大好きな作家さんの新刊、やっと読むことが出来ました。あやかしに攫われ、一族から【傷モノ】と蔑まれていた少女と、周囲から鬼神と恐れられている青年。傷だらけの2人の恋物語。相変わらず展開と心理描写がとても上手くて、世界にぐいぐい入っていけました。若様と暁美が不愉快で仕方なかったけれど、最後はそれ相応の罰が下って良かった。菜々緒も夜行もお互いベタ惚れなので、今後どんなラブラブっぷりを見せてくれるのか楽しみです。

【柊先生の小さなキッチン】続編！今回も安定した心温まる物語ばかりでした。一葉の大叔母マリーさん、姪っ子の真奈ちゃん、佐知の父親の田中さん。どのお話も、身近に感じることが出来たし、マリーさんには格好いい生き様を教えてもらえた気がします。柊先生と一葉も、やっと最後で両思いとなれて本当に良かった。素敵な大団円だったなぁ。

心もお腹も満たしてくれる、温かい人情物語。地元が舞台だったので、更に親近感を持って読むことが出来ました。一葉と柊先生が出会ったことで、万福荘に住む人達が【食】を通して一つになっていく姿が良いなぁ。何より、久太郎！可愛すぎる！もうワンコ好きにはたまりませんでした。

ゆる恋あやかしファンタジー、待ちに待った続編＆完結編。日鞠と孝太朗はすっかり恋人同士が板について、安心して読んでいられました。孝太朗の出生秘話。これまで物語に登場してきた人物が深く関わっていて、まさかこの方が…！となったし、2人が交わす言葉一つ一つがとても尊いもので、涙が溢れそうになりました。そして念願のプロポーズ。あやかし達に見守られ、そして縁を結んでいくであろう日鞠と孝太朗の姿が思い浮かべられて、とても幸せでした。素敵な物語をありがとうございます。

前回、仲介役として会議に臨む前に、大変なことが起こりすぎましたが、いよいよバシュルク国とムラッカ国との停戦会議が始まることに。莉杏があまりにも落ち着きすぎていて、13歳ということを忘れてしまう…周囲の助力を得ながら、仲介役としての役目をしっかり果たし、更にこの先に繋がる縁を沢山結んだ莉杏。莉杏の人柄が成せる技だなぁ。暁が莉杏に贈った誕生日プレゼントも、本当に莉杏のことを想った上での【贈り物】だったから、こんなに嬉しいことはないし、もう絶対揺るがない夫婦になるなと感じました。

大好きな作家さんの新刊、やっと読むことが出来ました。あやかしに攫われ、一族から【傷モノ】と蔑まれていた少女と、周囲から鬼神と恐れられている青年。傷だらけの2人の恋物語。相変わらず展開と心理描写がとても上手くて、世界にぐいぐい入っていけました。若様と暁美が不愉快で仕方なかったけれど、最後はそれ相応の罰が下って良かった。菜々緒も夜行もお互いベタ惚れなので、今後どんなラブラブっぷりを見せてくれるのか楽しみです。