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2024年10月の読書メーターまとめ

algon
読んだ本
2
読んだページ
1088ページ
感想・レビュー
2
ナイス
36ナイス

2024年10月に読んだ本
2

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

algon
「侍女の物語」の続編であり2019年ブッカー賞作ということでぜひ読んでみたいと挑戦したがハイレベルなディストピア作品は年寄りには相当キツく、ずいぶんな遅読になった。緊迫の展開の連続、ギレアデ国の神の名を借りた究極的な欺瞞、反人道主義の施政、民主主義を謳わない様々な国で現れた様々な光景がちりばめられて相当な全体主義批判文学となっている。中心のリディア小母、若いアグネスとニコール、3名の書きおこしが交錯してギレアデの破綻に進み感動のラストを迎えるがその緻密な展開と構想はさすがのノーベル賞候補作家だなーと感心。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
2

algon
映画というのはフィルムの壮大なコラージュという事を再認識。「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」等、映画業界の中での著名編集人ウォルタ・マーチと小説家マイケル・オンダーチェの対談集。ハイレベルな話で読解力がついていけない箇所も多々あるのだが、漫然と見ていた映画に如何に高度な創造力、構成力、知力、芸術全般への知識、それらを駆使しても尚期待する偶然の効果、等々がちりばめられているか目から鱗…的な認識が得られた。監督に代表される映画の評価だが編集分野の圧倒的多彩さには驚く。映画好きだが改めて良い勉強になりました。
が「ナイス!」と言っています。
algon
「侍女の物語」の続編であり2019年ブッカー賞作ということでぜひ読んでみたいと挑戦したがハイレベルなディストピア作品は年寄りには相当キツく、ずいぶんな遅読になった。緊迫の展開の連続、ギレアデ国の神の名を借りた究極的な欺瞞、反人道主義の施政、民主主義を謳わない様々な国で現れた様々な光景がちりばめられて相当な全体主義批判文学となっている。中心のリディア小母、若いアグネスとニコール、3名の書きおこしが交錯してギレアデの破綻に進み感動のラストを迎えるがその緻密な展開と構想はさすがのノーベル賞候補作家だなーと感心。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/07(4034日経過)
記録初日
2013/11/07(4034日経過)
読んだ本
1338冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
404381ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
883件(投稿率66.0%)
本棚
9棚
性別
現住所
北海道
自己紹介

田舎住まい・じーさん。
ほぼ日文オンリーだったけど2019年を境に
150度ほど転回。
海外文学が面白くて日本文学に戻れない。
レビューは255文字。…なんだけど
どうしても書きたい本に出合うと
追加コメントはたまぁにあります。
図書館まで100m。なので図書館派。

好きな作家・作品たち。

作家:南木佳士、梨木香歩、藤沢周平、竹西寛子
   石牟礼道子、アリステア・マクラウド、
   アンソニー・ドーア、ジェスミン・ウォード
マイケル・オンダーチェ、エリザベス・ストラウト
  ローベルト・ゼーターラー、など


映画:「第三の男」「七人の侍」「春にして君を想う」「アシク・ケリブ」「バグダッドカフェ」「トリコロール」「秋刀魚の味」「裸の島」「眺めのいい部屋」「ドクトルジバゴ」 / 8000

音楽:J・S・バッハ BWV34,106,198,244 他

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