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2024年8月の読書メーターまとめ

鷹野郷 善後
読んだ本
14
読んだページ
4354ページ
感想・レビュー
14
ナイス
152ナイス

2024年8月に読んだ本
14

2024年8月のお気に入り登録
2

  • きりん★
  • ダーク

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鷹野郷 善後
溺愛していた弟が死んで悲嘆に暮れていた主人公。弟が残した遺言書から、弟の元恋人に会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社の活動を手伝うことに。食べることを通じて、ぶつかりながら少しずつお互いを理解し距離を縮めていく二人。 事実だって見える角度を変えれば、嘘にも真実にもなる。生きて移ろい揺蕩っている人が、ある一方から見た面だけが正解な訳がない。でも人は、自分が見ているものが正しい面だと思っている。 傷つきながら自分の気持ちを素直に整理し吐き出す主人公の立ち直っていく姿は、苦しいが愛おしい。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

鷹野郷 善後

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3231ページ ナイス数:108ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/375062/summary/monthly/2024/7

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
14

鷹野郷 善後
溺愛していた弟が死んで悲嘆に暮れていた主人公。弟が残した遺言書から、弟の元恋人に会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社の活動を手伝うことに。食べることを通じて、ぶつかりながら少しずつお互いを理解し距離を縮めていく二人。 事実だって見える角度を変えれば、嘘にも真実にもなる。生きて移ろい揺蕩っている人が、ある一方から見た面だけが正解な訳がない。でも人は、自分が見ているものが正しい面だと思っている。 傷つきながら自分の気持ちを素直に整理し吐き出す主人公の立ち直っていく姿は、苦しいが愛おしい。
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鷹野郷 善後
最後の数行、ラスト1ページでどんでん返しが待っている短編集。そうとも知らずに読んでいると衝撃を受けるが、そういうシリーズかと思えば構えながら、どこに伏線があるのか考えながら読めて、それはそれで楽しい。印象に残った話はないが、読後感は悪くない。
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鷹野郷 善後
最近気になっている作家さんの一人。自殺者が3人出た学年で、もう一人殺されると知った主人公が、自分に授けられた特殊な能力を使って真相を突き止めようとする。能力自体はスタンドみたいに途方ものないパワーを秘めたものでもなく、様々な縛りがある。他にも能力を持っている人がいて、能力バトルのストーリーではなく、どうして自殺したのか、本当に自殺だったのかを、高校生らしい学校生活の息苦しさを交えて真実に迫っていく。
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鷹野郷 善後
フィクションとは思えないぐらい、アフリカでの現状、子どもたちへの辛い仕打ちが現実に迫るように描かれている。ラストがどうだったか覚えてないぐらい、途中までの展開が印象的だった。
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鷹野郷 善後
東京本社でしくじったエース社員の主人公が、宮古島での新規プロジェクトを任命され、現地に赴くと同僚が殺される事件が発生。巻き返しをはかる主人公は、プロジェクトの推進と事件の真相が不可分であることに気づかされ、事件の真相に迫る。 少ない登場人物なのに、どのキャラにもしっかり思惑があって犯人を絞り込めそうで絞り込めなかったところは良かった。勧善懲悪的な展開ではなく、現実的な事件の終息の仕方は好感が持てた。今後の作品に期待。 それにしても、聞いたことない出版社だったな。
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鷹野郷 善後
令和の星新一と名高い著者の1冊。表題作を含むショートショートが収められている。物語の設定は面白く、読み始めは楽しく読めるんだけど、途中の転換が思ってたのと違って、最終的な着地点も違うから、なんだか残念な感じになる話ばかり。世にも奇妙な物語を期待して読むと肩透かしになる。もう少しヒネリがあったらなぁ。
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鷹野郷 善後
タイトル通り。読み始めた最初は分からないけれど、途中からあぁそういうパターンの話(ファンタジー)の話と思いきや、思いっきり現実的な話だった。サイドAのあとにサイドBが来て、事件そして事故の表面からでは分からなかった真相があぶり出される展開は見事。障碍者が皆、良い人ばかりではない。これは自殺でも他殺でもない事故。誰もがそう思う完全犯罪だった。
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鷹野郷 善後
自殺対策のNPO代表が、集団自殺を唆すVRゲームと対峙する話。希死念慮については理解できないが、そういったものを持つ人たちにどう接するのが良いのか分かりやすく書いてある。VRを使った現代の催眠・洗脳を見せつけられたようだ。没入感がすごいゲームというのは、現実世界との境界線が曖昧になるということ。近い将来、起こってもおかしくない事件だ。
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鷹野郷 善後
これまで少子化対策として必要だと言われていた観点が挙げられており目新しさはないが、古い価値観、固定観念にとらわれた人が読めば目からウロコかもしれない。統計結果に基づいて、アンコンシャスバイアスの悪を指摘している。50代以上の人たちに是非読んでもらいたい。シルバー民主主義が日本を滅ぼす。若い世代には投票用紙を2枚渡してあげたらいいのに。
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鷹野郷 善後
日本人が古来から敬い、恐れ、祀ってきた神たち。全国的に有名なものもあれば、地域に根差し、その土地の人たちしか知らないが、代々儀式を行い鎮めてきたものもある。そんな中、コロナ禍である。祭りには意味がある。その祭りを止めるための祭りも必要であった。でも現代人は神への恐れが薄れ、自分たちの生活が中心になる。荒ぶる神を鎮めるために派遣されてきた祭祀保安協会。文化庁の外郭団体だという。如何にもという感じ。ふるべゆらゆら。作者の知識がすごい。
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鷹野郷 善後
岩崎検事シリーズ第3弾。相変わらずの胆力。もはや無鉄砲の域。今回の敵は、ヤクザと薬物。そして公安調査庁。1作目で娘も巻き込まれる怖い思いをしているのに、懲りないなぁ。真相にじわじわ近づいてく感じ、ラストに黒幕が明かされる展開はなかなか良かったが、全体的にフリガナが多くて読みにくかった。ライオン女のシリーズは、もう良いかな。登場人物たちのキャラが立ってて良いんだけど、ちょっと無謀すぎる。
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鷹野郷 善後
これまで手を出さずにいたシリーズ。お勧めだと言われて読んでみると、確かに面白い。登場人物たちが魅力的で、主人公の語り口が軽妙。筆者が山月記が好きだというのを知ってから読んでいるので納得。田舎で患者と向き合う医師が、医療とは何か、生きるとは何かを考えさせながら生きていく。シリーズ化しているが、出てくる人たちが良い人たちばかりで、追いかけようか悩ましい。
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鷹野郷 善後
やはり天才だ。前著も読んだが、一人の人間がペンネームを分けるだけで、こうも書き分けられるものなのか。個人的にはゾンビが好きなので「カー・オブ・ザ・デッド」が良かったが、ホラーもミステリーもハートフルもどれも詰まっていて、幕の内弁当のようなボリュームと満足感。
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鷹野郷 善後
好きな作家さんの一人。詐欺師は詐欺師でも、悪い奴らからしかお金を取らない詐欺師(本人は否定しているが)の話。ひょんなことから、復讐に人生を捧げている若い女性と知り合い、超一流の女性詐欺師はその行動に加担することにする。両親の仇を探し続けていくと、真相にたどり着くことになるが、そこには思いもよらなかった真実が隠されている。誰が悪で、何が正義か。お金の価値と幸せは相関関係があるのか。非常な現実が突き付けられて、物語は終焉する。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/13(4095日経過)
記録初日
2003/07/13(7748日経過)
読んだ本
1165冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
406775ページ(1日平均52ページ)
感想・レビュー
955件(投稿率82.0%)
本棚
8棚
性別
年齢
42歳
血液型
B型
職業
事務系
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