ネタバレ真相が分かったときの美令さん、織恵さんの心中を慮ると目眩がしそうになる。善意で起こした行動によっても罪は決して薄まることなく発露する機会を待っているようだ。人を殺めた事件の報道をみた時は被害者及び被害者家族に感情移入しすぎることなく、もし自分が加害者の身内、親族だったらという目線も持っていたいと思った。

ネタバレマクベスとタイトルについていたので手に取る。謎は気になりつつ読み進めたがイマイチ入り込めないまま読了。あんな状況なら自分の作品は手渡しするなぁとか、そんなステレオタイプに疑う大人(教師)って！？とか余計なことをつつきたくなってしまった😅

ネタバレ真相が分かったときの美令さん、織恵さんの心中を慮ると目眩がしそうになる。善意で起こした行動によっても罪は決して薄まることなく発露する機会を待っているようだ。人を殺めた事件の報道をみた時は被害者及び被害者家族に感情移入しすぎることなく、もし自分が加害者の身内、親族だったらという目線も持っていたいと思った。

ネタバレもともとシェイクスピアによるリチャード三世の悪人ぶりと光輝くリッチモンド卿の対照性が好きなので、こちらも興味を持って手に取る。事実が誰かの都合のいいように(もしくは保身のために)描かれ、いつの間にかそれが真実であるかのように広がっていくのはいつの時代も変わらないものだし、１度"知った事実"を否定されると思い入れの有無に関わらず人は自身も含めて憤慨しがちだなぁとかつらつら考えながら読んだ。もうすぐ"天保十二年のシェイクスピア"を観劇するのでとてもいいタイミングだった。

ネタバレ序盤のアリシアとアンダースのやりあいにちょっとばかし辟易。こういうのは求めてないんだけどなぁとか思いながら読んだ。が、これもこのブッククラブの変化の伏線でした。そうなると次作も気になる。やはりゆるゆると読むのに適した作品だ☺️