ネタバレ娘と幼な子を殺した遠縁の響子。付き合いのない親戚の吉沢香純に届いた響子の遺骨。響子を故郷の寺に納めるために青森へ。響子の人生を辿る。マスコミに鬼母と書きたてられた響子と人が口にする響子のギャップ。故郷に帰りたい。事件の真相。母子の呪い、土地の呪い、人間の呪い…響子の苦悩がつらい。

ネタバレロジカルシンキング、財務会計知識、プレゼンテーション力、資料作成・エクセル活用スキルなどに代表されるブライトスキル＝日の当たる王道スキルに対するダークサイドスキル。人や組織を想うまま動かす力、空気を支配する力、使える人を正しく見極める力、嫌われても押し通せる力など。ほ～。空気を読んで上司を動かす的なことかな。泥臭い仕事もGoGo行ける…って普段の仕事がそんな感じなんだが…戦い続けるお仕事もつかれるんだけど…

ネタバレサハリン、樺太、ただそこに住んでいただけのアイヌなのに、日本とロシアの間で揺れる。「非道や理不尽は飽きるほど見た。狡猾な悪人もいた。だが未開で野蛮な人間など一度も見なかった」「理不尽の中で自分を守り、保つ力を与えるのが教育だ」数の脅威、文明の暴力の前には少数は消されてしまう。ヤヨマネクフ、ビウスツキ、確かに存在した。熱い熱い源が。

ネタバレ定年後を意識する年齢になったら、皮肉なことに定年が、のびた…うん、あれ？？いや、定年後でも働き続けるだけの専門性がほしいなぁ。うん。いつまでも、今と同じようなハードな働きは、続けることはできない。ゆるっと、生きてけるだけの収入を得られるだけの「働き方」できるようには自分をアップデートしなきゃ。何ができるんだ？？

ネタバレコロナ禍の大学4年。卒論と就活をリモートで、あぁ大変だったねぇ。百花ちゃんは娘と同学年設定だったとハタと気が付いた。リモート授業、リモート面接、リモート卒論、何もかもがリモート取り寄せ、人との距離が益々難しい時期だった。「どんな仕事も、これまでの歴史を背負っている。過去を背負い、先に進む。生きるとはそういうことです。世の中はいいことばかりではないですから、苦しむこともあるでしょう。でも、よく生きてください。」笹山先生（涙）。そして川越で記念館の新章スタートの次巻になるか。

ネタバレちょっと気になっていたTwitterのサノさん本。切ない話満載のエッセイ。「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」ニーチェ先生は偉大だ。解釈次第でバズったり、いろんな人とつながれて、人生も切ないことばかりかもしれないけれど、ネタに変えられるのは人間の強さだ。強く？ても、柔らかく？ても、生きなきゃ。

ネタバレ娘と幼な子を殺した遠縁の響子。付き合いのない親戚の吉沢香純に届いた響子の遺骨。響子を故郷の寺に納めるために青森へ。響子の人生を辿る。マスコミに鬼母と書きたてられた響子と人が口にする響子のギャップ。故郷に帰りたい。事件の真相。母子の呪い、土地の呪い、人間の呪い…響子の苦悩がつらい。

ネタバレ2018年4月、地下アイドルの猪狩ともかさんが、強風に倒れた看板の下敷きになり大けがを負った。風が強いだけだった。通りかかっただけだった。なのに、事故にあってしまった。たらればを言っても変わらない、乗り越えるのではなく「毎日受け入れる」ありのままの自分とポジティブワード、地下アイドルの説明が斬新だった(笑)。説明を言葉にできるのは強いな。いざという時の周りの支えがあるのは、それまでひたむきに努力してきたから。素敵な人だなぁ。そして武井壮さんからステージ用車椅子のプレゼント。私の中の武井株が爆上がりした

ネタバレ中華の鉄人・陳健一さんの、父・陳健民さんと母・洋子さんの物語。この人にこの妻あり。パパとママ、おしどり夫婦。陳健一さんの明るい笑い方もテレビで見て好きだったけれど、親譲りだったんだろうなと。再婚どころか三度目の放浪癖のある男性から猛アタックされても、この妻じゃなきゃだめだったんだろうな。片言の日本語で「きょうの料理」。お風呂に入れる、ヒミツをパラパラ、前のミクニさんの師匠もそうだけど、神様は「きょうの料理」に出がち(笑)日本に中華レストランを根付かせた中華の神様、昭和史になってしまった。

ネタバレ北海道・増毛の貧しい少年が、一流の料理人になる物語。漁師の親元を離れ、札幌の米屋で働き、札幌グランドホテルで働き、帝国ホテルの神様村上シェフのもとで働き、中卒では皿洗いのままと、大使公邸の料理人になり、武者修行をした。そして、葛藤の末、フランス人のようにフランス料理を作るのではなく、日本人としてフランス料理を作る。日本人が作るものは日本料理として「美味しい」と受け入れられる料理の世界の面白さ。オテル・ドゥ・ミクニ、行ってみたかったなぁ。

ネタバレあぁ、読んだ。これはドスンと重たい女の蔦が絡んだ物語だ。美智子さん、エリカさん、陽向…「私は子どもたちに自由に生きてもらいたい。私は、自分があの親からもらえなかったもんをあの子たちに全部与えてやるんや」エリカさん、どこで歪んだの。いや、もともと歪んでた、螺旋階段から抜ける。その強さを教えてくれていたのは紘子ちゃん。「生きることを絶対に誰かのせいにしない」「自分の人生を誰にも触れさせない」家族のスパイラルを断ち切る。イノセントデイズとの並行時代。陽向の未来の前に、紘子ちゃんの最期が哀しすぎて、やりきれない。

ネタバレ早くても遅くてもだめ、ジャストなお届けって…いや、業界の苦労話、知らない世界だった。コロナ期を経て2024年になってしまったじゃないの。物流の方々には感謝しかない。コロナ禍でも大変お世話になったのに、４月から迷惑かけないように、イチ消費者としては、確実に受け取るようにお願いする！そして、できるだけ、お店で買います。個人お届けはまとめます。

ネタバレ笑点は「氷点」のもじり、立川談志が司会で1966年５月15日に放送開始。もしかするともうすぐ60周年じゃないの？という2013年、まだ司会が歌丸師匠の時代の本。歴代司会者のリーダー性を「談志・カリスマ型→前武・企画型→三波・エンタメ型・プレイングマネジメント型→円楽・正統派→歌丸・コミュニティ型と、時代とともに変化してきた」と「昭和40年代から現在までの日本社会の変化をそのまま反映」なるほど。で、引き出し型のリーダーが昇太さん？いや、まだ独身時代だったじゃない、そしてなにかあったのか劇場を…あ、引き出しだ

ネタバレ世の中にはいろんな病気があるなぁ。脊髄の難病「急性散在性脳脊髄炎」、高熱に生死を彷徨った急性期。立つこともできないリハビリ期。車椅子で社会復帰、思うようにならない身体の特性を受け入れ、ポケモンゲットしながら歩けるまでに12年。その間コロナがあり。元気で生きているそのものが奇跡でありがたいことなんだ。なのに、欲張りになるねぇ、人間って。元気でいられることに感謝。日々の奇跡に感謝だ。

ネタバレヒラノ教授、今野教授もとうとう終活、人生の終わりを意識する。私の中では工学部の語り部、ユーモアたっぷりのエッセイスト、文筆家なのよね。教授、いや元教授の今野さん。介護が必要だった奥様と娘さんを見送り、ストック論文ならぬストックエッセイを出しながら、身の周りを整理し、うん、身体が元気じゃないとできないよねぇ。ところどころで、一時代を築いた人と意識させる。五大後悔の数学特許裁判は、知財特許の難しさがわかる。

ネタバレサークル活動で小川町での紙漉き体験、父親との原体験があったから紙に惹かれるのかもしれないねぇ、百花さん。紙作りの小説は幻になったけれど、東京散歩は23区に広がり続ける。絶版で古書しか残っていない本が、活版印刷でよみがえる。楮かしきや楮ひき、墨流し、そして、コロナで最後のワークショップが中止のまま閉館。そんな、小説じゃん。いいじゃない、コロナは飛ばしても…となると、百花さんこのまま就職もどうなるの？そんなぁ…

ネタバレわ～春霞から読んでしまった。逆だったぁ。そんなことはいい。百花さん大学3年生。そして、小冊子研究会、この大学は川越の三日月堂へ続いているじゃない。記念館のビルも３月までと決まってしまったけれど、月１ワークショップ、サイトの立ち上げ、通販開始、場所はなくなるけれど「ふじさき記念館」を続けるために、活動開始。折形、水引、和の紙を意識するなぁ。素敵だけど…次巻が、う～ん、せつないわ。

ネタバレ夫婦あわせて180歳で、痴呆妻の老々介護。中年息子は全員独身でクセ強め。じいさんの日常の散歩、ふらっと立ち寄る先々で、セクハラまがいの女コミュ。じいさんの浮気を疑い続けるばあさん。…それってじいさんのことが好きで好きだったのに、遊ばれてなかなかばあさんを振り返ってくれなかった恨みつらみの愛情表現じゃないのか。ばぁさん…泣ける。寄生されてるようでも、息子、なんだかんだ頼もしいじゃないか。コロナ禍をたくましく生きるにしても94歳と93歳って…

ネタバレ映画Amazonでさがさなきゃ…疑似家族ごっこつたのか。あぁ、歪んでるけれど、幸せな家だったはずだけど、初枝が死んで崩れた。亜紀は夫が裏切って行った女の孫、翔太はパチ駐車場の車の中から拾った子、りんはついてきたから拾った子、信代はDV夫を治と殺して埋めたていた。誰かが捨てた家族を拾っただけ、せつない生き方だなぁ。家に帰ってしまったりん、じゅりに戻って生きていけるのか。心配だ。

ネタバレパワフルで破天荒な母親。自由な恋愛、破局しない謎夫婦な両親。破天荒な母なのに、母親の愛がにじみ出てきて…やりたいことばかりやってきた母なのに、あったかくて…振り回されていたはずなのに包まれてて…あっという間に死んでしまったなんて、なんて、母なんだ。こんなん泣いてしまうじゃないか。ふとした時に「ママが、今も自分のなかにいる」と、ママに育てられたと。そんなママと夫婦をやってきた父とはこれからだ。これからでも十分、今までの時間を埋められる。誰かにとってのタカラモノのような言葉を、行いを、一つでも残せたらいいなぁ

ネタバレ2011年５月30日から2013年３月４日にかけて電経新聞に掲載されたルポをまとめた書。ICT業界の専門新聞も知らなかったが、NTTの通信「電柱」からライフラインが復興していく様子がわかる。「地」震えても地中ケーブルは強いが津波の「水」は防ぎきれない。「柱」は揺れて津波に流される。地中化は悪くはないがメンテナンスが大変なのか。当たり前のように使えているスマホ、携帯、地震で傷心の時に誰かとつながれるのは、心強いものはないんだろうな。ありがたい。

ネタバレわぁ、素敵だ。ゆきうさぎのストーリーが全て詰まっている。幸せなフィナーレだ。そして横浜の物語につながるのは蓮さんと天宮さんか。雪村さんちも彩実ちゃんが生まれて、碧さんは育休中、物語が続いてくのね。心温まる小料理屋は武蔵野の地にある。また読み直したい。

ネタバレドラマは気になっていたが見れなかった。なんと柚月さんの原作だったのか。上水流涼子エージェンシー、恨みを晴らす何でも屋？元弁護士の上水流さんと、かつて上水流さんを嵌めたIQ140の天才・貴山のコンビ。合理的にありえない、「あなたが、幸運が訪れると信じて手にしていればそのとおりになるかもしれない」、「人を不幸にする嘘は詐欺、幸せにする嘘は救い」人間心理の騙しあい。天海さんで見たかったぁ。アマプラでないかしら～

ネタバレ動物のお食事について書かれた本。へぇ～、野生の環境とは異なる動物園だからこそ、野生環境下では自然に動物自身ができていたグルメが、動物園では人間だより。食を楽しむのは動物であれば人間もゴリラも一緒。「彼らの楽しみのひとつである「食」の時間をどう提供し、ストレスをやわらげていくかは、重要な課題」たしかに。「給食」と「採食」双方に精通した「採食生態学研究」知らなかった世界だ。「食」でも生き物すべてとつながってる人間、ちゃんとしなきゃ。

ネタバレ平和な国に生まれ、平和な国に暮らし、平和な国で愚痴を言いながら生きている。なんと贅沢なことなんだろう。としみじみ思う。誰もが自由に自分の思うとおりに生きれるといいねぇ。しみじみ思う。戦争していなくても、戦争のような恐怖なことにあう。このまま平和な愚痴だけ言って生きていきたい。

ネタバレ年末年始の田舎・飯田へ帰省。箸置きの水引、素敵だわ。あわじ結び、梅結び、麻の葉の組子障子をバックに吊るし飾り、おばあちゃんのインスタ素敵だわ。そして「物語ペーパー」が西荻窪、神田、蔵前どんどん広がっていく。そして、禁断のガラスペン登場(笑)。カラーインクというインク沼。これはヤバい(笑)。ハマる。和紙と洋紙のハイブリット装飾箱の開発。そして、宿敵・浩介さん。いや、やっぱりアイデア出している記念館側が一本上手じゃないのか。

ネタバレ彰三さん家の娘婿・俊明、花嶋さん家の実柚ちゃんとナオくん、星花ちゃんと慎二くん…なんと、春じゃないか！ほのぼのしてるんだ。バレンタインのマカロンを作る女子会いいわ(笑)。マカロンは「あなたは特別な人」、そして都築さんにカミングアウト。とうとう雪村さんとのお付き合いを告白、そしてごめんなさい。うわ、仕方ない。そして、雪村さんの実家の温泉旅館へゴットグランマと対決？しないで看病することに、ひかるさんもおめでたで、なんて幸せな回なんだ。タマ父へ決死の告白したのに、ゆきうさぎの常連にはバレてたとは、だろうねぇ。

ネタバレ公務員さんの１年生。普通の社会人と違うところは、どんなところだろう。仕事の姿勢、リテラシー、公務員という業界モノ。なんとなく社会人として、普通に知らなければならないこと満載だった。というか、普通に自分の仕事のジェネギャップの方が大きいかもしれない。まずい、若い子にすり寄るつもりはないが、アップデートしなきゃ。ホウレンソウじゃなくて、ザッソウ（雑談・相談）か、そうか…「ロケットを飛ばす仕事」の風土、なるほどね。もう少し社会人若手向けに目を通してみよう。

ネタバレ田辺のおばあちゃん喜代さん、守人と同じ家の声を聴く人。透き通るようにこの世から消えていった。一人きりになったと思ったが、川越に来て、両親とつながった。初山、冨士講、祖母との思い出、お墓参りもかなった。生きてるとそうでないは、明るいか暗いか。「あかるいところにいるあいだ。辛いことも多かった。けど、きれいなものも見たし、おいしいものも食べた。楽しいこともたくさんあった。家族もできて、みんなと会えた。しあわせだったなあって思う」喜代さんはずっと家にいる。明るい広い世界に、おかっぱな喜代ちゃんになって、またね。

ネタバレへぇ～「島耕作」は、読み切りのオフィスラブが出版社のオーダーだったのか。それが、どんどん出世して、偉くなって飛び出せ世界になったのか。それは、いろいろと知らなかった。面白い。日本一有名なサラリーマンの舞台裏。「加治隆介の議」は知らなかったが、なんだが日本の政治家も悪い人ばかりじゃないとしみじみ思った。島耕作…今から追いつくにはシリーズ長いなぁ…

ネタバレ都築さんのエピが出るたび誰かいい人いませんかモードになる。タマには雪村さんがいるからそこは無理だし、もったいない。幸せになってくれの焼きりんご。タマの就活もとうとうゴール！蓮さんとミケさんもいい感じ。紫乃さんも病気が落ち着いて零一さんも料理人モード全開だし、そして二人の仲が雪村母・毬子にばれた(笑)祖母・葉月の襲来(笑)。卒業も近づいて、雪村さんちの旅館へ行くことに。次回でラストかしら。さびしいなぁ。

ネタバレ貫ちゃんにはミクさんがいて、真希が入る余地はないし、公太がいる。麻夕ちゃんの目的は貫ちゃん。が、貫ちゃんとミクさんが別れた…荻窪の中華屋、濃いわ。ミクさんの同僚の絵梨さんは同居彼氏の貴志くんからDVを受けて逃げる八幡山。絵梨さん同僚の亜美さんと貴志くん同僚の結城くんが結婚した千歳船橋、結婚ゴールで幸せの影に里奈の影。真希のいとこ芙美一家の二子玉川にまとわりつくのが、旦那さんの会社の浮気相手、一駅離れた上野毛の里奈。上野毛実家に戻った貴志くんと出会う里奈に、その先の田園調布には麻夕ちゃん家、感情が濃すぎる…

ネタバレそれほどミステリーではなかった。いや、信州そばの本拠地では、ホットを頼むと村八分にあうのか、若干ミステリー。きりたんぽは鍋じゃなく味噌焼き。ミックスジュースはエキナカ、ハニーズバー。カステラはバターが入っていない分、あっさり甘ふわ。名古屋は朝からカフェ飯したい。日本ひろいわ～お腹が空く一冊だった。

ネタバレ教員採用試験の直前にまさかの盲腸、まさかの入院。教員採用試験を受けられないなんて…そうか、追試ないもんねぇ。思わぬ就活が始まって苦戦。塾の紹介をしてくれた都築さんと、くろおやでお茶しているところを商店会長に目撃されてた。人の眼って、おねぇさんの姿見えなくなるものねぇ。雪村さんとのちらし寿司ケーキパーティ！色気のないお家デートを零一さんに目撃される(笑)。教職試験の後から就活の巻き返しは…結構厳しいんじゃないか？？どうなる、就活…