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資源争奪の世界史 スパイス、石油、サーキュラーエコノミー

感想・レビュー
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鯖
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スパイスから始まり、石炭石油、そして廃棄物から資源を再生し利用するサーキュラーエコノミーへと続く資源についての本。すべての企業ステイクホルダー等が協力しサーキュラーエコノミーに取り組むことで日本を資源国へと著者はいうけど、そしてそれはその通りなんだろうけど、そうならないんだろうなあという徒労感ばかりが漂う我が国の現状である。
鯖

スパイスが資源でなくなった過程としてフランスがクローブとナツメグの苗を持ち出し、管轄下の島で栽培できるようになったからとあって、…こないだブラジルからゴムの種を大量に持ち出して東南アジアでプランテーション作ってゴム経済崩壊させたって新書で読みましたよね英仏よ…ってなりました。そんなカス共の未来の国々がEU主体でサーキュラーエコノミーの中心になろうとしてるってそう上手くいくもんかね。

01/20 22:02
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とし
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資源とはなにか、それは決して石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料だけを指すわけではない。 古くはスパイスも資源として争奪されていた。 イスラム商人がスパイスの原産地を隠していたというのはおもしろい。 フランスが移植に成功させることによってスパイス戦争も自然消滅に向かうというのは当時の自然科学の大事さが分かる。 欧州を中心に新たな市場への転換を図って政官の合わせ技で大規模に資源循環を仕掛けてくる中、日本はどう戦っていうか、考えさせられる内容だと思った。 NACSとchademoはどうなるか気になるところ。
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KuJu
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サーキュラーエコノミーのため、資源の歴史から勉強。世界史の授業の時に読みたかったな。随分前の話だけど。
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RST
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技術は良いが政策は弱い日本。増え続けるゴミの分別のような草の根の努力が実に結びついていない感覚。
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subabai
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資源を巡る世界の動向の解説本。世界史というよりはほぼ現代かつ、エネルギー資源に重点を置いた内容。期待していた内容とはずれたが、再生可能エネルギーをどのように使いたいのかがよくわかった。エネルギーに近い世界で働いているため大変勉強になった。環境問題を比較的軽視している中国が技術的にも抜きん出ることがわかったしやはり日本は今後もトップになるのは難しいのかなと感じた。せっかく周りに資源はあるのに...
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まみこ
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大部分はエネルギー変遷と、再生可能エネルギーの現状と展望について。この本を読むと私達の未来の生活を具体的にイメージできる。日本はエネルギー転換を牽引していける技術(リチウム電池やネオジム磁石、リーフ、ミライ、チャデモetc)があるにも関わらず、後手後手に回ってエネルギー転換後進国となってしまっている。なのでコストもまだ高い。化石燃料を持たず資源に乏しい日本だったが、ブルーエコノミーやサーキュラーエコノミーを導入していけば、資源大国となることも可能。日本人(私)の体感より世界はエコに進んでいた、、
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kamekichi29
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資源と資源確保にまつわる歴史。エネルギーの資源だけでなくスパイスも資源。その争奪に戦争まで起こったり。過去の話から最近の資源確保、再生可能エネルギーやサーキュラーエコノミーの話など。日本は最初はなんでもリードするような立ち位置にありながら、あらゆる点で後退していっているなと改めて認識させられる内容でした。
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佐々木基
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紙版で読了。古今東西のうち、今と近未来、欧州に焦点が寄っている。概観するにちょうどよいわかりやすさだった。もうっちょっと掘り下げがあると読みごたえがあったのではないかと感じた。
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よしじ乃輔
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仕事の関連で。資源とは、から始まり、廃棄物は資源は返還してゆくサーキュラーエコノミーで締めくくる。廃棄物の資源化の世界情勢を知りたかったのですが、過去の歴史も面白く読めます。日本の出遅れはいつ追いつけるのか、切実な段階。それが気がかりでもあります。
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Tetsuya NAKANE
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欧州が牽引する再生可能エネルギーについて、安定電源になりえないという点から懐疑的に捉えていたが、AI、IoT、ビッグデータ等の技術革新によりその脆弱性が克服されているという指摘があり、自分の認識が過去の時点で止まっていたことにハッとさせられた。 資源といえば化石燃料という固定観念も、変えていかねばならないと思う。
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jackbdc
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構成が印象的。勝手な勘繰りだろうが、読者心理を突いたSDGs的お役立ち感が満載な編集方針に攻めの姿勢が滲み出ており印象的であった。文体は平易で読みやすく図表やイラストも豊富。あの全史シリーズ等の評判良い類書を手本にしているのだろう。驚いたのは、過去の歴史は前半分だけで後半はほぼ現代史と割り切る潔さ。再エネ、リサイクル、テクノロジーや金融など昨今の環境界隈の現代性を感じるネタを惜しみなく展開するスタイルはマーケティング重視の編集方針を反映したものなのかもしれないと思った。視点が多様なのも印象深かった。
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K
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資源争奪の歴史。・時代毎の争奪戦メインプレーヤー=その時代の中心国家・争奪の対象:スパイス→化石燃料→再生可能エネルギー(技術)・スペインの再生可能エネルギーの先進性。送電管理会社、コントロールセンターを整備→中国がいち早く注目。・海洋温度差発電、浮体式風力発電、自動車の蓄電池化(V2G)・廃棄物は資源=サーキュラーエコノミー。やはり欧州が進んでいる。日本の都市鉱山には金6800t→世界1位の資源量。
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ky
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スペイン、再生可能エネ発電量は71%。Power to Gas電力の新たな貯蔵法。IoE、ITCを活用して電力の最適需要コントロール。ブロックチェーンで電力の原産を証明。RE100Renewable Energy100%、EnvironmentSocialGovenance投資。限界費用の安い再生可能エネが市場を席捲、従来型発電を淘汰。石油を探査する健全な論理的根拠はない。Vehicle to Grid、EVがエネシスの一部になり余剰電力を活用。買い替え促進の計画的陳腐化を抑制。サーキュラーエコノミー。
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まーRY
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スパイス、石炭、そして石油・ガスから再生可能エネルギー、そしてサーキュラーエコノミー。資源の歴史が分かりやすく面白くまとめてあった。現代のクリーンエネルギーの肝はIoEで、そこにも深くIT企業が絡んでいることを再認識したし、V2Gを見越してEVが一定普及するのも必然だと感じた。 今は変動費のかからないクリーンエネルギーがビジネスチャンスになっているから各国、各企業が取り組んでいる。ビジネス色が強くなりすぎて地球の持続可能性の本質が見落とされ、環境負荷の目線で見ると実際は悪化してる社会にならないかが不安。
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ゼロ投資大学
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人類の歴史は資源争奪と密接に紐づいている。石油や石炭といった有用な資源は、国力に大きな影響を与え、世界の趨勢を決することさえあった。資源を巡って人と国家は、時に対立し時に戦争をするのである。また、資源は大きな技術革新を促す存在でもあった。スパイスは造船技術、石炭は蒸気機関、石油はガソリン車、天然ガスは水圧破砕などその後の文明に大きな影響を与える進歩を生み出した。現在はデータという資源を巡って世界中が研究開発し、しのぎを削っている。全ての資源が人類を革新に導いてきたように、新たな進化を促すだろう。
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奈良 楓
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【良かった】資源としてのスパイスの争奪戦の歴史が意外と面白かったです。現代のエネルギー争奪問題は既知の情報が多かったように思います。
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shigetton
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サーキュラーエコノミー。省資源化と資源の価値を循環サークルの中で可能な限り持続させるという資源循環型の経済。SDGsの目標12に明記されている。中国が10年前にレアアースを輸出禁止して、外交カードに使ったが、そもそもレアアースに資源としての価値をもたらしたのは日本。佐川眞人博士の発明がなければ、ただの泥。ダイキン工業やトヨタは脱レアアース宣言してる。瀬戸内海で、何らかの資源が爆発的に採掘される事を祈るしかない。領有権を気にせずに。
shigetton

鳴海さん。おはようございます。自分の興味ある分野ばかり読んでるので、かなりのバイアスかかってます。(*_*)

10/10 07:37
鳴海

私は逆に全く興味無し分野(笑) だからこんな風に学べるのが有り難いですねー。バイアスはこだわりの証ですね😉👍

10/10 12:37
3件のコメントを全て見る
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mayumi
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スパイス争奪戦から記述されているけれど、メインテーマは現在の日本の資源戦略かと。周囲がSDGsをしきりに言い出したので、丁度いいものを読んだ。日本の技術力は凄いけど、一朝一夕の成果ではないので。技術力と再資源化政策の両方を、長期的に取り組んまねば。
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gaku
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☆☆☆ 後半は再エネの話ばかりだった。
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ta_chanko
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スパイス・石炭・石油・天然ガス…。グローバリゼーションが始まった大航海時代から、世界の希少資源をめぐって覇権争いが起こり、それが世界情勢に大きな影響を及ぼしてきた。世界をリードしてきたのは、ポルトガル・スペイン・オランダ・イギリス・アメリカ。今後は海洋資源を利用したブルーエコノミー、廃棄物を利用したサーキュラーエコノミー、データ資源の活用などで主導権を握った国が世界をリードする。データ資源では中国有利か。日本はエネルギー政策で遅れをとっているが、都市鉱山を上手く利用して政策転換をはかればチャンスはある。
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Go Extreme
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スパイス戦争・資源争奪の大航海時代:金に負けない貴重な資源 4大人物 スパイス戦争勃発 近代化の扉を開けた石炭:森林破壊を防いだ石炭 石炭とイギリスの産業革命 資源獲得競争を加速させた石油、天然ガス:燃ゆる水・石油の登場 石油争奪の時代 気候変動時代の資源エネルギー:再生可能エネルギー エネルギー転換が生み出すエネルギーの新潮流:ブルーエコノミー 廃棄物が資源の主役となる未来:サーキュラーエコノミー 日本が資源エネルギー争奪で生き残るために 資源エネルギー政策は日本が世界をリードするものに
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リットン
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世界史、というわりに、半分以上は現代とこれからの再生可能エネルギーや循環型社会に関する話で、歴史の本ではなかった。最初のスパイスに関する章は面白かったが。。環境にいいこれからのエネルギーという点では、ヨーロッパの会社ばかりがでてきていて、この分野はシリコンバレーの分野とは違うのかもなと思った。
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tom
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過去だけでなく、現在のエネルギーや資源についての世界状況が書かれている。環境重視のエネルギー戦略行くつく先は…。
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