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2024年2月の読書メーターまとめ

KAKO
読んだ本
8
読んだページ
2370ページ
感想・レビュー
8
ナイス
254ナイス

2024年2月に読んだ本
8

2024年2月のお気に入り登録
1

  • マッピー

2024年2月のお気に入られ登録
1

  • マッピー

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KAKO
成瀬に関わること、いちいち、いちいち面白い。読みながら笑いが絶えない。大真面目なのに、変で、周りから浮いてしまうが、本人は一本筋の通った我が道を臆せず突き進んでいくので、理解者が自然に増えていく。学力や引き運の強さや、スーパーウーマンぶりも何故か笑える。達筆で書かれた「探さないでください」という書き置き。島崎が思わず笑いそうになった…というところ、島崎はほんとに成瀬のことがわかってる、読んでる読者も誰一人心配していないだろう。成瀬の行く先、一カ所は読めた。が、その後が大笑い。特技がここにつながるとは!
KAKO
2024/02/13 22:19

ざしきわらしさんの装画、この作品にぴったり。タイトルのきっぱり感も作風を象徴している。内容の良さはもちろんだが、何もかもマッチした素敵な本です。

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

KAKO

1月は好きな本がたくさん読めて楽しかった。初読み作家さんも開拓したいが、好きな作家さんはやっぱり好きだ。初読みと言えば、成瀬に出会えたのはとっても良かったなあ。楽しみが増えた。 2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2124ページ ナイス数:227ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/456192/summary/monthly/2024/1

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
8

KAKO
ちょうど現代の少年推理物を読んだばっかりで、昔のはそうそうこんなだったなあと、懐かしく読んだ。作品の後にある解説、特に、「乱歩、洋一郎、峯太郎」はお世話になった作品群が世に出る裏話で、読み応えがあった。「中学時代一年生(私の頃は中一時代と言っていた)」とか「高一コース」とか、学年誌名も懐かしい。今は「おどろおどろしい」と言われている挿絵だが、やはり怪人や怪盗が出てくるストーリーにはぴったりだ。高木彬光や鮎川哲也が少年物を書いていたとは知らなかった。読んでいる自分も、名探偵よりずっと年上なのに、子供に戻る。
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KAKO
本屋大賞ノミネートということで予約していたら、子供向けだった。知念さんがルパンシリーズにはまって、読書のおもしろさに目覚めたように、子供達に読書の魅力を伝えたいという心意気は応援したい。内容は、当たり前だが子供向け。改めて昔と今の子供向けミステリの違いを思う。怪人も秘密組織も出てこない。挿絵がライト。昔の話は非日常で、そこがはらはらわくわくだったが、こちらは現実に近く、自分を投影しやすそう。
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KAKO
少女マンガの成り立ちを、作家さん、編集さんの証言から検証した凄い本。私がはまったのはもう少し後年になるが、男性作家が生活のためにしようがなく描いていた、とにかく泣かせる話を望まれた、など、女の子というものはこういうものというステレオタイプにはめられていたんだなあと思うが、愉しんだのは事実で、取り上げられているたくさんの表紙画に胸が躍る。子供の頃はまだ、布団、畳の和式の生活で、洋風の生活、綺麗な衣装にときめいて、クラスに一人も習っている子などいなかったのに、当時はバレエマンガが全盛だったなあと思い出した。
ako
2024/02/28 18:11

これ、ものすごく読みたいです!

KAKO
2024/02/28 20:21

akoさん、是非!

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KAKO
ネタバレこれは一体誰の視点?淳の視点から書かれているような、そうではないような。違和感を感じながら読んでいたので、びっくりする前にもう一人に気付いてしまった。強力な守護霊が付いている、と出てくるし…。まさか、守護霊の視点?もしかしたら二重人格?とも思ったり。みんなの会話に、彼女の気配がないように思っていたが、読み直してみると居るなあ、確かに…怨霊の正体にも、だいぶ先だが、途中で気付いた。霊能者のトリックや、恐山のイタコについての話は面白かった。島の犠牲になったヒロくんが哀れ。
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KAKO
井田千秋さん、初めて知ったが、とても好みのイラストを描かれる方だ。色使いも美しい。丸ごと自分を受け入れてくれる「私の家」、私も自分の家は大好きだ。物が多すぎて断捨離せねば…とブームにも乗って思っていたのだが、好きな物にいっぱい囲まれて、当たり前の日々をこんな風に愛おしんで生きるって、いいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
KAKO
成瀬に関わること、いちいち、いちいち面白い。読みながら笑いが絶えない。大真面目なのに、変で、周りから浮いてしまうが、本人は一本筋の通った我が道を臆せず突き進んでいくので、理解者が自然に増えていく。学力や引き運の強さや、スーパーウーマンぶりも何故か笑える。達筆で書かれた「探さないでください」という書き置き。島崎が思わず笑いそうになった…というところ、島崎はほんとに成瀬のことがわかってる、読んでる読者も誰一人心配していないだろう。成瀬の行く先、一カ所は読めた。が、その後が大笑い。特技がここにつながるとは!
KAKO
2024/02/13 22:19

ざしきわらしさんの装画、この作品にぴったり。タイトルのきっぱり感も作風を象徴している。内容の良さはもちろんだが、何もかもマッチした素敵な本です。

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
比嘉姉妹シリーズ2作目。こんな話あるわけない、と思っているのに、いやしかし…と引き込まれてしまう筆力。ばかばかしいホラーは大丈夫だが、これは、読んだ後はお風呂に入れない。明るい昼間か寝床で読むに限る。「ずうのめ」の由来、そうだったのか。ホラーだが、ミステリーとしても満足。里穂の真実、途中にはさまれているメールの意味、戸波さん…おもしろかった。藤間くん、あっちの世界に行かないで。日本人形やアンティークドール、綺麗だけど怖いアイテム。みんなが同じ人形を見るのではなく、一人一人に対応しているのが、ますます怖い。
KAKO
2024/02/10 15:52

呪いの日本人形は、山岸凉子の「わたしの人形は良い人形」やわたなべまさこの「ねんね…しな」でも登場して、怖かった。上手な書き手、描き手さんにかかると、人の形をしているだけに、怖さが呼び起こされる。

が「ナイス!」と言っています。
KAKO
「名探偵じゃなくても」で、マリー・セレスト号事件の真相が書かれているドイルの作品「J・ハバクク・ジェフスンの遺書」があると知ったのだが、積読本に持っていた。早速読んだが、ドイルはこう思ったんだなというのが感想。全体的に謎の真相は古い感じが否めないが、始終海の音、航海中の気分は味わえた。いろいろ調べて、マリー・セレスト号事件は、後世かなり脚色されていることがわかり、ちょっとがっかり。「食べかけの朝食がそっくり残されたまま人だけが消え失せた」というところが謎だったのに…。解説にネタバレがあるので注意。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/27(3719日経過)
記録初日
2013/12/28(3839日経過)
読んだ本
586冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
141250ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
533件(投稿率91.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

 子供の頃から本が大好き。幼年童話から始まって、子供用の「世界の名作全集」が読書歴のスタート。その後少女マンガに目覚め、並行して少年探偵団、ホームズ、ルパンとお定まりのミステリーコースに乗って、一番好きなジャンルになっています。今はクリスティー文庫全巻読破中です。全部集めたのですが、80冊ほど読んで失速中。しかも、その間に読んだ内容を忘れて二度手間という状況です。

 小学生のとき、一番嬉しかった誕生日プレゼントはその月の「りぼん」と「なかよし」を両方買ってもらったこと。
 中学時代にNHKの少年ドラマシリーズに心つかまれ、SFジュブナイル、星新一…とSFにも足を伸ばしました。その後エッセイ、ノンフィクションなど、時代小説とハードボイルド以外はいろいろ読んできました。

 本を通して二人のANNEを知り、アン・シャーリー、アンネ・フランクの二人はそれからずっと心の友、読書歴の中でも、特別の椅子にすわっています。  疲れたときはコミックに癒やされ、体力のあるときにはがっつり活字を読んでいます。最近は、知っているだけで読んでいなかった近代文学もぼちぼち…。

 それまでノートに手書きだった「読後感」、便利な記録のつもりでこちらに登録しましたが、読み友さんとの交流の楽しさに目覚めた今日この頃です。読書傾向の似ている方も、全く違う方とも、交流できたらと思います。本好き同士、よろしくお願いします。

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