個人情報が特定されてしまうことの恐ろしさを再認識させられて今読んでよかったなと。 最後の最後でそうなの？があってよかったなと。

普通に生きているつもりの私でも毎日のニュースに心苦しくなる。なぜ私が生きててあの子供たちが死ななくてはならないのだろうと？だからせめて想像することを忘れずにいたいと改めて思った。そして当たり前の日常を大事に自分の周りの大切な人たちを大事にしようと思った。

一番最後の小学生と思われる方が書いた文章が一番私の食欲をそそった。

男だから女だからという無意識の差別。渦中にいるのに普段どれだけの人が気づかないのだろうと考えさせられた。 子どもから失敗する権利を奪わない子育ての難しさ。失敗しないで欲しいと願う母親の気持ち。痛いほどよく分かる。 清澄が完成させた水青のウエディングドレス。想像しながら読んだら泣ける。 登場人物の全員が優しい。

どんな選択をしたとしてもそれが絶対正しいという選択肢は存在しない。という一文が刺さった。

個人情報が特定されてしまうことの恐ろしさを再認識させられて今読んでよかったなと。 最後の最後でそうなの？があってよかったなと。

ムラウチ先生のような人が本当に存在してくれたらどんなに救われるのだろう。 たいせつなことと、正しいことって違うんですか?の問いによくわからないんだという先生の応えが刺さった。 世の中にはたいせつじゃなくて正しいことしょうがなくて正しいことそんなの本当にありふれているんだなぁと再認識。私はそれを忘れないように想像力をもっと働かせて生きていたいなぁと思う。

男性視点の小説がとても新鮮だった。なぎさホテルが好き。 で自分も実家を出た人間なので 母帰るの文中の台詞の多くが刺さった。

世の中のビジネスの仕組みわかりやすく書かれている本。物語になっていて読みやすかった。

ひたすら笑える。列車の中で読んだらダメな部類。