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2024年5月の読書メーターまとめ

sazen
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2024年5月に読んだ本
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2024年5月のお気に入られ登録
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  • 横浜のペンギン🐧

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sazen
確かに成瀬が主人公であるが、彼女が縁を繋いだ群像劇になっているのが楽しい。成瀬に対して「こういう強さを持った人間になりたい(なりたかったな)」という羨望を多くの人が持ったから、これだけ評価されたのかもね。私は、島崎と成瀬の母親視点の話も読んでみたい。大貫も含め、「人からどう見られるか」を主題にもしているので、彼女らは娘たちをどう解釈するのだろう。学校の教室内での縁なんて、ほんの一部に過ぎないとも実感させる点もこの作品の魅力。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

sazen

子供が、Eテレを付けていて「また、子供番組か…」とややげんなりしていた夕方。画面に目をやると、「おとうさんといっしょ」のシュッシュと「みいつけた!」のサボさんと一緒に、亀田誠治が出ていてびっくりした。東京事変で、なんだかすごいベースを弾く音楽プロデューサー、のイメージしかなかったので。彼編曲のピンク・レディー「UFO」、かっこよかったです。

sora takai
2024/05/28 23:28

亀田誠治さんは、振り幅が広く柔軟な人なのですね、きっと

sazen
2024/05/29 16:41

そうですね、色々なお仕事されている方なんでしょうね

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2024年5月の感想・レビュー一覧
11

sazen
桜桃は親をテーマにした図書として紹介されていた本。これ、親がテーマなのかなぁ?「餓鬼なんざ面倒くさいよう。イヤダイヤダよう。」と、駄々こねする小学生並みの稚拙な大人がいるってだけの話なんじゃ?こんな美味しいもの食わせたら子供喜ぶだろうな〜と思いながら飲み屋で好きなだけ時間を潰している男なんて、親でもないと思うけど。言葉も文章も魅力的なのは、うっすら分かるけど私には身に付かない読書だった。「人を雇えばいいでしょう」と同義の「親に頼めばいいじゃん」は、夫がよく言うセリフだわね。又吉のあとがきが良かった。
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sazen
1年生に読んだら、全然反応がない。…おかしいな~と思ったら、ダジャレで構成された文の意味が分かってなかったのだとあとから気づいた。だじゃれを理解するにも、ある程度の語彙力が必要なんだと改めて知りました。オチだけ「結局、こうなっちゃうんだね!」とちょっと説明したら笑っていたけれど、うーん。
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sazen
子供にとっての10年だから、成立する物語だなぁ…と思った。10年間だけ、大切なものや思いのこもったものを預かってくれる魔法のお店のお話。「未来というのは今現在想像しているものより変化に富むし、たいていが明るいものだよ」という視点が基本なのも良い。知らなかったことを知ることによって苦しくなる話もあるけれど。大人にとっての10年となると、意味が変わってきちゃうけど、変化に富むという点では共通しているよね。ほんと、まさかこんなに公私共に読書絡みの人間関係が増える生活になるとは思っていなかったよ。
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sazen
それぞれ6人6様の台所や道具との物語があって、楽しい本。後藤さんと本多さんは以前からよく著作を読んでいる方たちだったので、尚更興味深かったです。素敵だな〜と思いつつ、物の管理にこれ以上時間をかけたくないので、大半は多分うちには必要ないかな。そんな中、冷凍ご飯専用容器は買う予定。解凍ご飯ておいしくないからつい、新しいのを炊いちゃう。そして圧倒的に数が足りてないグラスと、20年選手のピーラーくらいは買い足そう。
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sazen
親としての軸を持て、という姿勢はとても大事だし共感できる。プロの言葉には重みがある。ただ、ここに書いてあることを全て実行すると子供をコントロールすることだけに終始し、著者の言うところの「バランス」を欠くのでは無いか。要は、子供目線では何も語られていない本です。最近の親は軟弱だし、威厳を示すべきと仰るけど、軟弱であることも含め、子供は学習していくんですよ。いじめ対策に関しては学校側が読むべき内容。そして具体的には一体どう指導しているのか、実例をもっと示してほしかったな。
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sazen
優子が、大人から「あなたは可哀想な子供だね」という視線を向けられるたびに苦しむのが気の毒。親子とは、保護者とは、一体なんでしょうね。最近読んだ島本理生さんの小説も、親から庇護を受けられない子供の話だったが、作中の子供が受け取る感情の種類も、愛に類する解釈自体も正反対。様々な登場人物の視点があるため、こちらの方がややこしいはずなのに閉塞感が薄い。原作、読んでみます。
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sazen
「銀河鉄道の夜」をしっかり読み込んでいれば、もっと物語に没入することができたかもしれない。あの童話に、宗教的要素なんてあったっけ?と疑問に思った。生死の挾間で夢物語が展開する話だったような。しかし、既存の一つの作品を主軸に、恋愛話も同時進行させる、という面白い組み合わせの作品。入り組んだ、複雑な心情を展開させているけど、要は亜紀君が自分の父親同様、春を捨て去るのではないか、だから結婚するのはどうかな?と迷うお話だと解釈しました。こういう人は、事実婚の方が向いてるんだろうな〜。
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sazen
ストーリー展開も、キャラ設定も、新鮮で面白かった。最近のラノベはこういう感じなのだなと勉強になりました。旧語体(…と、当て字)の日本語は、椎名林檎の作る難解な歌詞を彷彿とさせて慣れるのに時間がかかった。(林檎氏の作品も、好きですけどね)しかし、時代設定はこれはいつなの?文豪だから近代かと思ったら、遠隔端末が出てくるし。横浜を舞台にするなら、もっと風景描写を徹底してほしかったな〜。コミックが原作とあって、映像での方が全体としての魅力が分かりやすいかも。
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sazen
ドラえもんにしろ、笑うセールスマンにしろ、便利な道具に対する依存をテーマにしているわけだけど。その流れを「謎めいた形」で児童用に持ってきた銭天堂は、やっぱり秀逸。アプリ「つぐみ」の出現によって、より令和らしい闇が深まっている。子どもたちは素直に「現実世界にも、つぐみがいたらなぁ」って思っちゃうんだろうか。
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sazen
装丁の装画が本当に綺麗。「涙のにおい」に似つかわしくない明るさが対照的で良い。通夜での子供の泣き声に対して「生命力がある」と表現しているのが、素晴らしい。終わりと始まりが同居している様子って、そこにあってもなかなか気付けないものね。学校に行けない子供を弱い、と評したり、叩かれて育たないとロクな人間にならない、という教育(?)だったり。いつの時代の話?戦時中か?と思ったが、そういえば私達はそういう時代の子供だったんだった。
が「ナイス!」と言っています。
sazen
確かに成瀬が主人公であるが、彼女が縁を繋いだ群像劇になっているのが楽しい。成瀬に対して「こういう強さを持った人間になりたい(なりたかったな)」という羨望を多くの人が持ったから、これだけ評価されたのかもね。私は、島崎と成瀬の母親視点の話も読んでみたい。大貫も含め、「人からどう見られるか」を主題にもしているので、彼女らは娘たちをどう解釈するのだろう。学校の教室内での縁なんて、ほんの一部に過ぎないとも実感させる点もこの作品の魅力。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/01(3830日経過)
記録初日
2014/01/01(3830日経過)
読んだ本
1043冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
207965ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1042件(投稿率99.9%)
本棚
10棚
性別
現住所
愛知県

参加コミュニティ1

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