
「私は、経過する時間の中を私だけが生きている、みたいな錯覚を持っていて、たとえば母校の中学に行けば当時の同級生が授業を受けている気が未だにしている。」(p123)/「自分以外の人間がみんな自我を持っていると思うのが怖い。街をゆく人それぞれ過ごしてきた年月があって、好きなものや嫌いなものがあって、今日の夕食何にしようかなとか考えているのかと思うと、情報量が多すぎて気が狂いそうになる。」(p143)/「大きなお世話」とは、他人の優先順位をコントロールしようとする暴力のことだ。(p182)
面白そうな本なら何でも読みたい
ミステリ、文学、SF
【好きな作家】
城平京
山田風太郎
法月綸太郎
谷崎潤一郎
津村記久子
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