新潮の世界文學全集で読み始めたが、中途で大手前女子大学桑原加代子氏の翻訳が論集で読めることに気づき、乗り換える。全訳のうえ、WEB上で読むことができる。全篇に漂う軽い可笑しみが、よりストレートに愉しめる。しかしどうしても第一次世界大戦。アナクロニズム。でも、文句は、それだけ。有難い。とても。
が家族、血縁者であっても全き同質ではないこと、そんなことを徐々に学びゆく未来を思い浮かべさせつつ終わる。感傷的すぎるかもしれないが、しみじみ感じる読書。辛く苦しくて、だけれど、こよなく愛しく、甘い。タイムマガジンの100。58年のピューリッツア賞。
自分でも面白くなってしまうくらい読んだそばから忘れてしまっているので、2021年から少し感想を書くことにした
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