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2024年9月の読書メーターまとめ

紫羊
読んだ本
6
読んだページ
1457ページ
感想・レビュー
6
ナイス
155ナイス

2024年9月に読んだ本
6

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

紫羊
ポール・オースターの小説を初めて読んだ。ここ10年ほどは何故かアメリカ文学には食指が動かなかった。読み始めるとすぐに物語の世界に入り込んでしまった。ポーカーの場面はドキドキしたし、後半の不気味さは安部公房の「砂の女」を思わせる。とにかく最後まで読み手の関心を逸らさない傑作だった。未読の作品が沢山あるのが今は嬉しい。
booklight
2024/09/22 07:45

お薦めです好きな作家のひとりです。

紫羊
2024/09/22 09:22

コメントありがとうございます。 私も一作目で大ファンになりました。次はニューヨーク三部作を読んでみたいです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

紫羊

いろいろあって2冊しか読めませんでしたが2冊とも素晴らしかったので良しとします。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:1056ページ ナイス数:115ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/384616/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
6

紫羊
葬式代に墓終い、僧侶一家の家族資産になり果てた寺と檀家、耳に入る話は魂の救済とはほど遠い。日本の仏教はどうなってしまったのか。どこでおかしくなったのか、何かしらの答えが見つかるかと思って読んだ。求めていた答えはなかったが、世界的なスケールで仏教の歴史をざっと知ることができた。
が「ナイス!」と言っています。
紫羊
装丁の美しさに惹かれて読んでみた。著者の坂口恭平さんのことは、名前を聞いたことがあるだけで詳しくは知らなかった。自らも躁鬱病の苦しみを抱えながら、死にたいと訴える人たちの話に耳を傾ける。困っている人には具体的な支援(たとえばお金をあげる!)をする。そうやって多くの人と繋がりながら生きてきた。読みながら驚きの連続だった。
が「ナイス!」と言っています。
紫羊
ポール・オースターの小説を初めて読んだ。ここ10年ほどは何故かアメリカ文学には食指が動かなかった。読み始めるとすぐに物語の世界に入り込んでしまった。ポーカーの場面はドキドキしたし、後半の不気味さは安部公房の「砂の女」を思わせる。とにかく最後まで読み手の関心を逸らさない傑作だった。未読の作品が沢山あるのが今は嬉しい。
booklight
2024/09/22 07:45

お薦めです好きな作家のひとりです。

紫羊
2024/09/22 09:22

コメントありがとうございます。 私も一作目で大ファンになりました。次はニューヨーク三部作を読んでみたいです。

が「ナイス!」と言っています。
紫羊
「信徒の友」というプロテスタントの月刊誌に2年にわたって掲載された「シリーズ精神障害 そこに働く神の愛をめぐって」が書籍化されたもの。NHKラジオですっかりファンになった石丸昌彦氏の監修というので読んでみた。当事者や支援者が、多くの苦難を共に乗り越えながら歩む姿には心打たれる。支援者自身が精神的に疲弊してしまうケースもあったが、支援者を支援する信徒の輪があり、このような共同体こそ教会と呼ぶに相応しいと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
紫羊
NHKラジオ第2「こころをよむ」シリーズの7月から9月放送分のテキスト。友だちに勧められて第3回の「『分裂病』と呼ばれた病気」から聴き始めた。著者はクリスチャンの精神科医。声音と語りが好ましく、話されている内容にも共感できる部分が多い。何となく白皙の青年医師を想像していたが、テキストの著者紹介の欄でにっこり微笑む誠実そうなお顔に、それはそれで好印象を持った。研修医時代の思い出や、臨床医として様々な患者さんと向き合ってきたお話が、穏やかな語り口で綴られている。良書。ラジオもあと4回、大切に聴きたい。
が「ナイス!」と言っています。
紫羊
凄惨の度が過ぎて滑稽ですらあるエピソードの重なりでできた不思議な作品だった。「百年の孤独」には一族やマコンドという街の歴史が描かれていて登場人物も多かったが、こちらの作品で心の内側を描かれているのは大統領のみ。グロテスクな描写の数々、その執拗さに圧倒されながら読み終えた。すごい小説を読んだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/18(4117日経過)
記録初日
2013/08/10(4125日経過)
読んだ本
1178冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
270448ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
1178件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
自己紹介

相棒犬が虹の橋を渡るのを見送り、ペットロスというわけではないけれど、これからは少しのんびり生きていこう思っています。

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