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2024年10月の読書メーターまとめ

spike
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感想・レビュー
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128ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

spike
著者のほかの本を読んで、この人の文才が炸裂した文章を読んでみたいと思ってたら、まさに期待通りの1冊。連載された雑誌(東京大学出版会!)のインテリがジェンスした読者にピンポイントに刺さりそうなフレーズの数々(この「インテリが、、、」もその一つ)。「言語学者に言葉のセンスを要求するのは、植物学者にフラワーアレンジメントを頼むようなもの」「自己卑下発言は今の自分が考える標準レベルより低いアピールの『理想の高さ自慢』や『客観的を失わないワタシ自慢』」とか最高。早く続巻を読もう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
16

spike
そこそこの量読書はするが全くの乱読偏毒で、仕事に関係する本は極力読まないし、「楽しむために読むんだから内容は忘れてもかまわない。本を所蔵することにはめったにこだわらず図書館本OK、電子書籍も抵抗なし」と公言しつつ、ほんとにこれでいいのかなあと少しだけ思っていた。この本を読んで、実に「我が意を得たり」という想いを強くした。もちろんいくつか考えが違うところもある(もちろん著者の方が正しいはず)けれど、そこはまあよし、にしてもらおう。
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spike
2020年夏の甲子園常連校の高校球児の姿の描きっぷりも秀逸だが、それにもまして、というよりもこのルポルタージュは著者自身の心の旅だったことが、この本の深みを増している。これが著者の書く小説の血となり肉となっているのだなと勝手に想像して胸が熱くなる。
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spike
著者の本は「英語独習法」ほか読んだことがあるが、この本が一番理解しやすかったように思う。ビジネスのファンダメンタルという考え方、抽象と具体の往復、ビジネスにおけるメタ認知、そして直観、などなど。図書館本だったが手元に持っておきたい1冊。
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spike
昨今静かに話題のネガティブ・ケイパビリティの日本における実質の嚆矢となった本と思い手に取る。それを身に着けるための本ではない、もっと深い本であり、精神科医でもある著者がなぜこの言葉を大事にしているのか、それを丁寧に語り明かしていく。empathyともつながる言葉なのか。
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spike
何とか頑張って読んだけど実に示唆に富む。まず、自分の理解しやすいように解釈して学ぶのではく、わかりにくくてもありのままの形で学ぶのが哲学、世の中は一問一答で動いちゃいない、孤立・孤独の重要性、それと趣味の関係、アテンションエコノミーの弊害、自分の中に他者を住まわせる、など。ネガティブケイパビリティは改めて学ばねば。
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spike
謂われない悪評を浴びせられても信念を貫く矜持。同志の、そして夫婦の絆。近年その功績が見直されている田沼意次の半生。読んでいて背筋が伸びる。
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spike
「銀河の図書館」が良かったのでこれも手に取ってみた。びっくり。これは名作。終盤は読んでいて鼻の奥がツンとするくらい。瑞々しい主人公たち。それを取り巻く大人たちもまた魅力的。
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spike
全編通して面白いんだが、2020年のコロナ禍のお店たち(特にSNSやってない名店)のくだりが一番味があるかもしれない。巻末の「増補版」コラムで名だたる人に混じって長濱ねるが健闘してるのもよい。
spike
内部監査に限らず、事業会社で監査部門あるいは内部統制部門に配属・異動した人を中心に非常に役立つと思う。「現場の教科書」というタイトルそのものです。
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spike
著者のほかの本を読んで、この人の文才が炸裂した文章を読んでみたいと思ってたら、まさに期待通りの1冊。連載された雑誌(東京大学出版会!)のインテリがジェンスした読者にピンポイントに刺さりそうなフレーズの数々(この「インテリが、、、」もその一つ)。「言語学者に言葉のセンスを要求するのは、植物学者にフラワーアレンジメントを頼むようなもの」「自己卑下発言は今の自分が考える標準レベルより低いアピールの『理想の高さ自慢』や『客観的を失わないワタシ自慢』」とか最高。早く続巻を読もう。
が「ナイス!」と言っています。
spike
この著者の本なので間違いなく面白いはず、というより興味深く読めるはず、という期待通りに楽しめたが、これは何度も読み返したくなる。「ケア」というものはどんな社会でも集団でも(もしかしたら家庭でも)必ずそれを必要な人はいるわけで、ケアする人はもちろん専門家とは限らない。誰でも直面するもの(で直面すべきものかもしれない)で、これを読むとわかってなかったなと思わされることが何度あったことか。
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spike
摩訶不思議な、それでいて全くとっつきにくくない短編が続く。「ワイズガイ」と「ゴールデンレコード」が個人的には気に入った。
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spike
オビに「傑作の青春小説」と書いてあって、何と軽く適当な宣伝文句かと思っていたのだが、その言葉まさにその通りの素晴らしい小説。高校生が主人公の小説は、これに限らず何とも言い難い魅力がある、のは自分がこの歳になったからか。子供もとっくに社会人だし。既刊の「図書室のはこぶね」も読もう。
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spike
すでに伝統芸能の域に入っているような気もするこのシリーズだが、なんだかんだ言ってマンネリせずに楽しめる。
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spike
タイトルは割とかっこいい今どきな感じだけれど、著者の奮闘と発想はまあ泥臭く面白い。それより個人的に一番ささったのが、著者がかの穴太衆(戦国時代の石垣造りの超テクノクラート集団)の末裔で、こんなにビジネスに打ち込みながら穴太衆の本を執筆してたこと。
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spike
こなれた野球ファンから見ると、高校野球やノンプロ野球ファン向きじゃない?と思うかもしれないが全くそんなことはない。めちゃ面白いです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/06(5442日経過)
記録初日
2009/09/16(5554日経過)
読んだ本
3053冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
894616ページ(1日平均161ページ)
感想・レビュー
2132件(投稿率69.8%)
本棚
2棚
性別
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

読書と酒と横浜DeNAベイスターズを少々。家に本を置く場所が少ないのでもっぱら図書館本か電子書籍です。

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