2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:548ページ ナイス数:395ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/375756/summary/monthly/2024/5 リタイヤしてたくさん本が読めるはずなのに。あーん、だらだらしてしまってます。いかんいかん。
レナの上司、黒人女性のデニースが果たして有能なのか無能なのか?も最後の方までわからない。彼女がいい人なのか食わせものなのかもわからない。その辺に事件をとく鍵があるのだが。さて、デニース、これは大失敗なのか?それとも??とワケわからんようになるのです。レナも悪役っぽく登場するが、さすがに途中からやや気の毒にもなってくる。サラの立場に立てば許せないだろうが、人間には誰しも悪いところはあるわけで。その悪さがどの程度なのよ?という話のようにも思える。許しがたいほどの悪、許しがたいほどの欺瞞を観たあとでは。
これはネタバレせずに最後まで読んで欲しい。とにかく、怖い。いろんな意味で怖い。アマンダのついた嘘(ウィルのために)はいつかバレる日が来そうだな。しかしとにかく、怖い。「私は彼の妻よ、彼を愛している」という〇〇の妻がめっちゃ怖い。アンジーもだが・・・。いや、もうとにかく怖い人だらけ。
それにしてもホーキング博士って本当にすごい人だったんだなあ。「あと数年の命」という余命宣言まで彼の天才の前に消えてしまった。そしてこの話を知るとすごく楽しく、ハッピーになる。正岡子規にホーキング博士のことを、タイムマシンに乗って教えてあげたい、そう思ったりした。
イヴリンの隣人のもと職業カメラマンだった叔母さんのキャラが濃い。濃すぎる。この人が良くも悪くもアクセントになっている。でかい体を折って車のトランクに隠れるウィルが気の毒。イヴリンが「それ」を隠しおおせたのはすごいが、やっぱり無理があるなあ。
好きな歌を引用「夜間飛行の機内しばらく消灯しだれからもいま遠い瞬き」「むらさきの空気冷えつつ水鳥もわれも日暮れの臓腑のごとし」「いちめんの鯖雲がゆく空のしたコンビニ跡にコンビニが建つ」「若武者の林檎と修験者の柿とわが家にて逢ふ時雨降るけふ」「おほぞらに寒き海ある朝明けを鳥は渡れり水のこえゑして」「シクラメンは一重瞼の女なり眼を細めては『いいのよ』と言ふ」「たくさんの山羊生まれたり白い山羊生まれたりこよひふかくねむらん」「こころゆくばかり自分を楽しめとグリンピースは遠くへ飛べり」
大阪府在住。音楽(主にクラシック)鑑賞、読書、サッカー観戦とお絵描きが好きな中年女子です。外資系金融業界に勤めてきた経験から、経済と金融の本にはうるさいです。経済・金融・投資に関するインチキ本については、親切心から批判的なコメントをすることがありますがご容赦ください。
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これはネタバレせずに最後まで読んで欲しい。とにかく、怖い。いろんな意味で怖い。アマンダのついた嘘(ウィルのために)はいつかバレる日が来そうだな。しかしとにかく、怖い。「私は彼の妻よ、彼を愛している」という〇〇の妻がめっちゃ怖い。アンジーもだが・・・。いや、もうとにかく怖い人だらけ。