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2022年12月の読書メーターまとめ

keiトモニ
読んだ本
7
読んだページ
3162ページ
感想・レビュー
7
ナイス
477ナイス

2022年12月に読んだ本
7

2022年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

keiトモニ
彼に鑑定できない証拠物なら他の誰にも鑑定できないから“最後の鑑定人”と呼ばれる土門誠が鑑定する4つの連作短編。第4話“風化した夜”の土門が真犯人に告げる。土門も含め“大事なことを見落としていたのでは…誰がやったか、そればかり追い求めて、被害者とその周囲にいる方々を見過ごしていた。被害者やご遺族は何を望んでいるか、考えれば…“…形は違うが同様と思えるのが、元人権派弁護士でありながら、妻殺害により死刑存置派に鞍替えした岡村勲弁護士の件にだ。”名探偵ものの世界に、新たなヒーローの登場“と宮部みゆき氏書評にある。
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2022年12月にナイスが最も多かったつぶやき

keiトモニ

12月月初は何かと用事があって本日屋島成田山聖代寺に参拝。参道の階段に赤山茶花が咲いていました。2022年11月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2472ページ ナイス数:516ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/37742/summary/monthly/2022/11

12月月初は何かと用事があって本日屋島成田山聖代寺に参拝。参道の階段に赤山茶花が咲いていました。2022年11月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2472ページ ナイス数:516ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/37742/summary/monthly/2022/11
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2022年12月の感想・レビュー一覧
7

keiトモニ
藪秀通氏解説に“週刊少年ジャンプの漫画の原作となる小説を書いてもらいたいとの依頼に応じて書かれた”のが本作とか。主人公棗希郎右衛門の“黄龍の耳”の凄い力が発揮するなんて成程漫画チック。“大沢作品の中でもやや異質なジャンルに属する”と解説にあるも、異質は明白。巻を措く能わず、とは言い得て妙なり。希郎右衛門が京の芸妓綾音に“初めてあなたを見た時からあなたを好きになった。すべてを知りたいと思った。そのすべての意味が今わかった”と迫る。“棗はんは本当にそこまでうちのことを…お風呂の用意をしてまいります”とは如何。
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keiトモニ
間野総治が公安一課に配属された1969年、当時を知る元機動隊員や公安警察官がよく漏らしていた“あの頃は異常だった…デモやバリケード封鎖に参加した学生の大半は確たる政治思想はなく、米への反感、日本政府への批判意識のみに動かされ…機動隊が「国家権力の犬」としての憎悪の対象となった”…よく覚えています。ほんとその思いでデモに参加していましたね。現在のWカップに、或いはハロウィンに熱狂し渋谷に繰り出す若者と同じ現象なのかも。郷原宏氏解説“新宿鮫が健在である限り日本ミステリーは健在である”と。えっ香田警視正が辞表!
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keiトモニ
老人・壮年・青年が組んだこれほどの大掛かりな猿芝居が成功するとは…それも大学講師ともあろう人が。世間知らずの学者馬鹿だからか。“600ページを一気読み!どんでん返しは何回あるのか?驚愕と感動のミステリ巨編!”と帯にある。確かに巨編ではあろうけど驚愕と感動はさてどうか。“作中作の手記は推理作家協会賞選考委員の北森鴻から「ここまでの長さは必要であっただろうか」と指摘”と野地嘉文氏解説にあり、事程左様に長いことから主人公2人でややややこしい。松嶋と妻の夫婦喧嘩、そんな原因で妻が実家に帰るか?解説者も疑問を呈す。
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keiトモニ
5年2組担任の山浦美津子先生は相当な美人で人気。でも“他人を自分の意のままに従えるのは当然と思っていて、自分を他人に合わせるすべを知らない女だった”とか。それアホそのものじゃん。自由奔放もここまでくりゃそりゃ殺されるわ。彼女に溺れたのが、2組の小宮山君のお父さん。大学病院の外科医。ああ世も末か。彼に事情を訊く仁科刑事“奥さんが感づいているような気配は?…それはないと確信してます”…相棒の太田刑事“いくらバレていないと思っても、女房は男が思うよりずっと勘が鋭いものですよ”そうです。女房は確実に気付いてます。
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keiトモニ
彼に鑑定できない証拠物なら他の誰にも鑑定できないから“最後の鑑定人”と呼ばれる土門誠が鑑定する4つの連作短編。第4話“風化した夜”の土門が真犯人に告げる。土門も含め“大事なことを見落としていたのでは…誰がやったか、そればかり追い求めて、被害者とその周囲にいる方々を見過ごしていた。被害者やご遺族は何を望んでいるか、考えれば…“…形は違うが同様と思えるのが、元人権派弁護士でありながら、妻殺害により死刑存置派に鞍替えした岡村勲弁護士の件にだ。”名探偵ものの世界に、新たなヒーローの登場“と宮部みゆき氏書評にある。
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keiトモニ
宮部みゆき氏書評に“秋の夜長に読みだしたら止まらないミステリー&したたかな生命力を持つ女性たちの存在感が強烈”と。確かにこの女性達は強烈、でも私は豊洲バーベキュー事件犯人の“人生の最後に一度くらい殺す側にまわってもいいじゃないですか。勝木さんには僕の言っていることが理解できないでしょうね。それは恵まれた環境にどっぷり浸かってるからですよ。殺されるより殺す。それを実践しただけです”及び被害者・世間に“ざまあみろと思ってますよ”が強烈。北海道灰戸町の空気も赤井三葉の“死ね、バーカ”もうら淋しいトーンに思える。
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keiトモニ
ユーモア本格推理の雄が“最大最長最新傑作!”と、なぜか3つの“最”を強調する傑作とした帯。しかしその3つの最も、この島の仕掛には最低と4つ目の最がつくのではないかしら。しいていや本書のユーモア“二つの岩の縦1mの隙間、そこに僅かな裂け目。まさかそこを通れって!無理無理無理…見たところ隙間に引っかかるほど凹凸がのある身体つきでもなさそうだし…誰が凹凸のない身体つきですか!”…。弁護士がさほど能力もない探偵の助手にさせられた。これも小早川隆生の天然ボケキャラからくる魔法か。引っかかる弁護士もどうかと思うが…。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5317日経過)
記録初日
2009/11/02(5317日経過)
読んだ本
1971冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
633383ページ(1日平均119ページ)
感想・レビュー
1965件(投稿率99.7%)
本棚
233棚
性別
血液型
AB型
職業
事務系
現住所
香川県
外部サイト
URL/ブログ
http://20823489.at.webry.info/
自己紹介

どうも、天邪鬼的に読んでいるようでいけません。素直に感想を書けるといいのですが…。

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