ネタバレ★芝居小屋の前で起きた仇討ち事件についてオムニバス形式による証言者たちの語りで明らかになる事件の真相。部屋住みながら家老と結託できる叔父上の手腕よ。江戸後期の町人が武士に対してござると言ったり、武士が候文で喋ったかなとか気になる。そこは読み手も割り切ってネオお江戸として読むべきなのか。読み終わってみれば若い人向けのエンタメ時代劇。2023/11/9→6/2

ネタバレ★手紙を解読してみる趣向。有名人の書状が出てきて楽しいけれど、沢庵の返し書きに心が折れる。これで中級とは。「者せを」を翻字できたとしても、さらに「芭蕉」とピンとくるかという絶望的ムリゲー感。幕末の書状が格段に読みやすいことを理解した。6/18→6/25

ネタバレ★ビギナー向けなのにハード系も多くて「基本のバゲット」とかさらっと載っていて驚いた。気軽に手を出しては失敗しそうだけど見る分には美味しそうで楽しい。

ネタバレシリーズもの。獣人・梁井ｘ餌・光陽。受けがアホの子みたい。戦闘力が一番弱いお姫様ポジションが敵地に乗り込む昭和の少女マンガの構文。須王に危機感がないのが不思議。

ネタバレ豚肉と生姜の炒めで豚肉と生姜の割合が1：1で驚いた。このくらい入れてもいいんだと考え方の参考になりました。デザートまであったけど、バナナのは作りたいと思わなかった。

ネタバレ★子供向けの伝記なのでクリーン新選組。うーん、難しい。史料系の本の内容を咀嚼しているわけでもなく、土方歳三のかっこよさなら小学生でも司馬遼太郎を読んだ方が早いような。ライターが複数いるのか疑うレベルで二重記載がある。誤植あり、ルビも酷い。井上源三郎の名誉回復は評価すべき。

ネタバレ★新選組を内偵する会津女子が主人公の4コマ漫画。若い人向けのドタバタ。斎藤一推し。主人公がおバカさんでイラっとしつつも作者さんが新選組が好きというのが伝わります。幕末の会津女子が帯締めしてる。

ネタバレ★1979年版では漏れていた2編目当て。「新選組の道化師」水戸出身で素質はありながらも女色に呪われた男芹沢鴨を描いた作品。広木松之介と後藤哲之介の絡め方が秀逸。「伝馬町から今晩は」苛烈な人材をエンタメ妖人に描き上げる筆力に圧倒される。6/2→6/19

ネタバレ★近藤勇登場。芹沢と新見のキャラ造形が若干の悪意をを感じるレベル。続けて読むとちょっと飽きる。関孝和、江戸川乱歩が面白かった。6/12→6/19

ネタバレ★カバーイラストにピンと来た。かなりゆるいけれど要点を突いていて面白い。為次郎兄さんとの年の差が14歳差説。杉田玄白のフルヘッヘンドも抜かりなし。6/12→6/19

ネタバレ★日本史がテーマの対談集。先史時代から昭和、現代まで語れるのがさすが。対談は10年以上前のものもあり、その後研究が進んだり、状況が変化しているものもある。永倉新八を愛する杏さんの歴女っぷりよ。インプットもあってありがたい。3/24→6/12

ネタバレ★レンジで適当に作ってしまうけれど、プロにかかるとさらにバリエーション豊かで美味しそう。

ネタバレ伊庭八郎の話。導入の箱根山崎の戦いから前髪の病弱時代の鎌吉との出会いの過去編へ。中根淑、本山小太郎も既に登場。小さい頃からスイーツ男子。じっくり丁寧な進行が好印象。表紙が錦絵みたいで素敵。

ネタバレ★文久3年が舞台。主人公近辺は若い人向けの説明っぽいセリフ回しのコメディだけど、時代背景に沿って会津、長州、謹慎中の岩倉具視、御所の動きの描写はシリアス。導入部なので思わせぶりな秘密が多くて読むのに時間がかかる。主人公は微禄なのに日新館に通えた不思議。葵さんがチョロい。かなり歴史にお詳しいので少年誌掲載作なのが惜しい。めずらしく膳所藩にフォーカスを当てた作品。

ネタバレ前巻未読。刑事ｘ調律師。執着攻め。そうはならんやろという強引な設定・展開が通常運転の作者さん。自分より美人なライバル、攻めにもチビッ子ライバルとよくあるパターン。2005年刊と念じて読了。

ネタバレ★1979年刊。5編収録。伊吹亜門『帝国妖人伝』から来たので読み方は承知。大胆なフィクションとその構成の巧みさに恐れ入る。沢宜嘉を軸にした『首の座』は特に素晴らしい。『東京南町奉行』の「これ、毛唐」に吹いた。芹沢鴨目当てだったのに未収録で残念だったけれど、思いがけず『おれは不知火』が三浦啓之助繋がりで新選組登場。5/18→5/23

ネタバレ★江戸で長州の刺客が大暴れ、姫誘拐の巻。身分違いかつ親同士に遺恨がある二人の恋。清廉な若き剣士と気丈だけど奥ゆかしい姫の神社デートが微笑ましい。激動の時代が放っておかない卓越した剣技、さらに覚醒。帯刀が懐柔されてきたと思ったら次はお兄さん。手紙は候文で書くか地の文に内容だけの方がよかった。御前試合が急になくなってしまったのは大人の都合なのかな。3/15→6/12

ネタバレ★IFもの土方歳三戦記、宮古湾海戦編。仕切り直して仙台から。島田魁が酒飲みというところまでフィクション。額兵隊と星恂太郎推し。これまで島田と蟻通勘吾ばかりフィーチャーだったけれど、ようやく野村利三郎登場。伊庭八郎も。相馬主計は出番なし。全艦出撃が素敵。5/18→6/2

ネタバレ★IFもの土方歳三戦記、仕切り直して会津戦争編。河井継之助、立見鑑三郎、佐川官兵衛、シュネル兄弟、ブリュネ、さらに永倉新八、原田左之助まで含んだドリームチーム結成で楽しく読了。佐幕派の軍事的能力基準なので戦績を上げられなかった人たちの扱いがひどい。二本松藩も救済してほしかった。5/18→5/23

ネタバレ★土方歳三ｘ孫子の兵学によるIFもの。鳥羽伏見の戦い編。坂本龍馬暗殺は御陵衛士説や短期間で土方の軍事的才能が開花した説が面白い。新選組が騎馬で中央突破、御所で錦の御旗を掲げるロマン溢れる一冊。土方の自称が僕。個人的には最終章は蛇足だと思うけれど、配慮ということか。5/18→5/23

ネタバレ★芝居小屋の前で起きた仇討ち事件についてオムニバス形式による証言者たちの語りで明らかになる事件の真相。部屋住みながら家老と結託できる叔父上の手腕よ。江戸後期の町人が武士に対してござると言ったり、武士が候文で喋ったかなとか気になる。そこは読み手も割り切ってネオお江戸として読むべきなのか。読み終わってみれば若い人向けのエンタメ時代劇。2023/11/9→6/2

ネタバレ★完結巻。桜田門外の変。服部半蔵vs.沢村甚三郎。池田屋事件からピンポイントで新選組を辿るジェットコースター展開。ラスボス坂本龍馬。みんな生きてたドリーム決着。伊東のキャラ造形が雑で笑う。

ネタバレ★沖田が泣き虫美少年説。斎藤一が坂本龍馬の配下だった説が斬新。1860年で既に斎藤一が潜入のプロ。ご都合で置いてきぼり。

ネタバレ★方向転換して幕末の有名人を拝借編。葛飾北斎の娘を狙うのは川上彦斎とやりたい放題。佐久間象山、坂本龍馬、シーボルト、岡田以蔵、そしてついに新選組試衛館メンバー登場。時代考証とは。

ネタバレ★阿部正弘が職務放棄かと思えば忍者沢村甚三郎vs.ペリー。 色々とびっくり展開で黒船編終了。後半は藤堂が沢村甚三郎の元で修行編。

ネタバレ★1954年を待たず吉田松陰がサラトガに乗り込んで談判。藤堂少年大暴れ。ジェヴォーダンの獣が黒船に乗ってる何でもアリ。黒船の江戸砲撃阻止のため、藤堂少年と協力してサスケハナ潜入へ。

ネタバレ★1853年、ペリーが来航した時に隠密活動をした伊賀忍者にインスパイアされたファンタジー。日本人乗組員を巻き込んでペリー艦隊のプリマス潜入成功。ペリーの乗る旗艦サスケハナへ。実在の人物を登場させてやりたい放題。

ネタバレ★沖田vs.芹沢鴨の決着と藤堂平助vs.田中新兵衛の巻。サイコパス藤堂。

ネタバレ★材料が少なく、簡単にできそうだし、野菜を丸ごと買っても余らせてしまわないような工夫が良い。日持ちの目安も助かります。

ネタバレ★日本各地出身・地縁に着目した人物伝。多数の筆者によるので文章の巧拙から評価の度合も様々。楢山佐渡、伊達邦成、朝比奈茂吉あたりが珍しい。新選組からは土方歳三のみ。「明冶」「天下の剣」などの誤植に驚く。川路聖謨、凌霜隊に興味津々。

ネタバレ★女性作家らしく九条の美貌の間者とのBL展開。軍中法度からの逆発想、怪談話の回が楽しい。沖田が千駄ヶ谷での死を偽装して出奔、函館で土方の死に水を取った説。同人誌みたいで楽しく読了。