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2026年6月の読書メーターまとめ

びすけっと
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2026年6月に読んだ本
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2026年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

びすけっと
2020年4月刊。書き下ろし。肉親から虐待を受けていたことも凄惨だが、成人した後、義父を介護する様や、恋人からも虐げられた様を読んで辛い。傷を負うと事ある度にフラッシュバックしてしまうだろうし、自らの価値を見出すことすら難しくしてしまうだろう。それでも、主人公・貴瑚には自責の念があるにしろ、助けてくれたアンさんがいた。それに美晴がいる。「魂の番」は一方向的なものと思いきや、否。相互作用なのだと感じました。叫びが聞こえたとき、そのつながりに確信し、互いに「魂の番」となれたら、強く生きていける。
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2026年6月にナイスが最も多かったつぶやき

びすけっと

2026年5月、びすけっとの読んだ本:34冊、7742ページ、550ナイス 図書館に足を運ぶ度に欲張って借り出してしまうので、駆け足で読むことになってしまい、反省。心に残る本も数多かったけれど、おすすめは2冊。キム・イヌ「ほんをよむいぬ」。老眼鏡をかけても本を読むいぬの姿が私のよう(笑) 高森美由紀「小田くん家は南部せんべい店」。文庫を購入。日常が瑞々しい。★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/422813/summary/monthly/2026/5

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2026年6月の感想・レビュー一覧
23

びすけっと
2025年11月刊。初出 紙魚の手帖+書き下ろし。直木賞受賞とともにオール讀物に掲載された二編を読んで、全編を読もうと手に取りました。どのお話もじんわりと感じ入りましたが、とりわけ「稲子のカフェー」が良かった。文字を読めること、書けることは生きるうえで彩り、豊かさがぐんと増すのだと感じました。それからきっかけはどんなことでも構わない、本を開くということは、さらにその上積みを図ることになるのだと思いました。たくさんの女給を採用してきた、マスター菊田、どんな人だったのだろう。きっとすばらしき人格者に違いない。
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2026年3月刊。著者が源氏物語現代語訳について語った動画で、以前と「小説の書き方が変わった」とおっしゃっていたので、手にとってみました。以前と変わらず、愛に溢れている作品でした。家族の愛も、友との愛も、つれあいとの愛も。少年やその母、さらには著者のそばで鳴り響いていたロックはなんだろう。それが分かるとより躍動感を味わいながら読むことができたかも。音楽ってこんなにも人に勇気を与えるんだ! 母の強さとそれを支えた友がとてもとてもすてきだった。
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2026年5月刊。初出 群像、小説すばるなど。未刊行の作品を含めて、解説の千木良悠子氏が編んだ本。表題作まで3編は読み進めることができたけれど、それ以降は、笑いの壺がつかめない落語や漫才を見聞きしているような感じで、途中で離脱。若い頃に「桃尻語訳~」を読んだときも同じように感じたことを思い出しました。ごめんなさい、私には合いませんでした。
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2020年4月刊。書き下ろし。肉親から虐待を受けていたことも凄惨だが、成人した後、義父を介護する様や、恋人からも虐げられた様を読んで辛い。傷を負うと事ある度にフラッシュバックしてしまうだろうし、自らの価値を見出すことすら難しくしてしまうだろう。それでも、主人公・貴瑚には自責の念があるにしろ、助けてくれたアンさんがいた。それに美晴がいる。「魂の番」は一方向的なものと思いきや、否。相互作用なのだと感じました。叫びが聞こえたとき、そのつながりに確信し、互いに「魂の番」となれたら、強く生きていける。
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ネタバレ2026年3月刊。初出 紙魚の手帖。錦見映理子「邪悪な香り」、村山由香「PRIDE」の若手編集者同様に、作家を押し上げるために溺れてしまう編集者が描かれていました。病的な拘りの素って何なのだろう。蝉谷めぐ実「餅屋のいうこと」、首を捻りながら読んだのだけれど、謎が解けたら、納得の感涙ものだった!他作品、読んでみよう。藤野恵美「生きて帰りし物語」、編集者との二人三脚が大切なようで、作家自身の立ち位置が何より大切ということ。乗代雄介「金城氏」、作家の手の内を明かすような作品でしたが、オチに驚き。
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2014年6月刊。源氏物語現代語訳の角田光代さんと著者が対談したyoutube動画つながり。敬語の具合で、物語の語りがどの階級かが分かるとの記述に、普段読みながら、誰の語りか、探りながら読むよなあと改めて気付かされました。当然、源氏物語だって、語り手が分かると自ずと理解が進むだろう。それから、物語に著者の思いが込められているように、源氏物語に紫式部の思いも込められている。本書に紫式部の思い(の推測)が書かれていたけれど、源氏物語を読んで、それを感じとってみたいと思いました。読むぞ、源氏物語(角田訳)。
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2020年5月刊。初出 小説推理+書き下ろし。アンソロジーつながり。中学教師が主人公の小編が4つ。中学生という年頃の子たちと相対する先生も人の子。全体的に暗い感じで話が進むけれど、子どもたちに救われることもあるんだよなあ、最後には明るい兆しが感じられる終わり方なので、救われる感じがしました。
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2026年6月刊。初出 すばる。おもしろい。おもしろすぎる。これでもか、と皮肉がたっぷりなので、食傷ぎみに感じました。少しマイルドでもいいかなと感じるけれど、これくらいじゃないとおもしろさが際立たないのかもしれないと思う。「世紀の善人」きっと私もサンゾウのひとりなんだろうと自戒を込めながら読みました。「小人二十面相」の鏡を嗅ぎ分ける能力、すごい! 写真きらいが度を越して、撮られるのも嫌う気持ち、わかる。「私を庇わないで」の御本人、途中から正気の沙汰ではなくなってしまったように感じたのだけれど、どうかな。
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2022年4月刊。初出 オール読物。単行本からタイトル変更。市井の人びとが登場します。普通の人たちなのですが、私たちがそうであるように、どこかクセがある人が登場します。私は「ラインのふたり」の嫌われ役のライン監視の社員が気になりました。江口のりこさんがうまーく演じてくれそう(だから気にかかったのかも)。私の物語も、周囲の人に語ってもらうと見え方がぐっと変わるのだろうな、そう感じた一冊でした。何も起こらない、それでも物語になる、それに感じ入ることがある、そんな一冊でもありました。
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2020年6月刊。イーブンな関係ってどのようにしたら築けるのだろう。友だちとの関係もそうだし、恋人との関係もそう。自分の行動って、自分の弱点を覆い隠したうえで、行いがちだと感じました。主人公の父がそうであったように。今持ち合わせている情報だけでは判断できない、何かを述べることができない、と言うことができる力も備えたい、そう思うことができた一冊でした。YAってけっこう考えさせられる中身の深い内容の作品があります。幅広い世代に読まれたらいいのになと思います。
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2024年9月刊。初出 別冊文藝春秋。高齢者の読書会のお話なのに、装画がぬいぐるみ?を抱く幼女なのはどうしてなのかと思いつつ、読み進めました。月イチの読書会、とてもいいなあ、羨ましいなあと感じました。生活に張りが出ますし、また会える楽しみと、安心感。読みに対する感想と、内容に関する感想の二通りを大脱線を繰り返しながら述べ合う時間のなんと豊かなこと。著者の高齢者への眼差しがとても良いです。様々な例えが豊かに著されているのですが、私はおもしろく感じました。まどろこしく感じてしまう方もいるかも。
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2020年10月刊。初出 小説現代。お気に入りさんつながり。ホエールズ→ベイスターズファンの著者の思いが120%込められている一冊。あとがきにもたっぷりと記されていました。「ダブルヘッダー」の野球少年の語りがテンポもよく、くすりと笑えるところもあって好み。優勝パレードに向けたバス改造の話が入っている「パレード」は現実のお話がふんだんに盛り込まれていて、当時の熱い様子が伝わってきました。常勝チームだったら、このようなすてきなお話が誕生しないかも、と感じました。
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2020年9月刊。町田尚子さんの絵本原画展「隙あらば猫mini」を鑑賞。何度も見たいと思って購入! ぬうっと窓から外を伺う猫、何があるのかな、起きるのかなとどきどき。最後のページのにんげんを迎える、飼い猫としての可愛らしさ、やるな!猫! それにしても、猫は忙しい。楽しみの幅が広い。おじさんぽいところもいい。留守番あとの部屋の具合、あれぇ、いっぱい楽しんできたはずなのになあ。
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2025年6月刊。前半は初出 anan、後半は書き下ろし。Piece4の同級生と、Piece5の先輩が気になりました。前半と後半でそれぞれ対になっていて、その同級生と先輩のことも読めたので、嬉しくなりました。このような構成、興味をそそりますね。いろんな人と関わり合いながら、少しずつ少しずつ成長していく。もちろん、その相手も成長します。関わり合いが少ないわたしも、わずかな関わり合いの中で成長できているのだろうな。そう信じたいと思った一冊でした。半年待った甲斐がありました。
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びすけっと
2024年9月刊。初出 小説推理。2023年に出た同じタイトルの続編。大崎梢「アンジェがくれたもの」は、男のおひとりさまのお話。女性のそれは容易く読むことができるけれど、男性のはなかなか接することができないなと思った。もっと多様に読んでみたい。けれど、おもしろみに欠けるのかもなあ・・・。咲沢くれは「この扉の向こう」も良かった。異動はストレスであるけれど、やはり新たなチャンスでもある。それと猫のいる生活、いいかも。この先のせいかつ、ゆっくりじっくり考えることにしよう。
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びすけっと
2025年4月刊。初出 小説宝石など。おのおの、短編の主人公の来し方が描かれていました。男性のおひとりさまが描かれていた「また会う日まで」が印象的。心配される側に回ったことに気づくとき、私自身にもおとずれるのだろうなあ。それから「女友達の作り方」にも考えさせられた。植物に水をやるように、手間暇をかけて、「丁寧に、繊細に、対等に」(p.56)。男性同士にだって同じことは言えるはず。温泉に浸かったときの「はあ~~~」は兎にも角にも最高!
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びすけっと
2025年9月刊。初出 学芸通信社配信、地方紙に連載。落語に登場するような放蕩息子が登場。真贋する眼は鋭いものを持っている様子。家を追い出され、江戸でたらい回しされ、様々な居候先で商いと心を磨いていきます。師となる人は一筋縄ではいかない者ばかり。世の中、本物ばかりが重宝されるのではなく、収集する人がこれだと感じたものも寵愛される。道具屋は、本物を見抜く目も必要だけれど、客に気持ちよく求めてもらうよう取り揃える力も必要なんだと感じました。追い出された奉公先を見返すのではないというところにおもしろみあり。
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びすけっと
2025年10月刊。読み友さんつながり。おばあちゃんが買ってきてくれたコトバロボ。国語ドリルが大好きで、宿題を進んで(?!)解いてくれます。このロボット、個体差が大きいらしい。コトバロボの先生が現れたことで、まこちゃん、情が湧いてきて。言葉の楽しさが表される作品かと勝手に想像していたけれど、違ったみたい。計算ロボ、ドリルロボでも良かった気もするけれど、言葉で著される作品中だからこそ、コトバロボなんだろうな。この作品からあげられる感想文、どんなだろう。そちらも楽しみです。
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びすけっと
2023年9月刊。文庫書き下ろし。大崎作品は単行本で既読。異なる形で再読するのも楽しい。気になった作品は咲沢くれは「週末の夜に」。仕事を終えた帰りや週末のレイトショーを一人で楽しむ主人公。連れ合いとの生活は、自分を「形」にはめようとしていたのだろうなと感じました。友となった教え子の親も同じだなと。社会が勝手に形作った役割に、同調するのも苦労するし、外れるのもとても大変。それでも形から飛び出せた二人は、各々のしあわせを形成中なんだなと感じました。咲沢作品、読んでみようと思います。
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びすけっと
ネタバレ2026年5月刊。書き下ろし。著者の作品を心待ちにしていました。刊行を知って即購入!私は表題作が好み。「気になる」が時を経て増幅していたはず。渦中の主人公にとっては思ってもみない展開なのに、端から見ればあるある。そのおかしさがたまりません。他にも思い込みで自分を縛ってしまっている市井の人々がたくさん登場。思い込みや縛りが解けたことは幸せなのか、不幸せなのか。読み手それぞれの思いによるところがあるかなあ。ひとつ気にかかったこと→中高年女性の多くが短大卒で描かれていました。それって必要なことだったのかと。
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びすけっと
ネタバレ2026年4月刊。書き下ろし。陰陽師の後継として修行を積みはじめる安倍春子の物語。この後、長く続くことになるだろうシリーズの初巻。そのためか、叔父と父に丸め込まれて、仕事を辞めることになり、後継を宣言するまでが、とても長い……。後継宣言までを初話にすぱっとまとめて、修行を積みながらもお困りごとを解決する様子を何話も重ねてほしかったなあと思います。まだ、ブックカフェでのお悩み相談は始まったばかり。陰陽師の仕事を非科学的と思っている春子、この後、どんな活躍となるのでしょうか?献本当選本、拝読しました。
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2023年1月刊。ライター吉田大助氏による編集。一穂ミチ「泥舟のモラトリアム」、恩田陸「夜のピクニック」のようなドラマティックさはないけれど、歩いている間の回想が心地よく感じられた。娘との回復の兆しが見えてよかった。夏川草介「ダリア・ダイアリー」、冷酷ともとれる現実の中にも、温かな扱いがある。夏川作品にはそれがあるので、まだ人は頑張れると感じられるし、安堵する。綾瀬まる「わたれない」、パートナーが電話口で助けてくれる。「渡る必要はない」と。この三作品に学びがあった。各々の単行本作品を読み返してみたい。
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びすけっと
2026年3月刊。書き下ろし。テクニカルライターという取扱説明書などを編むライターさんのお仕事小説。主人公・咲良は憧れだけでマニュアル制作会社に入社。先輩に鍛えられながら、案件ごとにあっという間に成長! トリセツはどう書くかというより、どう見せるか、読ませるかのアイデア勝負なのだ。この本を読んで説明の文章がうまく書けるようになるわけではないのですが、うまく書けるような気になりました。タイトルもパンチがあるし、内容もうまく構成されていて、楽しめた一冊でした。おすすめ。社長他との関わりも読みたいです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/07(4575日経過)
記録初日
2013/12/01(4612日経過)
読んだ本
1456冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
318784ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
1452件(投稿率99.7%)
本棚
124棚
性別
年齢
57歳
現住所
福島県
自己紹介

みなさま、感想を読んでくださり、ありがとうございます。それからナイスをありがとうございます。

視力が落ちて、読書から離れていましたが、読書に戻ってきました。
「青春と読書」「ランティエ」「季刊アスタ」「小説新潮」を読みながら、文庫本、図書館本を読み進めます。感想upを頑張りすぎないようにしながら。


好きな作家は、瀬尾まいこさん、あさのあつこさん、森絵都さん、三浦しをんさん、大崎梢さん、宮下奈都さん、豊島ミホさん、乾ルカさん、彩瀬まるさん、小路幸也さん、森沢明夫さん、寺地はるなさん、額賀澪さん、村上雅郁さん。児童書やYA、国語辞典も好きです。

アイコン画像を、くまモンから「おけばんばくん」に変更しました。パペットと着ぐるみの二刀流のおけばんばくん、好きです!
2026.05.13

< 読メの記録 >

2014.01.** 登録開始
2015.07.31 感想登録1000冊
2026.01.12 感想登録1300冊
2026.05.13 感想登録1400冊

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