貿易収支からみるとイギリスは赤字だった。それが19世紀に入り、世界最大の海運国家となることで海上保険や電信が発展し、国際貿易の決済がロンドンでされたことで諸外国から膨大な手数料収入を得た。なるほどな~。
流れを止めると決壊するから受け流す治水を行った禹王。地元の文明堤のエアーホッケーみたいな水の流れを受け流していく位置取りを思い出すにつけ、受け流すから文明にした丘隅えらい。…ちょうど手元にアジア人物史の1巻があってよかった。ありがとなす。
巻末の主要参考文献は歴史に関係あるものはだいたい目を通したことのあるものばかりだったんですが、唯一小説であがっており、著者が第五の杖と評していたディック・フランシスの「大穴」ってどんな話なんだろ。ちょっと興味がわいてきた。
今、天意っていう始皇帝にぬっ殺されたおなごの生まれ変わり?がトラックに跳ね飛ばされてタイムスリップして韓信や蕭何なんかと始皇帝を殺るぞってドラマをアマプラで見てるんで、人物関係図がざっくり分かってとても良かったです。おなご、スマホで自撮りするしお天気予報アプリ使って雨乞い成功して女神になるし、(電波と充電どうした)時代劇だけど宇宙人いるし訳わからんけど、ちうごくなろう系新鮮で良い。まあみんなノッブのところにタイムスリップするし、ちうごくなら三国志か始皇帝が定番なんだろな。なろう系の実写化には覚悟がいる。
スパイスが資源でなくなった過程としてフランスがクローブとナツメグの苗を持ち出し、管轄下の島で栽培できるようになったからとあって、…こないだブラジルからゴムの種を大量に持ち出して東南アジアでプランテーション作ってゴム経済崩壊させたって新書で読みましたよね英仏よ…ってなりました。そんなカス共の未来の国々がEU主体でサーキュラーエコノミーの中心になろうとしてるってそう上手くいくもんかね。
ドイツも日本も敗北が決まった途端、徹底抗戦や総員戦死や集団自殺といったものはなかったことになった。ユダヤ人の虐殺はなかったことにならなかった。エーデルヴァイス海賊団の存在も消されかけ、それでもこうやって小説になるほどに遺っている。読んでいる間、何度もXに流れてきた「私の祖父はガザを爆撃するためにアウシュビッツを生き延びたわけじゃない」というツイートが思い起こされた。https://x.com/MannieMighty1/status/1741894673642229987?s=20
爆殺日に与謝野鉄幹晶子夫妻が満州旅行に優雅に訪れてたそうで、当日早朝「へんな音が幽かに聞こえた」とのこと。厭な或る直感に思わず眉をしかめたとのことで、なんとなく何がどうなってるかはみんな推測できる段階まで来てたんだろうな…。
活字が好きです。漫画、小説、白米、歴史、ゲームなんでも好きです。なんでも読みます。本の装丁、表紙や遊び紙に用いられた特殊紙なども大好きなので、気になった装丁などの覚え書きもメモします。
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ドイツも日本も敗北が決まった途端、徹底抗戦や総員戦死や集団自殺といったものはなかったことになった。ユダヤ人の虐殺はなかったことにならなかった。エーデルヴァイス海賊団の存在も消されかけ、それでもこうやって小説になるほどに遺っている。読んでいる間、何度もXに流れてきた「私の祖父はガザを爆撃するためにアウシュビッツを生き延びたわけじゃない」というツイートが思い起こされた。https://x.com/MannieMighty1/status/1741894673642229987?s=20