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2025年1月の読書メーターまとめ

かいのすけ
読んだ本
6
読んだページ
1526ページ
感想・レビュー
6
ナイス
15ナイス

2025年1月に読んだ本
6

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かいのすけ
ネタバレよくできたプロットだなと思いつつも、鍵の件は理由がよく腑に落ちず、火事についてはどこかで明らかになるだろうと思いつつもならなかったのがちょっと消化不良かも。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
6

かいのすけ
米国研究者による日本法に関する法と経済学的分析。日本における訴訟の少なさの理由を文化的な要因でなく訴訟の結果の期待可能性の高さに帰する説得的な議論が展開されている。シカゴ学派的なローエコ分析だけでなく、ハーバード学派やイェール学派の得意とする規範と経済学に関する分析にも踏み込まれており、出版年の古さを感じさせない。
かいのすけ
ゲーム理論の応用として非常に参考になった。9章のネットワーク形成やマッチングに関する議論は、国際関係について考えたことがなく、特に新たな視点をもたらしてくれた。11章の制度形成の交渉実験については、直観的説明がされているものの、より深い理解を得たいので、挙げられている参考文献に当たろうと思う。個人的には、もう少し参考文献が載っていると嬉しかった。また、信頼行動に関する議論は、もう少し国際関係との関連性に触れられていた方が全体のテーマに合っていてよかったのではないかと思う。
かいのすけ
ネタバレよくできたプロットだなと思いつつも、鍵の件は理由がよく腑に落ちず、火事についてはどこかで明らかになるだろうと思いつつもならなかったのがちょっと消化不良かも。
が「ナイス!」と言っています。
かいのすけ
構造主義と群論との間に関係があるとする考えは非常に興味深いと思った。構造主義が、ストーリーや主体たるものを重要視せず、代数学的処理から導き出される「構造」に焦点を当てるという考えの枠組みが少し理解できた。一方で、親族に関する部分については、主旨は受け取れたものの、細かい論理について正確に理解できているかは自信がない。構造をもたらすものが個々の主体の思考ではなく集合的な思考であると言われれば、うなずける部分もあるが、一方で、当該集合的な思考をもたらしているものを何らか観念できるのではないかという気もした。
が「ナイス!」と言っています。
かいのすけ
「難しい数式は極力避ける」という触れ込みであるが、基礎的な数式は十分出てくるので注意。むしろそうしないとファイナンスを説明することなど不可能だろう。数式は多少出てくるが、文章での説明や図示も充実しているので、これらと合わせれば理解しやすいだろう。リアル・オプションの説明が表面的な説明ではなくオプションの評価方法と結びついた説明で参考になった。初版に対応した問題集があるので、そちらを解きながらより理解を深めたい。
かいのすけ
当時の政権の対外的な姿勢や、与党内部での動きや調整の仕方もさることながら、外交において、どの程度の問題であれば事務方レベルで調整できるのか、どの程度の問題は閣僚同士で解決するマターなのかという点についての感覚が非常に参考になった。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/14(4174日経過)
記録初日
2013/10/03(4155日経過)
読んだ本
1105冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
371939ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
90件(投稿率8.1%)
本棚
17棚
外部サイト
自己紹介

ほうりつか

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