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2023年11月の読書メーターまとめ

Ikutan
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1886ナイス

2023年11月に読んだ本
17

2023年11月のお気に入り登録
1

  • みさどん

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
『マリアビートル』で新幹線から降りられなかった七尾が、今度は超高級ホテルから出られない!今回も″簡単で安全な仕事″を請け負っただけなのに。殺し屋シリーズ第四弾は、同業者たちがそれぞれの任務のためにこのホテルに集まった。サディスト集団のスイスイ人6人。彼らが狙うのは抜群の記憶力に悩む一般人の紙野結花。対するは、カチャカチャ仕事の達人おばあちゃんのココ、ボディガード要員のコーラとソーダ、そしてナイスコンビのマクラとモウフ。もう、人がどんどん死んでいくから油断できないけれど、後味は悪くないから不思議だね。
が「ナイス!」と言っています。

2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

10月は『八月の御所グラウンド』『リラの花咲くけものみち』『未明の砦』がよかったです。図書館に追われた10月でしたが、3000冊達成できました。読メを始めて丁度10年。温かい読友さんのお陰です。ありがとう!写真は初めて挑戦したウッドバーニング。読んだ本の数:23冊 読んだページ数:7037ページ ナイス数:2267ナイス ★Ikutanさんの2023年10月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/10

10月は『八月の御所グラウンド』『リラの花咲くけものみち』『未明の砦』がよかったです。図書館に追われた10月でしたが、3000冊達成できました。読メを始めて丁度10年。温かい読友さんのお陰です。ありがとう!写真は初めて挑戦したウッドバーニング。読んだ本の数:23冊 読んだページ数:7037ページ ナイス数:2267ナイス  ★Ikutanさんの2023年10月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/10
いつでも母さん
2023/11/13 04:38

素敵ですね👍優しい感じがします💖読メ10年!おめでとうございます!

Ikutan
2023/11/13 06:47

母さん、ありがとうございます。母さんとは、半年違いですね~😃 おはようございます☀🙋❗

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2023年11月の感想・レビュー一覧
17

Ikutan
ちょっと疲れた時は、青山さんのビタミン小説。大きな文字でサクサク読めて頑張る力が湧いてくる。自分の体の治したい部分と同じところを触ると回復するという、カバヒコ。日の出公園にある塗料の剥げた、ただ乗るだけのアニマルランドだ。この公園の近くの5階建て新築マンションに住まう人たちの五つの物語。悩める人たちにカバヒコが何かをするわけではない。それぞれが自分で気付いて前向きになっていくのだ。だから以前より一回り成長。合田さんの装画や扉絵でイメージもできるので、とっても読みやすい。おすすめ。
もぐたん
2024/04/28 21:08

読みやすいので、学校の図書室にも置いてほしい本ですね😊

Ikutan
2024/04/28 22:53

ほんとに。年齢問わず、多くの人におすすめですよね😊

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Ikutan
祖母の紺が亡くなり、遺品整理をする孫の木綿の視点で描かれた2029年の近未来から、祖母が母親のいのりを出産した1979年まで10年ごとに遡って描かれる家族のお話。冒頭に登場人物の紹介があり、人物関係を確認しながら読み始めたが、なんだかモヤモヤ。この家族の奇妙で歪な関係に戸惑う。最終章で明らかになった秘密にそういうことかと。その時代の事情はあったものの、それぞれの選択は、その後もずっと家族に深い闇を落とす。何とも重い読後感の一冊でした。
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Ikutan
『マリアビートル』で新幹線から降りられなかった七尾が、今度は超高級ホテルから出られない!今回も″簡単で安全な仕事″を請け負っただけなのに。殺し屋シリーズ第四弾は、同業者たちがそれぞれの任務のためにこのホテルに集まった。サディスト集団のスイスイ人6人。彼らが狙うのは抜群の記憶力に悩む一般人の紙野結花。対するは、カチャカチャ仕事の達人おばあちゃんのココ、ボディガード要員のコーラとソーダ、そしてナイスコンビのマクラとモウフ。もう、人がどんどん死んでいくから油断できないけれど、後味は悪くないから不思議だね。
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Ikutan
ああ、タイトルの『花を摘む』ってそういうことだったんですね。中高年の性愛をタブーを怖れず挑んだという今作品。51歳の独身の主人公の趣味は『花摘み』つまり、男の人との肉体を伴ったかりそめの恋だという。前半は主人公に共感もできず、読むのを止めようかと思ったのですが、途中から井上荒野さんの『あちらにいる鬼』を彷彿する女同士の連帯感、さらに職場でのセクハラに立ち向かう姿などに引き込まれてしまいました。そして、自分を機嫌よくさせるって大事だなと。茶道の描写が丁寧に描かれているので、知識があればもっと楽しめたかも。
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Ikutan
紀州の深い山の中にある秘められた滝『紅滝』。息を呑むほど美しいこの滝には、運命の恋と思っていた相手に裏切られた紅姫の哀しい伝説が。決まりを守ってお参りすれば、紅姫が望みを叶えてくれるという紅祭りをめぐり起こった不幸なできごと。それは過去から繋がる、紅滝での男と女の渦巻く情愛の因果だった。現代から大正、江戸、鎌倉と時代を遡りながら描かれた、運命に翻弄された男と女。滝がくれないに輝き、怨みが赦しに変わるその日まで。男女の悲哀やその時代の風習が神秘的な滝の描写で浮かび上がる。今回もその世界にどっぷりと浸かった。
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Ikutan
えっ!百瀬が現行犯逮捕!?今回は、出だしからびっくりな内容。籍は入れてないものの、亜子と百瀬が同居を始めて3ヶ月、幸せな毎日が続いているかと思っていたら、突然、彼が未成年者略取および誘拐未遂で現行犯逮捕されたとのニュースが。黙秘を貫く百瀬は、当番弁護士として駆け付けた沢村に、進行中の案件の引き継ぎのみを依頼する。いやぁ、どうなっちゃうのかと思いきや、留置場でも百瀬はいつもの百瀬で…。今回も愉快な登場人物たちにクスリと笑いつつ、テンポのいい文章でサクサクと。百瀬に宝石だと思わせた亜子の懐の深さは天晴れだね。
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Ikutan
介護付き高級分譲マンション『レジデンス悠々』を舞台に描かれる五つのお話。共有施設棟にはレストランにジム、図書室、集会室や健康相談室など充実の設備。セレブな入居者たちは、一癖も二癖もある人たちですから、日々色々問題が起こる。一番印象に残ったのは、『奈落のリビング』。後半のどんでん返しがちょっとショック。″コンニャク″が百万円、″レンガ″が一千万円、″座布団″が一億円。って凄いな。でも、いくらお金を持っていても救われないなんて、このラストはホラーだったよ。セレブシニアの人間模様、サクサクと楽しく読了。
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Ikutan
加賀恭一郎シリーズ最新刊。閑静な別荘地で連続殺人事件が起こった。直ぐに犯人が自首したものの、何も語らず、謎が多くて動機も不明。そこで遺族が検証会を開く。参加者の知人の依頼で、その検証会に参加することになった加賀さん。今回も、じわじわと真相を解き明かす。表紙を開くとセレブな別荘地の絵地図。そして、いわくありげな登場人物たち。興味を掻き立てられる設定で一気に引き込んでくれますね。新たな真実を追求して、多くの疑問や矛盾を解明するその手腕は今回もお見事。最後まで目が離せませんが、そうです、嘘は通用しませんよ。
ぶちたま
2023/11/23 17:14

加賀さんシリーズにしては人情味が薄かったけど、往年の東野圭吾ミステリーって感じで面白かった(*^^*)

Ikutan
2023/11/23 22:01

ぶちたまちゃん、そうですね。東野さん、人情味溢れるお話もいいけど、やっぱり、こういうじっくり練られた謎解きものもいいよね。面白かったわ😊

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Ikutan
指名手配犯を逮捕するために、日夜活動している捜査共助課。街中で犯人を捜す見当たり捜査班の小桃は"メモリー·アスリート"と呼ばれるカメラアイの持ち主。いやぁ凄いね。その能力にびっくり。広域係の燈は岩清水巡査部長と共に、コンビで捜査活動。地道な聞き込みや僅かな情報から犯人の居場所を突き止める。そして、緊立ち!犯人の所在情報があれば、犯人逮捕のために、可能な限り迅速に現場に立ち向かう。リアルな現場の切迫感に手に汗握る。二人の活躍にワクワクすると共に、彼女たちの私生活の悩みも描かれ、人間ドラマとしても楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
シリーズを彩った人物たちのスピンオフ。気になっていました。幸と離縁して五鈴屋を去った惣次のこと。「まあ、しゃないな」と何度も呑み込みながら、『井筒屋』三代目の地位を築くまでの長い道のり。色々あったんだね。生真面目な佐助どんにはやきもきさせられたな。きれぎれになった糸も、はた結びで新たな糸に生まれ変わらせることができる。よかったね。佐助どん。古希を迎えたお竹さんの迷いも切実だったな。そして賢輔。どうなることかと心配したけれど積年の想いが通じてほっと胸を撫で下ろした。今回は、時代による医療や災害の違いも実感。
みさどん
2023/12/09 10:42

ドラマが始まったので、今日から読み始めます。子役の子がなんとも素敵。

Ikutan
2023/12/09 18:02

みさどんさん、わぁ、ドラマと並行して読むんですねー。感想楽しみにしています😊

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Ikutan
1995年、渋谷でカルト教団による毒ガス散布事件が発生。母親の支配から逃れる為にこの教団に入信した岡本啓美は、実行犯と行動を共にしたことで、無自覚なうちに指名手配犯になってしまう。容姿を変え、住処を変え、名前を変え、他人に成りすまして生きる啓美。冒頭から、彼女の逃亡劇は17年間で終止符が打たれることは分かっているのですが、その波乱万丈の逃亡生活にハラハラドキドキ。スピードのあるスリリングな展開に頁をめくる手が止まらない。切れ味のいい文章が魅力の桜木さん。今回も、浮かび上がってくるのは、女の逞しさだった。
Tomo
2023/11/14 20:37

最初は染井さんの『正体』みたいに章ごとに場所と人が入れ替わっていく感じなのかと思ったけど、まことやワンウェイとの関係が切れたり戻ったりして、リアルな感じだったね。北海道に行くところは、やっと釧路が出てきた〜!と思ったよ(笑)。

Ikutan
2023/11/14 21:37

Tomoちゃん、まことやワンウェイとの関係が変わっていくのは、リアルだったね。梅乃ママやみどり、すみれも良い役どころだったよね。私も釧路が出てきて、やっぱり桜木さんだーと思ったよ(笑)

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Ikutan
パートナーと別れ、イギリスから帰ってきた自由人の理枝。母親と二人暮らし、話の聞き役、作家の民子。夫と二人の息子と暮らし、施設の義母のことも気にかける主婦の早希。50代後半になった、かつての三人娘。理枝が帰国後、民子の家に居候するところから始まる物語。住むところより先に車を買ってしまう理枝。そんな突飛な行動に振り回されながらも、何だが楽しそうな彼女たちに、もう、ずっと読んでいたくなる。若い人たちの恋愛模様はもちろん、民子の母親や早希の義母のエピソードも江國さんにかかると、皆愛おしく。だから、読後は心軽やか。
ももけん
2023/11/12 14:10

ずっと読んでいたくなる本、そんな本ありますよね。読んでみたくなりました。ありがとうございます

Ikutan
2023/11/12 19:06

ももけんさん、コメントありがとうございます。江國さんの文章が好きで、特に大きな事件がおこる訳では無いのですが、いつも、ずっと浸っていたいと思ってしまいます😊

が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
20周年記念第二弾は、お弁当にまつわる楽しいお話。子ども時代や駅弁のエピソードは食いしん坊のたかぎさんらしさがいっぱい。でも、むーちゃんは、食が細くてこだわりもあるようで、幼稚園のお弁当作りでは悪戦苦闘ですね。むーちゃんの食べっぷりに一喜一憂。色々工夫しつつ、それでも楽しんで作っているのがいいね。そして今回も協力的で、感謝の言葉を忘れないおつぐやんとの関係に、ほのぼのさせられます。肉(豚バラ)と米ぎっしりになっちゃうのは分かるけれど、健康的にどうなのって思っていたので、あとがきにやっぱりねと笑っちゃった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
ホロコーストを生き延びた筆者が、当時の記憶を30の物語で綴った良書。平穏で幸せな少年時代の思い出から、ナチス支配下、勤務先の写真館とゲットーで息を潜めて暮らす毎日、家族と別れ、収容所での想像を絶する過酷な日々、そして戦後アメリカに渡ってからの写真家としての活動。覚悟はしていたが、淡々とした筆致から、その恐ろしい残虐行為に心が抉られた。一方、彼は多くの人の善意で生き延びた。その温かさに心を打たれる。敵味方、善人悪人。その境が曖昧になる人間の多面性が見事に描かれていて、読んでよかったと心から思える作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
喘息が原因で休職していた英語教師の麻田に、サイパン支庁の仕事の話が舞い込む。表向きは庶務係だが、真の業務は、防諜のために情報を収集分析して海軍の手足となること。迷いながらも赴任を決意した麻田は、優れた情報収集力で次々と成果をあげていく。前半から、彼の活躍がミステリ仕立てになっていて、一気に引き込まれた。そして、日米開戦。諜報員の彼は、帰国もままならず戦禍の中に。運命に翻弄されつつも、彼が願ったのは、生き抜くこと。『美しく見えても死は死だ。』麻田の手紙に胸が熱くなる。読後、表紙の南洋桜を眺め余韻に浸った。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
ポスドクの厳しさは高殿さんの『マル合の下僕』で知ったけれど、今作品は、研究を愛する主人公が、″雇い止め″という現実にどう決断するかを描く。契約更新を打ち切られた非常勤講師の瀬川は、二年前に研究職に見切りを付けた栗山に相談し、彼が経営する会社のバイトを始める。一方、一昨年に雇い止めになってから大学の研究室に住み着いているという高齢ポスドクの小柳は、瀬川が大学の研究室に相談した直後、大学所蔵の古事記の版本を盗んで失踪した。小柳の姿やレンタルフレンドを通じて、迷い悩んだ瀬川が選んだのは…。タイトルが絶妙ですね。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
マリア&漣のとびきりキャラが謎を解き明かすシリーズ第5弾。2段組で読み切れるかと心配したが、今までで一番読みやすかった。現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯の五人はフェニックス市内の隠れ家に潜伏。一方、20年以上前に連続殺人を犯した男、ヴァンプドッグが研究所から脱走。過去の手口と同様の殺人事件が次々おこる。そして隠れ家に潜伏していた襲撃犯のリーダーも同様の手口で殺された…。喉に噛み付いた際の歯形を隠すために、喉を切り刻むヴァンプドッグ(吸血犬)。ファンタジーな特殊設定と本格ミステリで楽しく読了。次作も楽しみ。
Ikutan
2023/11/06 21:48

しんたろーさん、そうなんです。でも、構成が上手いためか、すんなり入り込めて、いつもながらマリア&漣のキャラも楽しく読めましたよ😊

しんたろー
2023/11/06 23:37

それは楽しみです🎶🎵このシリーズは今までレベルダウンしていないですし😉

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3844日経過)
記録初日
2013/11/07(3852日経過)
読んだ本
3157冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
901935ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3067件(投稿率97.1%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

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