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2023年10月の読書メーターまとめ

アップルティー
読んだ本
2
読んだページ
810ページ
感想・レビュー
2
ナイス
60ナイス

2023年10月に読んだ本
2

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アップルティー
鎌倉で小さな文具店を営み、代書屋の仕事をする雨宮鳩子の日常が四季折々、静かに丁寧に描かれている。亡くなった「先代」こと祖母との関係や彼女の生い立ちも明らかになっていく。周囲の人々の人生模様や様々な依頼が予想外に面白く飽きさせない。依頼毎に文章を考え、文体を工夫し、最適な紙や筆記具を選んで書く代書の仕事がとても魅力的。これはたとえ望まなかったとしても先代に厳しく躾けられた賜物だ。圧巻は祖母が文通相手に書き続けた手紙だ。当時の祖母の心情を知って私も泣きそうになった。鳩子がモリカゲ親子と幸せになれますように!
が「ナイス!」と言っています。

2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

アップルティー

2023年9月の読書メーター 読んだ本の数:1冊 読んだページ数:496ページ ナイス数:40ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/391991/summary/monthly/2023/9 9月は1冊しか読めませんでした。 10月はもっと読めるといいのですが…

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
2

アップルティー
ある女性とその養父(実は血が繋がっている)の関係を描いた力作。圧倒的に嫌悪感を感じるし、どうにも理解できない部分もあるが、善悪は別にして、この二人及び周囲の人間の描写や作品構成など、見事な出来と言わざるを得ない。この二人の関係を見抜いた、世間の常識を代表するような二人の人物が殺害されて、この物語に凄みが増し、二人の関係がさらにのっぴきならないものなっている。寂れた東京の片隅や北の冬の自然の描写が秀逸。女性の結婚後の養父の様子が気にかかる。
が「ナイス!」と言っています。
アップルティー
鎌倉で小さな文具店を営み、代書屋の仕事をする雨宮鳩子の日常が四季折々、静かに丁寧に描かれている。亡くなった「先代」こと祖母との関係や彼女の生い立ちも明らかになっていく。周囲の人々の人生模様や様々な依頼が予想外に面白く飽きさせない。依頼毎に文章を考え、文体を工夫し、最適な紙や筆記具を選んで書く代書の仕事がとても魅力的。これはたとえ望まなかったとしても先代に厳しく躾けられた賜物だ。圧巻は祖母が文通相手に書き続けた手紙だ。当時の祖母の心情を知って私も泣きそうになった。鳩子がモリカゲ親子と幸せになれますように!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/14(4117日経過)
記録初日
2013/09/14(4117日経過)
読んだ本
384冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
122982ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
378件(投稿率98.4%)
本棚
0棚
自己紹介

読書好きと言うのがはばかられるほどの読書量ですが、マイペースでぼちぼち読んでいます。世間の評価や既成概念に囚われず、読みたいものを読みたい時に読んでいけたらと思います。感想は記録として、文章が少しでも上手になるように、そしてボケ防止のために書いています。

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