読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

3/123/153/183/213/243/273/306997369974699756997669977ページ数292293294295296冊数読書ページ数読書冊数
古谷田 奈月(1)ジョン・コナリー(1)開高 健(1)33%古谷田 奈月33%ジョン・コナリー33%開高 健著者グラフ上位10名
もっと見る

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

九十九
新着
とある方が開高健をおすすめ挙げていたので読んでみた。 本書、4篇中3本が会社組織の理不尽さ、会社で案件を回す際の根回し、責任の回避などが描かれる。組織内の鈍重さで対処しなければならない方向から大きくずれてしまう結果となる。4篇目の逃亡記は中国、秦王朝時代に権力者の暴力により、無慈悲に蹂躙される小さな村を描いている。これも会社の為政者(社長)の胸先三寸で無慈悲に扱わる組織人の無力さを現した作品にも読める。緻密な人物描写だが会社組織のどす黒い感情をわざわざ読書で味わいたくないものだ。
0255文字
九十九
新着
児童虐待、自死、出版社の欺瞞、筋を通すことなどなどがテーマなのか。もう少し読み解く。
0255文字
九十九
新着
宮崎駿さんが絶賛しているという帯に惹かれて買いました。童話の世界に迷い込むというあらすじどおりですが陰惨すぎやしませんか?マイケル・ムアコック的な滅びに至る物語で救いがなく悲しみが残りました。
0255文字
九十九
新着
作者は1955年、岡山市生まれ。同志社大学文学部国文学科卒業。75年、「仮面舞踏会」(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。『飛ぶ孔雀』で、第46回泉鏡花文学賞、第39回日本SF大賞、第69回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞した。(紀伊國屋書店Webストア) 本作は「飛ぶ孔雀」と「不燃性について」の2部からなる連作長編小説である。 泉鏡花文学賞受賞は選考委員6人の満場一致で今回の授賞が決まった。授賞について山尾は「鏡花を思わせる方法論という「名前を挙げるだけでクラクラするような作家ばかりが受賞さ
九十九

昭和に思える。登場人物がどのような目的で動いているのかは皆目見えて来なかったがQ庭園、火種を持ち出す禁忌、葬祭の支度、赤目の男に変わる孔雀など五十嵐大介の初期の短編に通じる場面が想起される。 後半の「不燃性について」のほうがやはり迷宮的であるが(アルファベットで表される登場人物、Kなどからカフカが思い出された)ストーリーが明確であった。主人公の一人であるKとプールで積極的に距離を縮める路面電車運転手ミツとの出会いと突然の消失の物語が幽艶で印象に残っている。 レビューを書いていて作者のインタビューを

05/04 11:29
九十九

ネットで追ったが「ラストさえ決まっていればそこに至るまでは多少わかりにくくても大丈夫みたいな」との言葉と日本SF大賞の飛浩隆の選評「緻密な設計と意地悪な即興がもろともに疾走する山尾悠子の緩急自在な呼吸、融通無碍な口跡がたどりつく最終行を読めば、だれだって涙せずにおられまい。」を知り改めて本書の最後を読み返した。が、わたしにはわからなかった。当然涙も出ない。

05/04 11:30
6件のコメントを全て見る
0255文字
九十九
新着
上巻で目的まで着きいよいよ謎の核心に迫るという場面なのだがここが冗長。長いだけで驚きも手に汗握る展開も特になし。作者のインタビュー記事に「インディージョーンズのような」とあったがとても及ばず。 最後の最後は謎が語られるのだが饒舌に饒舌に語らる語られる。打ち切りになった少年ジャンプ作品の最終回のように。 本作で作者は「恐竜、古代文明、現代中東情勢、自衛隊」とやりたいことがあったがそれぞれが「教科書レベルの知識(インタビューから)」の為学んだことを詰め込むだけで血の通った物語とならなかったのでは?
九十九

目的の遺跡にいくまでも戦いになってもちょっとしたキャンプにでかけて野生の獣に出会いました程度の緊迫感しかなっかなあ。 インタビューでも予定通りまとまられずいままでで最長の作品となってしまったと書いてあった。でも雰囲気は嫌いではない。作者が意図せず筆力不足からの賜物が私にはまま合った。

03/01 17:47
0255文字
九十九
新着
大阪府生まれ。京都大学法学部卒。在学中から小説を書き始め、化学繊維会社勤務を経て、平成17年/2005年『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。(直木賞のすべてhttps://prizesworld.com/naoki/) 作者へのインタビューによると「『鴨川ホルモー』を出した後、いろんな編集者が声をかけてくれたんです。その時にいくつか話したプロットのひとつが、〇〇から泥棒を頼まれて、その報酬が〇〇、というオチの話だったんです。そのアイデアがずっと残っていました」とのことそこに
九十九

「以前から外国映画を観ると「これを日本人で作ったらどうなるのだろう」と想像するのが好きで「レンタルビデオで映画を観ていたら、湾岸戦争時のイラクの砂漠を舞台にした、軍人を主人公にした映画が紹介されていたんです。その時、日本人がこの設定でやるならPKOでイラクへ、という展開かなと思ったんですよ」そうして少しずつアイデアが集まっていき、執筆するのは大変だろうとは思っていたとのこと。

02/27 12:08
九十九

タイトルに惹かれて本書を購入。冒頭、日本児らしからぬ三つ子の兄弟がマフィアからの依頼で泥棒を行う場面からはじまるのでアジアマフィアもの?と思いきや(本書のレビューあらすじ未読で読み始め)ここで一旦読むのを一旦中断した。再読してみると暴力とは無縁に進み、自衛隊に入隊後も厳しい訓練もいじめや叱責の描写もなく、読み手側(私側)にある典型的な物語とは別のやさしい世界観が新鮮で心地良。3人兄弟の関係や助け合いの雰囲気がよく、どんどん謎が深まり、先を知りたく読み進む。上巻までは。

02/27 12:10
0255文字
九十九
新着
早稲田大学第一文学部卒業。元・宝島社の編集者で雑誌『宝島30』2代目編集長。日本経済新聞で連載を持っていた。海外投資を楽しむ会創設メンバーの一人。デビュー作は経済小説の『マネーロンダリング』。投資や経済に関するフィクション・ノンフィクションの両方を手がける。2010年以降は社会批評や人生論の著作も執筆している。(Wikipedia) はじめにで自殺をする権利を求める若者の声を紹介し冒頭から新海監督のアニメ「君の名は」「天気の子」から自分らしく生きることがテーマであると述べる 相模原のやまゆり園殺傷事件の
九十九

犯人も「自分らしく生きる」ことができない障がい者だけを選んで(話せない障がい者)を殺した。と説明する。 「自分らしく生きる」ことが呪いであると最初の章で述べている。センセーショナルな出だしで読み進んでしまう。 しかし、これはあえて過剰に関心や興味を引くために書かれたものであると途中で気がつく。 筆者がいいたいことの論拠Aに研究者がこのように言った・述べたと引用される。が、全く多分野の領域での記述であることが多く 後半に進むにしたがって話も散漫

09/23 16:01
九十九

どが繰り返され、筆者のいう無理ゲー社会をどうしたいいのか?苦しむ若者(筆者が取り出した)をどのように救うのか? は出てこない。エピローグに突如スタートレックのボーグのことが書かれる。ボーグは機械生命共同体である。このようになれば格差はないユートピアだと述べている。 センセーショナルな見世物小屋としては面白い。でも趣味は非常に悪い。本書が事実。現実に即しているかというと非常に眉唾である。星2つぐらい・

09/23 16:01
0255文字
九十九
新着
ウィッチャ−はゲームから入りNetflixでドラマを観た。ゲームもNetflixも陰鬱としたダークファンタジーだったが本作はこの雰囲気が描写できていない。が、本作がオリジンなわけなのでゲームやNetflixの原作からの発展が優れていたということだろう。本作を読みすすめることは難しかった。次巻は購入しないだろう。
0255文字

読んだ本
294

読んでる本
6

読みたい本
1

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/05/20(6159日経過)
記録初日
2008/03/15(6225日経過)
読んだ本
294冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
69975ページ(1日平均11ページ)
感想・レビュー
80件(投稿率27.2%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

1.活字が無いと生きていけません。

2.刺激を追い続け期待したような快がなければまた新しい流行やちょっと通ぶったブランドに惹かれる性。映画『ファイト・クラブ』のエドワード・ノートンの如し。

3.消費社会なので買い物好き。食べにいくのも好き。おいしいコーヒーとBOSSANOVAは至福で好き。


mixiキーワード 善悪の彼岸


好きな音楽 Jazzy-Hiphop、エレクトロニカ、BOSSANOVA、イルリメ、ファットボーイスリム、ボサノバ、コーネリアス、吉田兄弟、ビックビート、石野卓球、アシッド・ジャズ、トリップ・ホップ、ジャパニーズヒップホップ・オールドスクール、TOKYO No.1 SOUL SET、椎名林檎、東京事変、ガガガSP、スガ シカオ、ゆず、Def Tec、BLANKEY JET CITY、ムーミン、小島麻由美、元ちとせ、UNDERWORLD、ASIAN DUB FOUNDATION、BJORK

好きな言葉 だってあたしはこんなにつまらないんですわ。 わかってますよ、僕にはそのつまらないところが尊いんです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう