大学病院で敏腕医師として腕を振るっていた主人公が京都の町医者として地域の終末期患者と向き合う。大学病院の最先端医療と終末期の心に寄り添う医療。主人公を始め、医師たちの病気や死と向き合う姿に感銘を受けた。

神様の集う喫茶店。そこで提供される一皿を口にすると願いが叶う力がもらえる。病におかされた父親、愛犬を亡くした女性、不眠症の画家等々悩みを抱えた人たちのお話。願いを叶えてくれる料理食べてみたい！

東京虎ノ門、大都会のオフィス街で働く人達。誰もが羨むような生活をしているように見える彼らも悩みを抱えて生きている。最終章「惑いの星」がよかった。お金を使わなくても、充実した時間を過ごせる場所をみつける。公園のお気に入りの場所。公開されている歴史的建造物。そんな生活してみたい。

大学病院で敏腕医師として腕を振るっていた主人公が京都の町医者として地域の終末期患者と向き合う。大学病院の最先端医療と終末期の心に寄り添う医療。主人公を始め、医師たちの病気や死と向き合う姿に感銘を受けた。

旧態依然とした和菓子会社に転職した主人公。サービス残業やハラスメント。働き方改革も随分進んだんだろうけど、きっとまだまだ変われていない職場もあるんだろな。昔の価値観で働く人も悪人ではない。