読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

ミーナ
読んだ本
14
読んだページ
3378ページ
感想・レビュー
14
ナイス
501ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 愛玉子

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ミーナ
驚きの結末を迎える6編の短編― 10年ぶりの再読。いずれもうっすらと記憶にあるが、短編にするのは惜しいと思うほど世界が作り込まれていて再読でも楽しめる。響いたのは『柘榴』『万灯』。初読の時には気持ち悪いとしか思えなかった『柘榴』を今回は耽美とすら感じた。エリート社畜が主人公の『万灯』は、ドキドキ感満載で、どこを切り取ってもドラマチック。隙のない、しかし読めない結末まで、とにかくずっと楽しかった。米澤穂信の短編の中で一番好きかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ミーナ

帯留めを作りました。ちょっと派手めが好き

帯留めを作りました。ちょっと派手めが好き
ミーナ
2024/03/31 17:30

みちゃぴんさん、ありがとうございます! ええとー、ラインストーンをつけたのと、縫い合わせたのは私なんだけど、つまみ細工のパーツはあちこちから買い集めたものです。作ったって言わないかも💦

でっこいみちゃぴん
2024/03/31 17:36

なるほど😆いやいや立派な手作り帯留めですよ!自作すると愛着湧きますよね。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
14

ミーナ
4編のジュブナイルSF― 「原作は読んだけど、映画は見てないの」というのはいつものことだけれど、逆バージョンは初めてかもしれない。短い中で様々な要素が詰め込まれているもののすっきりとしている。ただ、60年近く前の作品なので、表紙絵との違和感が半端ない。 そしてどうやら幼少の頃からの思い出とラストシーンは映画オリジナルのようだ。私はそこが好きなんだけどな。でも原作を読めたことに満足
ミーナ
2024/03/31 23:26

『時の女神』は『時尼〜』を思い出した。『時尼〜』の元ネタ『ジェニーの肖像』もそろそろ読むべきかもしれない

が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
今をときめくミステリ作家による7編― 今村昌弘さんの短編が掲載されているとなったら読まずにはいられない。が、本格ミステリ=殺人事件が起きてフーダニット、というのは前時代の考え方だろうか。「読者への挑戦状」が出てくるかも、とドキドキしながら読んだが、そもそも殺人事件自体発生しない話も。古畑任三郎を彷彿とさせておきつつ「え?そっち?」という意外性が魅力の今村昌弘さんの作品と、キーパーソンは男性なのに原動力は女の情念に感じる矢樹純さんの作品が印象深い。そして何よりも道尾秀介さん。聴覚で捉えるミステリはすごく怖い
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
小説家の主人公が出会う様々な小説家たちの7篇― 小説家とは、私にとって特別な存在。何しろ、物心つく前からお世話になっている。もしこの世に小説が存在しなかったら、私はきっともっとダメ人間になっていたに違いない。 文字だけで世界を紡ぎ出すという仕事はなんと尊いことだろう。実在の職業を取りあげているためか、いつもの山白朝子さんよりも地に足がついたお話たちに思う。あってもおかしくない『小説の怪人』と、フィナーレにふさわしい『精神感応小説家』が刺さった。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
石碑に触れたことで80年前にタイムスリップしたフリーレン。そこには― 愛して止まないヒンメルとハイターが回想ではない形で登場するだなんて! そして終盤。現実になったらどんなに素敵だろうという幻覚が。グラオザーム、まさに残酷
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
6篇の連作。高校生の僕と、同じクラスの森野夜。ある日、森野が拾った手帳をきっかけに僕たちは山の中の死体に遭遇する― おそらく私史上最多再読本。4回目になるだろうか。どうにも好き。『土』と『声』が特に好き。文庫本だと2冊に分かれてしまっているから、全部読めるハードカバーがいい。もうネタは憶えてしまっているけれど、それでもドキドキ感を味わえる単純な自分でよかった。また何年か経って機会があったら読んでみよう。
ミーナ
2024/03/24 22:24

あと私史上で何回も読んだ本は、北杜夫「船乗りクプクプの冒険」、江國香織「きらきらひかる」、倉橋由美子「大人のための怪奇掌篇」。グロとかわいいと面白いが好きみたい

が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
驚きの結末を迎える6編の短編― 10年ぶりの再読。いずれもうっすらと記憶にあるが、短編にするのは惜しいと思うほど世界が作り込まれていて再読でも楽しめる。響いたのは『柘榴』『万灯』。初読の時には気持ち悪いとしか思えなかった『柘榴』を今回は耽美とすら感じた。エリート社畜が主人公の『万灯』は、ドキドキ感満載で、どこを切り取ってもドラマチック。隙のない、しかし読めない結末まで、とにかくずっと楽しかった。米澤穂信の短編の中で一番好きかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
再読。八編の短編。幽(かそけし)の幽談に思う。 自分が遭遇したら本当に怖いけれど、小説としては掴みどころのない、かすかに怖いお話たち。そして 怖い よりも 厭 のほうが強い。怖いという感情は厭の一環かもしれない。 『逃げよう』『知らないこと』のように自分の認識が覆される話が好き。今回の目的はひとつだけ強く印象に残っていた『十万年』で、記憶よりも厭が強くて驚いたが、美しかった。
もう食べられないよ
2024/03/17 13:31

感性が衰えていないとも…(⁠✯⁠ᴗ⁠✯⁠)いえませんか…(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

ミーナ
2024/03/17 14:17

もうさん、おお、それいい!

が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
フリーレン1話で、だいたい1泣きしてしまうのだけれど、11巻はやばかった。『第103話 報いの時』に涙腺崩壊。私が読んだ漫画史上最高の1話。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
電車の中で読むために。旅をテーマにした48の短編集。各々3ページの物語。ときどき連作― 連れ合いが出不精なこと、大切なワンコと離れ難いことから、旅行はすっかりご無沙汰している。けれど本当は、加齢と共に、旅に出るだけの気力も体力も使い果たしてしまった気がする。この短編集はくすりとしたり、ほんわかしたり、おおむね爽快な読み心地。「私もそうなるでしょ」という『脱サラの二人』、3ページに詰められた人生の一大ドラマ『バン爺の旅行鞄』が好き。旅は勇気と若さの象徴。眩しい。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
ネタバレ呪いを解くため掘った穴に落ちてしまった羊男。そこで待ち受けていたのは― 高校時代以来の再読。初読の時にいたく気に入った本書。村上春樹作品の根幹にはおとぎ話があると思う。日常の地続きだと座り心地悪く感じることもあるけれど、これはふだんの世界とは一線を画した100%メルヘンの世界。羊男協会はあるし、羊博士はいるし。高校生の頃にはうまく飲み込めなかった大人の恋愛事情が絡まないところもポイント。かわいい絵と素敵なクライマックスに癒やされ、そして無性にドーナツが食べたくなる。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
「1日1話ずつ読もう」というマイルールを破って、10巻は一気読みしてしまった。さらに半寝しながらも二度読み。「魔族は人間の負の感情を糧にするもの」という認識でいたが、フリーレンの世界ではどうやら違うみたい。悪意や罪悪感は好ましくない感情なのに、そうした気持ちを持てることが自体が人間の証。マイナス部分も含めて人間を肯定している。素晴らしい。デンケンの一級魔法使い受験が、そういうことか!もう!
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
空腹の末、悪に走りパン屋を襲撃した我々。ところが― 『パン屋を襲う』『再びパン屋を襲う』(『パン屋再襲撃』改題)の2篇。『ダンス・ダンス・ダンス』の再々読を目論んで図書館に訪れたが見当たらず。失意の中で出会えたのがこちら。高校の頃『パン屋再襲撃』を読んだものの、オリジナル『パン屋を襲う』は初。『再び〜』は、やっぱり面白い。『パン屋を襲う』は色のない世界、『再び〜』はカラフル。あとがきによると(珍しくあとがきを読んだ)、『ねじまき鳥クロニクル』につながるようで、これは『ねじまき鳥〜』も再読せずにはいられない
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
莫大な財産の相続人を決めぬまま、祖父が死亡。同じ日を九回繰り返す特異体質の僕は、祖父を救うことができるのか― 朋来堂YouTubeをきっかけに。コミカルでとにかく読みやすい印象の西澤さん。ラノベの「はしり」になるのだろうか。ものすごく久しぶりに手にした。富豪の跡目争いなのにおどろおどろしくなく、SF要素があるのに難しくなく、でも真相を全て見抜くのは難しい。なんて独特なワールド。 同じ日を九回繰り返しても微妙な違いがあるので飽きずに読めた。
が「ナイス!」と言っています。
ミーナ
「グロテスクで怖い」を謳う10編― 嫌な気持ちになることを「グロテスク」と呼ぶのであれば納得の帯。控えめなオチの、と言うよりはそもそもオチのない漠とした話が多い。そこが日常感を高め、怖さのポイントなのだろうか。「怖い」という点では短編なら『赤へ』、長編なら『雉猫心中』や『だりや荘』に軍配が上がる。異世界の生物に見える清水さと子が衝撃の『ぴぴぴーズ』、依存症の女性の話に私はなぜか魅力を感じる『みみず』、「そういうこと?でもそっち?」とオチを不思議に感じる『墓』、最もオチがくっきりしている表題作が印象に残った
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/11(3821日経過)
記録初日
2013/11/04(3828日経過)
読んだ本
2401冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
724086ページ(1日平均189ページ)
感想・レビュー
1643件(投稿率68.4%)
本棚
29棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
自己紹介

仕事と読書とほんの少しのゲームでできています。
好きな作家さんはいーっぱい!
気持ち悪い本も読むのでニガテな方はご注意を。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう