1Q84BOOK3の感想に私は“ごちゃごちゃ書くより、奇妙な心地よいこの雰囲気を楽しもう…”と書いてるけど…。イエロー・サブマリンの少年、Ｍ＊＊君はカレンダーボーイ。思わず“I…I love my calendar boy”と口ずさみ、君の生年月日はいつなの？と聞いてみたくなる。さて不感症のコーヒーショップ女性店主は、閉店後に1日1本の煙草を吸い一杯のウイスキーを飲む。ほんと今日一日お疲れ様だ。彼女の言う”ガルシア＝マルケスの住んでいた世界では、現実と非現実は極日常的に混在していて…”が本書の底流なのか？

1Q84BOOK3の感想に私は“ごちゃごちゃ書くより、奇妙な心地よいこの雰囲気を楽しもう…”と書いてるけど…。イエロー・サブマリンの少年、Ｍ＊＊君はカレンダーボーイ。思わず“I…I love my calendar boy”と口ずさみ、君の生年月日はいつなの？と聞いてみたくなる。さて不感症のコーヒーショップ女性店主は、閉店後に1日1本の煙草を吸い一杯のウイスキーを飲む。ほんと今日一日お疲れ様だ。彼女の言う”ガルシア＝マルケスの住んでいた世界では、現実と非現実は極日常的に混在していて…”が本書の底流なのか？

クスノキの番人直井玲斗、伯母の軽度認知障害柳澤千舟、詩を書く女子高生早川佑紀奈、脳腫瘍を患い絵を描く中学生針生元哉が織りなす楠のイタコ風感動巨編。刑事中里は“この世の不条理をすべて見届ける宿命を負った人物とはクスノキの番人、直井玲斗、君だ。千舟さんのスピリチュアルな説明で納得する訳にはいかない”…と言うが、このスピリチュアルな人の言葉にこそ深い意味がある。競馬、競艇の予想から株価の見通しまで幅広い。波動が合えば買えばいいだけだ。それにしてもクスノキの中で蝋燭をつけてなんて…火事になったらどうする。危ねぇ。