ネタバレ2024-57。表題作のミラクリーナが割と通常世界のお話だったから油断した。どんどん不穏な、だけどさもありなんな世界に入っていく。「性別禁止法案」18までは学校では性別を公にせず過ごす。隠すなんて出来なさそうだけど、それでも。だが「相手の性別によらず好き」こそ純粋な「好き」だよな…。からの、「なもむ」。怒りを無くした世代。新しく感情に名前をつけた世代。「エモい」も私から見たら同じなんだな。私の周りの若い子は競争心も怒りも薄め（少なくとも表に出さない）だったし。村田さんの世界に取り込まれていく。

ネタバレ2024-57。表題作のミラクリーナが割と通常世界のお話だったから油断した。どんどん不穏な、だけどさもありなんな世界に入っていく。「性別禁止法案」18までは学校では性別を公にせず過ごす。隠すなんて出来なさそうだけど、それでも。だが「相手の性別によらず好き」こそ純粋な「好き」だよな…。からの、「なもむ」。怒りを無くした世代。新しく感情に名前をつけた世代。「エモい」も私から見たら同じなんだな。私の周りの若い子は競争心も怒りも薄め（少なくとも表に出さない）だったし。村田さんの世界に取り込まれていく。

ネタバレ2024-56.「自分とか、ないから」。文体が軽くて読みやすいが、読み込むと深い。「「自分」というフィクションを固定するから認識と違ってきて辛くなる」！！勝手に作り上げた自分の幻想とのギャップに苦しんでるだけ。自分を捨てて「宇宙規模で見る」て、恭子様の理論では…！仏教の教えの変化やつながりについても学べたので良かった。「この世は茶番」楽しむことに罪悪感もあるが、楽しく生きていいんだぜ！いまの自分を楽しみたい。

ネタバレ2024-55.密教の方を先に読んでしまったので内容重複が結構あり。

ネタバレ2024-54.知識ゼロで手に取ったが、曼荼羅の意味とか、仏教はインドからどう伝わって来たのか、などとても分かりやすい。お寺のリストもあるので、京都旅行の際に見返したい。各お寺の意味がわかって見るととても面白くなりそう。

ネタバレ2024-53。著者が生まれたのは1886年（明治19年）日本語訳が出たのは1961年（昭和36年）。古い本ではあるが、根本的なことは変わらないし出来てない→「アイデアの第一段階は資料集め」。これがめんどくさい作業、と思うことも変わらない。60年前に比べて爆発的に楽に大量に集められるようになったにもかかわらず。「言葉はアイデアのシンボルなので、言葉をあっることによってアイデアを集めることもできる」シンプルかつ普遍的な言葉。何事も基礎が大事。

ネタバレ2024-52.「いただきます乱用」は胸を突かれた。「ご相談させていただいてもよろしいでしょうか？」は長いなーと思いながら使ってしまう。「相談依頼」だけだとなんとなく失礼かな、と思ってしまい。でもみんな時間がない中では「相談依頼」で、さっさと要件を書いた方がいいかもしれない。「いただきます乱用」は自分の恐れからくるもの。基本の「相手を思って書く」を忘れないようにしたい。