと面白さも半減、それ以下だと思う。ドンデン返しと言うのともチョッと違う、良い読後感か。著者の作品では色々な登場人物が被ってる事もあるらしいが、本著の登場人物は皆んな魅力的。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
著者ならではの学園もの、かつタイムトラベルものか。主人公の2人の名前が興味深い。依田いつか、坂崎あすな、いつか は想像出来るが、あすな は明日は檜になろう、の あすなろ から来てるのが面白いしお洒落。著者のデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』と比べても断然に読みやすく書かれていると思う。本著ではプロローグで冷たい川の水の中に遺体があるような感じで怖いミステリーの雰囲気を漂わせていたが、そのあとは高校生の身近な生活とかが描かれていて親しみを持って読める。まあ、イジメがあったりはするのだが・・・下巻へと期待。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
著者の作品はこの間読んだデビュー作『十七八より』に続いて2作目。本著は中学受験を終えたサッカー少女と小説家の叔父が一緒に利根川沿いに鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出るストーリー。前作もそうだったが著者はふりがなを振らない。中盤に差し掛かる手前まで主人公の〈亜美〉は〈アミ〉だとばかり思って読んでたが〈アビ〉だった。「亜細亜の亜にーーー美少女の美で、アビ」 ジーコの話とかも出てきて懐かしかった。旅の途中でジーコのお陰で鹿島アントラーズのファンとなったお姉さんと出会う。しかし、ラスト1ページで愕然とする。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
令和4年 第68回江戸川乱歩賞を史上最年少で受賞。暫く積読状態だったが、著者が新作を刊行したと知り早く読んでおかないと、と思い読了。面白かった。直径 7.7kmを超える小惑星「テロス」が 2023年3月7日、地球に衝突する。しかも熊本県阿蘇郡に。その半年前に公表されてから人々は逃れようと大移動し、日本に残っている人間もどんどんいなくなり、まして九州にはほとんど残っていないと思われた。似たような設定は知念実希人さんの作品にもあったと思う。本著はそう言う設定ながらも登場する人物のキャラクターも魅力的で面白い。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
主人公はソ連時代のエストニア生まれのラウリ・クースク。コンピュータプログラマー。子供の時から数字に滅法強く父が持ち帰ったコンピュータを操り自分でプログラミングしていた。バルト三国と言えば、エストニア、ラトヴィア、リトアニア。1988年11月、エストニア最高会議は「主権に関する宣言」を行い、共和国の法律が連邦法に優先すると主張、リトアニア、ラトヴィアも続く。1989年8月には200万人の人々が手を繋ぎ三国の都市を結び、600Kmの人間の鎖が出来た。そんなバックボーンのラウリの人生、モデルとなる人は居たのか?
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
面白いタイトルに惹かれて図書館で予約。北京では湖の水も川の水もパッキパキに凍っていた、ということか。〈冬の北京はパッキパキ〉主人公の菖蒲(あやめ)の頭にラップが流れてきた。コロナ禍の中、単身赴任で北京に行っている年上の旦那さんに呼ばれて北京へと行く事となった菖蒲、元銀座のホステス嬢。元同僚の友達、美杏に言わせると「私たちの働いてたあの店のあったとこ、銀座っていうかほぼ新橋じゃん」だが。自由奔放な菖蒲、日本に居ようが北京に行こうが気の向くまま自由奔放に生きている。日本でもコロナ禍に関わらずあちこち出掛けて。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
昨年の夏から読み始めた〈宇佐美まこと〉さん、本著が 13冊目。内容は知らずに図書館で借りてみたら短編集だった。著者の作品はやはり長編がいいなぁ、と感じた。ただ、短編で話をまとめるのも難しいと思うから著者の発想力、構成力も凄いし文章そのものも上手い。第1話、タイトルにも繋がってる『悪魔の帽子』はチョッとバイオレンスなシーンが続き、どうかなぁ と感じたが、ラストにはビックリ。『夏休みのケイカク』『花うつけ』『みどりの吐息』とかも面白くワクワクさせてくれる。『あなたの望み通りのものを』『左利きの鬼』も良かった。
が「ナイス!」と言っています。
薦渕雅春
昨年10月に単行本化された著者の最新刊か。「無人島に3つ持っていくとしたら?」という定番の話題で盛り上がるバーの常連たち。マスターの告げた一言で更に盛り上がる。「俺、無人島、持ってるよ」そして、3つのアイテムを持って皆でマスターの無人島に行く事となる。序盤は和気あいあいと進み、著者の作品としては穏やかな感じ、と思っていたら、タイトルに「ロワイヤル」と着いているのがなるほどと納得の展開に。先日読んだ『方舟』のクローズドサークルとはまた違った、無人島に取り残されてしまうというクローズドサークル。さあどうなる!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/29(3985日経過)
記録初日
2012/12/12(4153日経過)
読んだ本
2023冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
663653ページ(1日平均159ページ)
感想・レビュー
1974件(投稿率97.6%)
本棚
108棚
性別
年齢
60歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
現住所
香川県
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100004106894349
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう