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2024年5月の読書メーターまとめ

李孟鑑
読んだ本
2
読んだページ
673ページ
感想・レビュー
2
ナイス
36ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

李孟鑑
コミック「バーナード嬢曰く」で紹介されていたので、一度読んでみたかった作家。 発想や想像力は素晴らしいものがあると感じました。 特に印象に残ったのは「めぐりあい」。 ネタバレは避けますが、空想の内と外を、皮を剝くように反転させた発想が面白い。 結末を知ってみるとシンプルにも思えますが、よく思いついたな、と感心しました。 また、「孤独の円盤」の切ない詩情性、主人公の内面描写などには、確かな表現力もあり、アイデア一発の作家ではないとも感じます。(コメ欄へ続く)
李孟鑑
2024/05/09 12:35

(続き)ただ、時々、生理的に気持ちの悪いセンスが顔を出す部分があって、ここは徹底的に合わないかも。 長編は読まなくてもいいかなー……。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

李孟鑑
実に久しぶり(30年ぶりかも?)のチャンドラー。4編のうち、フィリップ・マーロウ物は「赤い風」、「金魚」の2編で、やはりこちらの方が出来が良い感じです。マーロウ作品の魅力は、情景描写や内面描写の美しさ。そしてストーリーの流れにかかわらず、乾いた諦念のような、枯れた物寂しさが、常に底を流れている雰囲気。上記2作はここがしっかりと感じられて、久しぶりにマーロウと再会したんだな、と強く感じました。(コメ欄へ続く)
李孟鑑
2024/05/09 12:39

(続き)チャンドラーによると、どの作品も主人公は一貫している(すべてフィリップ・マーロウということ?)そうですが、やはり、明確にマーロウという人物がいるのといないのとでは、文章の密度が違うように感じます。ストーリーを追うだけでなく、文章そのものを味わう楽しさを知ったのは、そういえばチャンドラーが最初だったなー。

が「ナイス!」と言っています。
李孟鑑
コミック「バーナード嬢曰く」で紹介されていたので、一度読んでみたかった作家。 発想や想像力は素晴らしいものがあると感じました。 特に印象に残ったのは「めぐりあい」。 ネタバレは避けますが、空想の内と外を、皮を剝くように反転させた発想が面白い。 結末を知ってみるとシンプルにも思えますが、よく思いついたな、と感心しました。 また、「孤独の円盤」の切ない詩情性、主人公の内面描写などには、確かな表現力もあり、アイデア一発の作家ではないとも感じます。(コメ欄へ続く)
李孟鑑
2024/05/09 12:35

(続き)ただ、時々、生理的に気持ちの悪いセンスが顔を出す部分があって、ここは徹底的に合わないかも。 長編は読まなくてもいいかなー……。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/21(3790日経過)
記録初日
2014/01/18(3793日経過)
読んだ本
369冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
58272ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
313件(投稿率84.8%)
本棚
0棚
性別
年齢
52歳
血液型
B型
現住所
青森県
URL/ブログ
https://gessoutan.web.fc2.com/
自己紹介

初めまして。
李孟鑑(リ・モウガン)と申します。名前はジャズ・トランペッターのLee Morganからもらっています。

趣味で日本史を題材にした歴史小説を書いています。知識の蓄積のために読書量を増やそうと思い、登録しました。

好きな作家は司馬遼太郎や三島由紀夫など。
人生の導師は澁澤龍彦、陶晴賢、井上トロ。


音楽メーターにも登録しています。
http://ongakumeter.com/u/13622

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