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2023年10月の読書メーターまとめ

Ikutan
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2023年10月に読んだ本
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2023年10月のお気に入られ登録
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  • meiko37
  • いっちー
  • とし
  • みさどん
  • hirokun

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
京都を舞台に、ちょっと不思議な万城目ワールドが二編。雪舞う極寒の都大路を駆け抜ける全国高校女子駅伝で、方向音痴の主人公が目にしたのは...。灼熱の夏、早朝の御所グランドで行われる草野球の大会に助っ人で現れたのは...。軽いタッチでサクサクと読み進めていると、いつの間にか、するっと入り込んでしまう万城目ワールド。京都が舞台というのが絶妙で、ひょっとしたらあり得るんじゃないかと思えちゃう。クスリと笑えて、ホロリとさせられるじんわり胸を熱くする青春ファンタジー。おすすめ。
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2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

9月は『この夏の星を見る』と『かたばみ』がよかったです。『滅茶苦茶』は読む手が止まらず。『世界でいちばん透きとおった物語』は衝撃でした! 娘(9/7生まれ)が第二子を出産しました。で、9月は誕生日ラッシュ(笑) 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5778ページ ナイス数:2070ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/9

9月は『この夏の星を見る』と『かたばみ』がよかったです。『滅茶苦茶』は読む手が止まらず。『世界でいちばん透きとおった物語』は衝撃でした! 娘(9/7生まれ)が第二子を出産しました。で、9月は誕生日ラッシュ(笑) 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5778ページ ナイス数:2070ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/9
Ikutan
2023/10/09 19:32

Tomoちゃん、ありがとう💕七冊共読嬉しいな😊帆立さん、サクサク読めたよー。ゆめちゃんは流行りの毒親ものですが、切り口がちょっと違ってました。感想、楽しみにしていますね😉今月もよろしくね💕

Ikutan
2023/10/09 19:34

あすなろさん、ありがとうございます。孫の成長は早いですねー😊

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2023年10月の感想・レビュー一覧
23

Ikutan
下北沢三号踏切では、列車の非常停止が相次ぎ、幽霊目撃情報が寄せられる。女性誌記者の松田が列車事故を疑い取材をしたところ、事故ではなく殺人事件だった。殺害されたのは身元不明の髪の長い女。寄せられた心霊写真は信憑性が高く、夜中には、不審な電話が。妻を亡くして立ち直れずにいた松田だったが、のめり込むように彼女の身元を調べ始める。誠実で妻を心から愛していた松田。その思いには心打たれる。オカルト幽霊ものだが、怖さよりも、事件の真相が知りたくて、グイグイ読み進めたが、明らかになった真実はあまりに切なくて虚しかった。
射手座の天使あきちゃん
2023/11/08 19:54

確かに怖さより真相が気になりました。結末はやり切れませんでした。 >_<

Ikutan
2023/11/08 22:09

あきちゃん、何とも哀しいやりきれなさが残る作品でしたね。松田の優しさには心打たれました😊

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Ikutan
どん底の貧乏生活を送っていた理子は、ある女性にスカウトされてラウンジで働き、京都でお店を任されるまで這い上がっていく。SNSでアピールする華やかな暮らし。君もゲームに参加する?だけど、ゲームの中身は分からない。一方、百貨店のカリスマバイヤーだった小島は、自暴自棄の行動で懲戒免職。おまけに火災で自宅を失う。社会では連続無差別殺人事件が発生し、ネット上には不穏な書き込みが。監視するのは機動サイバー班の長峰と森谷。蠢く匿名の悪意と恐ろしいゲームの真相に戦慄。エピローグには救われたけれど、白井さんが気の毒過ぎる。
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Ikutan
あの沢村さん家のヒトミさん(40)にモテ期到来!会社の14歳年下マカベくんといい雰囲気。と同時に大学時代に好きだった岡くんに再会して、誘われちゃうというシチュエーション。揺れ動くヒトミさん。マカベ君との楽しい時間に、ときめきに心浮き立つけれど、年齢差という壁が。不動産屋の言葉はリアルだったな。それでも、毎日が幸せだと思えるのは、きっと素敵な家族のお陰だね。いつも仲良しの沢村家にほっこりと。まだ、まだ40歳は若いよ。これからのさわちゃんに幸多かれ!
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Ikutan
カリフォルニアで過ごした子ども時代の思い出から始まり、コロナ禍の日々がつらつらと描かれる。離婚歴のある60代の主人公は、作家で、文学賞の選考委員をつとめているというから、まるで川上さん自身。章立てのしゃれたタイトルといい、エッセイみたいな読み心地で、ちょっと不思議な感覚が川上さんらしい。時間に捕まえられるとか小説の中に面影がまぶしこまれるとか。気負わずに自然体で付き合える友人との関係はいいなぁ。子ども時代からの友人で教師になったアンと作詞家のカズ。何気ない日々の会話の中で、アンの『飛ぶ話』は印象に残った。
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Ikutan
京都を舞台に、ちょっと不思議な万城目ワールドが二編。雪舞う極寒の都大路を駆け抜ける全国高校女子駅伝で、方向音痴の主人公が目にしたのは...。灼熱の夏、早朝の御所グランドで行われる草野球の大会に助っ人で現れたのは...。軽いタッチでサクサクと読み進めていると、いつの間にか、するっと入り込んでしまう万城目ワールド。京都が舞台というのが絶妙で、ひょっとしたらあり得るんじゃないかと思えちゃう。クスリと笑えて、ホロリとさせられるじんわり胸を熱くする青春ファンタジー。おすすめ。
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Ikutan
どんでん返しがあることを前提に、読み進めたけれど、いやいや、こんな結末になるとは。一方的な見方に凝り固まった頭に、新たな視点で見れば、全然違う世界があることを気づかせてくれる六つの短編。正義とか常識とか我々が思い込んでいることは、何て危ういんでしょう。のっけの『見て見ぬふり』は『魔女狩り』に繋がる構成がお見事。『完黙』の大重の決意と『罪の相続』の曽我部の覚悟に胸が熱くなる。『死は朝、羽ばたく』は色々考えさせられる内容。どの短編も完成度が高くて面白かった。
Tomo
2023/11/04 13:48

どれも面白かったねー❣️『死は朝、羽ばたく』は、薬丸さん、柚月さんの小説も思い出したよ。刑務官の仕事は精神的負担が大きすぎるよね。

Ikutan
2023/11/04 19:22

Tomoちゃん、そうだね。私も先日読んだ薬丸さんの作品を思い出したよ。どの作品も捻りが効いていて面白かったね♪

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Ikutan
夫の「恋愛したいから別れて欲しい」という訳の分からない要望に応じて離婚した40歳目前のまりえ。ひとりになって自由を謳歌しつつ、周りからの言葉に揺れ動く。結婚相談所に登録したり、年下の男性と恋愛したり。婚活、妊活、恋愛、結婚。多様化するアラフォー女性の生き方が描かれる。出てくる粉もののお料理が美味しそう。いつもながら匂いに纏わる描写がぐっと物語を浮き立たせてくれる。元夫は掴み所が無かったけれど、控えめな義母には好感が持てた。彼女の「気の利く人は、人の嫌なところも見えてしんどいねぇ」という台詞が印象に残った。
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Ikutan
『はじめ食堂』のご近所の焼き鳥屋『鳥千』が店を閉めることになった。店舗を居抜きで借りたのは有名ラーメン店のスーシェフだった女性。重労働もこなす彼女の店『ラーメンちとせ』には、早速、行列が。ところが、ここから大騒動が始まった。ということで、今回は『ラーメンちとせ』の店主千歳さんが新メンバーに。八百屋の団さんも加わり、人情溢れるドラマが繰り広げられる。千歳さんのラーメンをはじめ、里芋の唐揚げや『旬香亭』のコロッケと今回も美味しそうなメニューが目白押し。食事の前に読んだので、もうお腹が空いてたいへんでした(笑)
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Ikutan
1999年7月、人類は滅亡する。ありましたね、ノストラダムスの大予言。予知夢が当たると評判のブログ『ノストラダムス·エイジ』を紹介した動画が、1999年7月生まれの人を募集し、5人が手を挙げた。一方、『小金井市で十五人集団自殺、あるいは殺人事件』の犠牲者全員が、このブログの書籍版を手にしていたという。今回は、オカルトっぽい出だしからパラレルワールドに。で次々人が死んでいくのは、いつもの真梨さん。そして最後にそういうことかと。マンデラ効果。サイキック·ドライビング。ユニバース25。新しい知識も身に付いたよ。
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Ikutan
専業主婦の涼子は、自分勝手な子どもたちや夫に嫌気がさして、夫の浮気疑惑をきっかけに家出する。桐野さんの『だから荒野』を彷彿する出だし。夫の愛人を探して辿り付いたのは、文学好きの美しいママのいるゲイバー。ママは、涼子の愚痴を聞いてくれ、大学時代の彼に会いたいという涼子と共に大阪に旅立つ。大阪でのママの活躍が凄い。次々遭遇する事件の謎を解決。文学に纏わる蘊蓄も豊富。大阪に文学の名所がこんなにあるとは知らなかったな。突っ込みどころはあったけれど、最後は意外な結末に、そういうことかと納得。サクサク楽しく読めます。
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Ikutan
昔ばなしミステリ『むか死シリーズ』第三弾にして最終巻。今回は、こぶとりじいさん、耳なし芳一、舌切りすずめ、三年寝太郎、金太郎の五つのお話。今回も、昔ばなしのポイントは押さえつつ、ブラックな展開で、ミステリとしても、色んなパターンで楽しめる内容になっていますね。舌切りすずめのお話が、一番読みやすくて楽しめました。他のお話はミステリ部分が、今までより複雑で、時間があったら、もう少しじっくり読みたいなぁと思いました。
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Ikutan
「死んでもいいけど、どうせなら中原大樹を殺してから」自暴自棄で自殺しようとしていた園田。ひょんなことで園田と知り合いになった4歳の娘を育てるシングルマザーの朱音。同じ保育園に娘を通わせている大樹の妻、専業主婦の莉子。そして彼らを取り巻く人たちの人間ドラマ。いじめ。モラハラ。殺意。復讐。心の奥底に潜む様々な思いを描きつつも、前向きな言葉が散りばめられていて読後感は悪くない。「友だちじゃなくても、相手のために行動したり、大切に思うことはできるから」「幸せを願うことだって」前向きな園田の言葉にほっと息を吐いた。
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Ikutan
大手出版社の景談社で働く人たち夫婦4組の連作短編。年齢も立場も違うから、もちろん夫婦の形も色々。娘の結婚話に揺れる人事部長。夫婦の受け取り方はそりゃ違う。子どもを連れての再婚もあれば、新婚早々別居になったり、お互いのやりたいことを尊重するため円満離婚という選択も。それぞれの本音に頷いたり、考えさせられたり。小野寺さんらしい読みやすい文章で、さらっと読めます。最後の一行は笑っちゃった。確かにそうだね。
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Ikutan
父親が再婚してから、辛い日々を送っていた聡里を救ってくれたのは祖母のチドリ。そんな祖母の援助を受け、北海道の大学で獣医師を目指す聡里。獣医師って子どもの頃にちょっと憧れたけれど、動物が好きなだけでは、とても勤まらない厳しい仕事だ。その活躍の場は動物病院や畜産業以外にも多く、それは『命を救う仕事』ではなく『命を取り扱う仕事』なのだという。時に、挫折しそうになりながらも、周りの人たちの支えで逞しく成長していく聡里が眩しい。そして、彼女を見守るいつも前向きのチドリが素晴らしい。北の大地の美しい描写もよかった。
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Ikutan
米澤さんが描く本格警察ミステリは切れ味鮮やか。捜査上の僅かな違和感から、流れを変えて、事件の真相に辿り着く群馬県警捜査一課の葛警部。余計なことは喋らず、上司から疎まれているけれど、その思考過程はいつも綿密で隙がない。のっけの『崖の下』はアンソロジーで既読だったので、驚きはなかったけれど、それ以外は何れも、意外な結末に唸る。特に『命の恩』と『本物か』の鮮やかな結末が印象的だった。そんな葛警部ですが、いつも食事は″菓子パンとカフェオレ"というのはどうなんでしょう(笑)。彼の活躍をもっと読みたいので是非続編を。
Tomo
2023/10/14 23:32

いつも菓子パンとカフェオレなのは気になるよね!笑 菓子パンは忙しいから仕方ない気がするけど(日持ちするしね)、カフェオレはイメージとのギャップが😆

Ikutan
2023/10/15 10:46

Tomoちゃん、そうなのよ。葛警部、甘党なのかな?イメージが...💦パンも、もっとがっつり、焼きそばパンとかおかずパンでないとパワー不足になっちゃいそう(笑)

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Ikutan
何度も映像化を断念したという『鈍色幻視行』の作中作品。育ての母、産みの母、そして名義上の母。三人の母親を持つ主人公の視点で描かれる『墜月荘』。おそらく昭和初期の遊廓だろう。時に淫靡になる育ての親。奇行を繰り返す産みの母親。身近に感じられる死者の気配。妖艷な女の美しさと共に、訳ありの客人たちが、独特の怪しげな雰囲気を醸し出す。後半、物語は一気に展開。集う男たちの目的と主人公の出自。タイトルに繋がる幻想的なラストが美しい。確かに映像化して観てみたい作品かも。『飯合梓』の奥付けもリアルで粋だね。
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Ikutan
読メ登録3000冊目。久しぶりの太田愛さん。評判よく、ワクワクとページを開く。「俺たちは、俺たちが、人間だということを、わからせたいだけだ。」自動車メーカの非正規工員の若き四人が、夏の体験を発端に集結する。共謀罪という切り札で彼らを封じ込めようとする公安警察。背後には政治家と企業の癒着。今や非正規労働者が賃金労働者の四割近くとなった〈派遣事業者大国ニッポン〉の社会問題が、鋭い視点で描かれる。巻末には多くの参考文献。彼らを動かしたのは多くの知識だった。今回も色んな視点で読み応えあり。朱鷺子さんが素敵でした。
Ikutan
2023/10/12 08:17

Tomoちゃんありがとう❤こちらからの共読は945冊だよ。わぁ、約1/3なんだね~‼これも共読ですね😊読み応えありましたよ。楽しんでね🎵これからも宜しく💕

Ikutan
2023/10/12 08:22

さくさんありがとうございます。さくさんとも共読本が700冊超えて、約1/4なんですね。嬉しいな😃💕これからも宜しくお願いします💕

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Ikutan
殆んどが既読でしたが、けっこう忘れていて、それなりに新鮮な気持ちで読めました。ちょっと不穏でゾクッとする作品多し。特にのっけの『降霊会』のラストは何とも言えない後味の悪さ。続く『金色の風』と『迷宮の松露』で持ち直したけれど、後半はブラック満載。『甘い生活』はちっとも甘くなく、『未事故物件』はホラーよりも恐ろしい現実にぞくりと。人の悪意や心の闇を描くのが旨いですね。近藤さん。
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Ikutan
今、日本では7軒に1軒が空き家だという。不動産会社勤務の主人公は、役職定年で、空き家メンテナンス会社に出向中。元戦隊ヒーローの息子は、今は、バイト生活で、小さな劇団を主宰している。妻は、介護ロスの抜け殻状態からようやく脱したところ。そのきっかけは『マダム·みちるのお茶会』。何だがちょっと怪しい。ということで、今回は、空き家問題を絡めた家族の物語。脇を固める人物たちも、個性豊かで、テンポよくサクサクと。空き家には、家族の歴史が刻まれているから色んな思いが詰まっている。重松さんらしいジンワリ染みるお話でした。
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Ikutan
雑誌Hanakoに連載された2011年から2022年のエッセイ。コロナの前後で社会が大きく変わり、川上さん自身も出産後の子育てという変化の多い毎日の中で気づいたこと、考えたこと。特に、今までの作品からも感じられた女性としての生きにくさを綴った内容は、同じ女性として共感できるものが多かった。そんな中、着物のことなどの趣味のお話も楽しい。もちろん、『あこがれ』『夏物語』『ヘヴン』などの作品をめぐるお話は興味深い。ワンコの表紙がいいね。そして、このタイトルのように、忙しい毎日に、私も深呼吸を心掛けたいと思った。
ちゃちゃ
2023/10/08 14:00

Ikutanさん、わぁ同じ時期に読まれてんですね♪小説のシャープな印象とは異なり、やわらかくふわっとした手触りのエッセイ。雑誌の読者を意識したものでしょうが、未映子さんの飾らぬお人柄が伝わってきましたね。Ikutanさんも書かれているように、作品に関する内容だとテンションが上がりました🎶ご一緒できて嬉しかったです(o^^o)

Ikutan
2023/10/08 19:54

ちゃちゃさん、そう言えば『ヘヴン』の時も同じタイミングでしたね。こちらはエッセイなので柔らかな感じでしたが、女性の色々な思いを言語化してくれて、頷くことが多かったです!川上さん、どんどん進化してますね😊

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Ikutan
子どもの頃、あの付録付きの学年誌、買ってもらうのが楽しみでした。今は一年生のみとのことで寂しくなってしまいましたが、娘にも買った覚えもないので、時代の流れですね。人間の歴史は百万年。子どもの歴史はたった百年。学年別学習雑誌で、児童の育成に力を注いだ小学館をモデルに、戦前戦後の業界を描いた良作。初代社長の高い志「一人で学ぶことの楽しさ」を動機に創刊された学年誌。戦時中の苦労や一変した状況に戸惑う戦後、そして高度成長時代。その歴史は感慨深い。令和と昭和が交互に描かれ、時代を超えた物語として読み応えありでした。
ちゃちゃ
2023/10/08 14:08

小学館と言えば、あの雑誌!私もお世話になりました、懐かしいです。この作品は、私も図書館予約中です。「時代を超えた物語として読み応えあり」に、期待が高まります!追いかけますね(o^^o)

Ikutan
2023/10/08 19:46

おー、ちゃちゃさんも!子どものころ、祖母が買ってくれて嬉しかったことを覚えています。古内さんの上手さが光る良作でした。ちゃちゃさんの感想、楽しみにしていますね😊

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Ikutan
当たり前の日常が、突然奪われる。新型コロナの流行は、私たちの生活を一変させた。濃密な日々を送っている子どもたちにとって、その影響は計り知れない。そんな感染症の流行を小学三年生の時に経験した冴と心晴。家で過ごすことが最善だとされた日々、SNSやネットが生活の中心を担い、人間関係にも大きな変化をもたらされた時代。そんな小学生時代を送った二人が社会人となるまでの15年間の物語。脇を固める冴の母親や心晴の家庭教師が、瀬尾さんらしいキャラだったな。色々あっても未来は明るい。そんなメッセージが伝わってくるお話でした。
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Ikutan
巨大地震が発生。街としての機能の大半が地下にある実験都市『WANOKUNI』の地下に閉じ込められたのは、『見えない、聞こえない、話せない』の三重苦のある女性だった。この実験都市の物流を担っているのは「ドローン」。最新鋭のドローン『アリアドネ』を使って彼女の救出作戦が始まる。誘導ルートや階層図の記載があるので、分かりやすく、字も大きくてサクサク読める。お決まりだけれど、次々おこるアクシデントにハラハラドキドキ。主人公のトラウマはピンとこなかったけれど、驚きのラストに疑惑も解消。ちょっと感動のいいお話でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3867日経過)
記録初日
2013/11/07(3875日経過)
読んだ本
3176冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
907521ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3086件(投稿率97.2%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

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