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2023年6月の読書メーターまとめ

Ikutan
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2023年6月に読んだ本
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2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
ネタバレ披露宴やパーティーの招待状に美麗な筆文字で宛名書きをする筆耕士。物語は、実直なホテルマン続君が、書家で筆耕士の遠田氏を訪ねるところから始まる。話しかけやすい続君と気さくな遠田氏。小学生の手紙の代筆を請け負ったことから始まった二人の関係。代筆屋と言えば『ツバキ文具店』を思い出す。しをんさんらしく、遠田氏と続君のテンポのいい会話が楽しい。もちろん、書家というお仕事の奥深さも丁寧に綴られる。後半、遠田氏の過去が明らかになったことで、どうなるかと心配したけれど、あぁ、よかった。謝辞のモチさん、ソラさんに笑ったよ。
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2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

5月は、冊数は少なくなったけれど、『地図と拳』や『黄色い家』と読み応えのある作品が読めてよかったです。月末に孫が入院して、6月は落ち着かないスタートになってしまいました。感想がなかなか追いつきませんが、皆さま、今月もよろしくお願いします😊2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:6680ページ ナイス数:1967ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/5

5月は、冊数は少なくなったけれど、『地図と拳』や『黄色い家』と読み応えのある作品が読めてよかったです。月末に孫が入院して、6月は落ち着かないスタートになってしまいました。感想がなかなか追いつきませんが、皆さま、今月もよろしくお願いします😊2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:6680ページ ナイス数:1967ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2023/5
いつでも母さん
2023/06/05 08:19

お孫さん、心配ですね。心細いだろうけどしっかり治してもらおうね🙏ガンバレ~!✊Ikutanさんもどうぞ体調崩しませんように。

Ikutan
2023/06/05 09:03

母さん、ありがとうございます😊毎日、注射と苦いお薬を頑張っているのをみると泣けてきますね。何とか元気になって欲しいです。

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2023年6月の感想・レビュー一覧
22

Ikutan
ネタバレ披露宴やパーティーの招待状に美麗な筆文字で宛名書きをする筆耕士。物語は、実直なホテルマン続君が、書家で筆耕士の遠田氏を訪ねるところから始まる。話しかけやすい続君と気さくな遠田氏。小学生の手紙の代筆を請け負ったことから始まった二人の関係。代筆屋と言えば『ツバキ文具店』を思い出す。しをんさんらしく、遠田氏と続君のテンポのいい会話が楽しい。もちろん、書家というお仕事の奥深さも丁寧に綴られる。後半、遠田氏の過去が明らかになったことで、どうなるかと心配したけれど、あぁ、よかった。謝辞のモチさん、ソラさんに笑ったよ。
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Ikutan
コロナがきっかけでしょうか。糸さん、ベルリンより帰国され、今回は日本での暮らしのあれこれ。日本でも、梅干しや山椒やラッキョウを漬けたり石けんやお味噌を手作りしたりと、いつもながら、丁寧な暮らしぶりに、読んでいるだけでも心が和みます。糸さんが、山形出身とは知りませんでした。そして、山菜がそんなに好きだったとは。後半は山菜料理『出羽屋』さんの魅力が詰まっています。『おせち料理』まであるなんてびっくり。赤と黒で描かれた杉本さなえさんのイラストやレシピのカラー写真もあって、眺めるだけでも癒やされる素敵な一冊です。
よこたん
2023/06/30 14:40

山菜がとってもおいしそうでしたね〜(⁠♡⁠∀⁠♡⁠) まさに郷土の味♡一緒におよばれしたくなりました(笑)

Ikutan
2023/06/30 18:51

本当に!山菜もきのこも奥深いですね。思わず、出羽屋さん、検索してしまいました!でも、山形は遠いですね~😣

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Ikutan
オーナーの円が、旅で出合った色んな国のスイーツや飲み物を再現してくれる『カフェ·ルーズ』第2弾。今回も、食べてみたくなるスイーツがいっぱい!甘さ控えめのミルクキャラメルのような風味の飲むヨーグルト『リャージェンカ』、名前の由来が、この世に存在しないほどおいしくて美しいものという『鳥のミルク』、白玉団子のような食感の『湯圓』、中国古来の夏バテ対策ドリンク『酸梅湯』。美味しそうなスイーツとは逆に、ストーリーはビターテイスト。気持ちのすれ違いや悪意、マンプレ、DV …。今里さんのお姉さんのその後が気になります。
Tomo
2023/07/04 22:42

お姉さん、まさかの展開だったね😱マンプレ(って略すんだ!)の男も怖かったね💦女性が一人でお店やカフェを開くのも男性とは違うリスクがあるんだと思ったよ。

Ikutan
2023/07/05 15:08

Tomoちゃん、ほんと、お姉さん、まさかの展開だったよ😨マンスプレイニングは中島京子さんの『オリーブの実るころ』にも出てきたなぁと思っていたのですが、略して『マンスプ』になっていましたね。『マンプレ」は違っていたかも😅ネットで『マンプレ』検索したら一応『マンスプレイニング』のところが出てきたわ。女性というだけで色々リスクがあるんだね。あんな男性は私も嫌だよ😣

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Ikutan
『ボケ防止句会(BBK句会)』で詠まれた俳句をタイトルにして、新たにそこから生み出された十二の短編。流石ですね。どのお話も飽きることなく、短いながら、予想の斜めいく展開で最後まで読ませてくれます。全体的にはぞくりとしたテイストが多くて、これからの季節にぴったり。狂気じみた執着や人間の欲深さ。いやぁ、こんな人に絶対に関わりたくない。と、嫌な気持ちになるのに、読まずにいられない宮部さんの吸引力。そんな中、会話だけで描かれた最終話は後味良好。読後は、改めて表紙や挿し絵を眺めて楽しんだ。続きもありそうね。楽しみ♪
Ikutan
2023/06/28 07:20

みゆさん、短編なのでサクッと読めるし、どのお話も完成度が高くて、面白かったですよ🎵是非♡

Ikutan
2023/06/28 07:29

Tomoちゃん、同じタイミングだったね(*^o^)/\(^-^*)ストーカー男怖かったね~😱鶏頭を見るたびに、あの気持ちの悪い男と家族を思い出しそう😓

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Ikutan
地域で在宅患者を支える『まほろば診療所』。大学病院に戻った白石先生の代わりに、アルバイトだった野呂君が、野呂先生として帰ってきた。地域医療の現場では多くの問題が山積で、コロナ禍が、更に拍車をかける。高齢者は外出を控え、離れて暮らす家族との交流も減少。今回は、認知症や末期ガンの終末期の他、ヤングケアラーや老老介護など、介護をめぐる問題に焦点を当てた内容で、何れも待ったなしの問題ばかり。自身の体験を元に、真摯にこの問題に取り組む野呂先生。介護をめぐる四つの権利に加えて『介護を休む権利』。もっと広まるといいね。
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Ikutan
夫のDVから逃れ、離婚もできず、仕事のストレスで心を壊した無職のシングルマザーの貴代のもとに、滞納家賃の催促状が届いた。強制退去まで10日間。ここから貴代の借金地獄が始まる。今は、『ソフト闇金』と呼ばれる個人の貸金業によって、SNSを介して簡単にやり取りが出来てしまうらしい。スピードある展開にサクサクと読めちゃうけれど、後味はよろしくない。前半が騙される人、後半が騙す人に分かれていて、違和感はあったけれどね。確かに騙されたよ。それにしても、現代社会の怖いところを取り上げるのが上手いね、志駕さん。
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Ikutan
犯罪被害者や加害者の視点で、贖罪という重いテーマを描く薬丸さん。今回は刑務所などで受刑者に教えさとす教誨師が主人公。自らの過去の罪に向き合い牧師として真摯に生きる宗佑の娘が惨殺された。「若い女を殺して生きる実感が欲しかった。」反省も後悔もなく、遺族の気持ちを愚弄する加害者、石原。そのまま死刑にするのではなく、絶望の淵に立たせたいと宗佑は、石原の教誨師になるが…。今回も重たいテーマがずっしりと。死刑制度には様々な意見があるが、実行する刑務官へのメンタルへの影響の大きさは計り知れないと重い気持ちで読み終えた。
Tomo
2023/07/16 16:39

刑務官の仕事は辛すぎるよね。何とかならないのかな。ずっしりとくる読後感だったね。そういえば、Ikuちゃんとの共読が900冊超えてたよ〜😊次は1000冊目指して頑張るー😆

Ikutan
2023/07/16 17:01

犯罪抑止力や受刑者の生活が税金で賄われていること、そして遺族の心情を考えると安易に死刑は否定できないけれど、実行する刑務官は辛すぎるよね。共読本、順調に増えて嬉しい❗😄私の方からの共読本は928冊だったから、来年には1000冊達成できるかも💕

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Ikutan
私たち世代にはお馴染み、チッチとサリーの『小さな恋のものがたり』、『ハーイあっこです』の作者、みつはしちかこさん。81歳の現在も漫画家活動を続けていらっしゃるという。子育てを終えて、義母や夫を見送り、70歳から始めたひとり暮らしの日々と、今までの思い出が綴られています。ユーモアもあって読みやすく、長谷川町子先生とのエピソードなどクスリと笑えるエピソードも。掲載されている漫画、小豆(コマメ)さんもチャーミングで可愛い。周りの人たちへの感謝の言葉と日々の心掛け。人生の先輩として多くのことを教えて頂きました。
ぶちたま
2023/06/24 10:54

まだ元気で活動されてるんやねぇ。懐かしい。

Ikutan
2023/06/24 16:39

ぶちたまちゃん、懐かしいよね〜☺️『チッチとサリー』は変わらないまま60年、凄いですね!

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Ikutan
父親が膵臓がんを宣告される。ステージⅣ、余命一年。気がかりは、作家としてデビューしたものの鳴かず飛ばずで、バイト生活を送る40歳の長女。将来を心配する母親は、何度も″結婚″の話を持ち出す。分かりやすい幸せの表現が結婚なんて、あまりにも時代遅れの昭和脳だけれど、子どもの将来を案じてしまうのが親だし、固まった価値観を変えるのは難しい。そんなこんな家族の事情とは別に、父親の病状が悪化の一途。余命が半年に、3ヶ月に、2週間に..あまりに早い進行に戸惑うばかり。それでも、最期の夫婦の会話に救われた気持ちで読了した。
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Ikutan
小さな庭のある一軒家。『心療内科 椎木メンタルクリニック』はまるで病院らしくない。ゆっくり診察をしてくれる旬先生と問診やカウンセリングを担当するさおり先生。ふたりには辛い過去があり、そんなふたりを支えたのは、同じように辛い過去に苦しんでいた『純喫茶·純』の純さんと彼女の淹れるコーヒー。うつ。パニック。ADHD ...乱れてしまった心のバランスに苦しむ人たちの連作短編。最低限のお薬と丁寧なカウンセリング。美味しいコーヒーと各タイトルにもなっている心癒される名画。疲れた心に寄り添ってくれる優しい物語でした。
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Ikutan
人が息を引き取る時に見るという走馬灯。『ブレーメン·ツアーズ』は故人が穏やかな気持ちで旅立てるよう、走馬灯と仕上げるという。祖母を亡くし独り暮らしになった高二のはるちゃんと幼馴染みのナンユウくん。二人には他人の走馬灯が見える絵師の能力があった。初めは、現実離れした設定に戸惑う。そもそも、他人の思い出を覗いたり、編集したり。しかも、高額料金が必要って。と色々思うところはあったけれど、そこは重松さん。物語を通して伝わる優しさが、はるちゃんやナンユウくん親子の感動のエピソードに繋がり、爽やか気持ちで読み終えた。
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Ikutan
垣谷さんが庶民感覚で、日々思っていることを綴った初エッセイ。成る程、この思いが小説を書く原動力になっているんだなぁと感じました。子育てや男女の意識の違い、老後や遺品整理のことや、賃金交渉などお金にまつわる話題等々。そして作家さんならではの文章表現にまつわるお話や漢字文化に対する考察など盛り沢山。小説と同じでサクサクと読みやすいのですが、中身は読み応えありですね。ニュースの洪水に晒される弊害についてはハッとさせられました。読メを時々読まれているとのことで、何だか身近な存在に。益々これからの作品が楽しみです。
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Ikutan
今回は修学旅行生のお話から。もも吉姐さんの言葉も響いたけれど、友達の言葉に救われましたね。第2話は、梯子に上がれなくなってホームレスになった庭師のお話。厳しい言葉の中にもも吉姐さんの愛情が詰まっています。第3話は朱音ちゃんのお話。要領が悪くて何をしても時間のかかる朱音ちゃん。でも彼女の良さは今回も伝わりましたね。『人は信なり、人は仁なり』第4話は、ようやく舞妓としてお店出しになる奈々江ちゃんの恋のお話。いつかまた、会話ができるようになるといいね。最後は和菓子職人の兄弟のお話。京都の甘味処の案内が嬉しいね。
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Ikutan
18巻は黒石藩藩主高宗のお世継ぎ問題『あやつり』から。高宗の側室候補の李枝殿は美しいが、人形のような目で心が見えない。高宗の依頼で、鉄斎と万松が調べた彼女の生い立ちは、何とも辛く悲しいものだった。そんな中、高宗の粋な計らいに心救われる。『たけとり』はDVのお話。江戸時代でも同じなんですね。おけら長屋のお陰で何とか解決。『さいころ』はおいらくコンビ、徳兵衛と宗右衛門の恋路のお話。そして『きんぎん』は八百屋の金太が主人公。身を挺して犬の銀太を守った金太。金太と銀太の深い心の繋がりに胸が熱くなるいいお話でした。
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Ikutan
今日もおけら長屋は賑やか。17巻にもなれば、本を開けば直ぐに、登場人物の面々が浮かび、今回もどんな騒動が待っているのかとワクワク。『かえだま』は別れた母親を探しに三河からやって来た作吉のお話。『はんぶん』では、鉄斎に婿入りの噂が流れる。いやぁ、これはお染さん、心が乱れますよね。『げんぺい』では百姓の三男坊の三平が、一旗揚げると常陸国からやって来た。今回も万松の作戦はお見事!『みなのこ』は子どもを育てていたらよくあるお話。どのお話も、彼らのやり取りにくすりと笑い、最後にじんわりやられちゃう。その塩梅が絶妙!
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Ikutan
シリーズ第六弾。高級老人ホームで九人もの入所者が惨殺された。施設職員の加害者は「生産性のない者は生きている価値がない」という優生思想を理由に凶行に及んだという。実在した事件を彷彿させるこの事件。国選弁護人として御子柴が担当することに。何故、御子柴が金にならないこの案件を受けたのか?そして、容疑者に情状酌量の余地もないこの裁判のどこで、彼の手腕が発揮されるのか。裁判は予想通りに進み、残り頁わずか。流石に今回は″無罪″は無理だと思ったけれど、一捻りありましたね。御子柴の人間味も感じられるラストに今後が楽しみ。
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Ikutan
実家が貧乏なため、奨学金で大学生になった真央。二つのバイトを掛け持ちして生活費を捻出する彼女は、四年間で500万近くなる奨学金の返済のことで頭がいっぱい。そんな彼女が、試食品販売の四葉と親しくなった。四葉は、他のパートのおばさんと何かが大きく違う。第一章は真央と四葉の交流が描かれ、第二章は四葉の親友、実亜子の視点で四葉の過去が描かれる。キーアイテムは、宝石箱や『りぼんぼうし』のクッキー缶。後半は、奨学金問題から同性婚と、近未来まで話が跳んで、ちょっと詰め込み過ぎだと感じた。真珠をモチーフにした装丁は素敵。
Tomo
2023/06/29 00:11

こちらも共読💕キラキラした装丁が綺麗だよね✨ストーリーは確かに詰め込みすぎという感じだったね。近未来はディストピアかと思ったけど、元気な四葉に再会できてニンマリしたよ😆

Ikutan
2023/06/29 08:58

わーいヽ(=´▽`=)ノこれも共読ですね~☺️エッセイを読んで、柚木さん、言いたいことが、いっぱいあったみたいだったから、こんな盛りだくさんになっちゃったんでしょうね😅

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Ikutan
セツさんの新聞ちぎり絵第2弾。今回は、94歳になられたセツさんの日々がちぎり絵と共に描かれる。セツさんの1日は、仏壇を拝み、お経を唱えてから。午前と午後に2時間程、ちぎれ絵に集中。身近な物をモチーフに、今回も味のある作品がいっぱい。やっぱり食べるものがメインですね。で、何れも美味しそう!卵かけごはんのぷっくりとした卵やホクホクの焼き芋。どの作品も、少し遠くから眺めればリアルだけれど、文字や写真を上手く取り入れていて、近くで見れば確かに新聞なんだよね。ご家族の助言もすぐ取り入れるというセツさん。素敵ですね。
assam2005
2023/06/10 20:45

Ikutanさんのレビューを読み、早速手に取りました。セツさんの細やかな工夫があちこちに見られ、楽しく読了。教えていただき、ありがとうございました。

Ikutan
2023/06/10 22:05

assamさん、わぁ、共読ですね💕セツさんの作品素敵ですよね〜😊

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Ikutan
16巻はいきなり不穏な出だしの『くらやみ』から。相次いで七人の女性が犠牲になった、10年前の連続殺人事件″髮切り魔″を思わせる事件が発生。10年前の事件の真相は明らかになったけれど…。続く『ねんりん』では又々弥太郎の登場。「職人がこさえた物からは物語が聞こえる」という三津五郎の言葉にひかれ、今回は骨董品にはまってしまう弥太郎。相変わらず憎めないいいキャラしてる。『せいひん』は貧乏神のお話。万松のふたりに新たな儲け話が。よく思いつくねぇ。最終話『あいぞめ』で、お満にピンチが。未解決だった事件がようやく解決。
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Ikutan
殺しと傷害以外はどんな依頼でも請け負う何でも屋『上水流エージェンシー』シリーズ第二弾。今回はレッドリストを絡めた怪しい依頼『物理的にあり得ない』と真の親子の絆が明らかになる親権をめぐる依頼『倫理的にあり得ない』そして、拒食症の女性を救って欲しいという丹波刑事の依頼『立場的にあり得ない』の三つのお話。それぞれの依頼には裏があり、その謎を秘書の貴山と涼子が解いていく。頭脳明晰だが変わり者の貴山。今回は、そんな彼が愛情を注ぐカラカルのマロも登場。際立つキャラでテンポよくサクサクと。貴山の淹れるお茶が気になる~。
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Ikutan
前半は日経新聞連載のエッセイ。『もらった元気で勇気を得るより、湧いた勇気で元気を手に入れろ』ユーモアのあるサバサバした文章で、鋭い指摘にドキッとする。『自由は稼いで得ろ。自分の塒だけは大切に。』は、お母さんを笑わせたらお小遣いが貰えるというユニークな方針で育った息子さん達の今の決まり事だという。『人は言葉を食べ、涙をのんで生きている』は桜木さんお気に入りのフレーズ。かっこいい‼中盤からの『妄想radio』は紫乃ママが開いたお店でチーママのいづみちゃんが、昭和歌謡を唄うという設定。懐かしさいっぱいで楽しい。
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Ikutan
『芸術新潮』で連載された、マハさんのアート愛が溢れる総勢33人のアートの達人との対談集。難しい学術的な内容は飛ばしつつ、気になる方のページから、少しずつ読み進めた。全体を通して、嬉しく感じたのは、日本のアートが、海外からとても注目されてきて、世界に誇れる分野であるということ。読みやすかったのは、竹宮惠子さん、美輪明宏さん、ドナルド·キーンさん、池田理代子さん、山田洋次監督、フジコ·ヘミングさん、安藤忠雄さん。安藤さんが手掛けた『こども本の森 中之島』には是非、足を運んでみたいと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3884日経過)
記録初日
2013/11/07(3892日経過)
読んだ本
3189冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
911181ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3099件(投稿率97.2%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

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