ネタバレ表題から何の話かと気になって手に取る(^_^)。短編集だが主人公は同じなので連作短編集。最初に表題作。お寺の階段を使って、ジャンケンで勝った種別で階段を上がるやつ。皆、小学生の頃一度は遊んだやつ。だが、追加ルールがあって、何段目かを踏むと下がらなければならない。実体階段双六みたいに思った。他の話も同様に、ジャンケンとかポーカーとか皆良く知っているゲームに特別ルールを設けて勝敗を決める…みたいな。ただ、主人公はいつでも最後に圧倒的に勝つ。ルールが面倒で話の筋だけ追う。都合のいい話ばかりだけど…しかたないか。

ネタバレちょうど読んでいる最中に飛行機事故があって乗客乗員は全員助かったが、ペットが2匹死んだって言う記事を読んだ。昔は貨物と同じ扱いだったのに今は貨物室にもペット専用の部屋があって快適なんだとか。管制官が見落としていたって言うけれど、問題の根本は停止線を越えて滑走路に入ってしまった飛行機が全てだと思うのだけれどね。最初の話はCAになれなかった受付係の女性が主人公？と思ったら、いつのまにやら管制官が主人公になり、最後に空港警察の署長になった。何か繋がっているようでいないような…。でも、面白く読めたよ。

ネタバレ表題から何の話かと気になって手に取る(^_^)。短編集だが主人公は同じなので連作短編集。最初に表題作。お寺の階段を使って、ジャンケンで勝った種別で階段を上がるやつ。皆、小学生の頃一度は遊んだやつ。だが、追加ルールがあって、何段目かを踏むと下がらなければならない。実体階段双六みたいに思った。他の話も同様に、ジャンケンとかポーカーとか皆良く知っているゲームに特別ルールを設けて勝敗を決める…みたいな。ただ、主人公はいつでも最後に圧倒的に勝つ。ルールが面倒で話の筋だけ追う。都合のいい話ばかりだけど…しかたないか。

ネタバレ「わたしは誕生日すら祝ってもらえない」…夫は仕事で家庭を顧みず子供達は家政婦程度にしか思っていない、と考えていた主人公は、昔の恋人を探すために誕生日に家出同然に旅に出る。その夜に偶然に出会ったバーのママと二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることになる。行く先々で殺人事件に巻き込まれ、その度にママは小説で養われた博識と、ホームズかポアロのような名探偵ぶりを発揮して事件を解決に導く。この辺りで元カレももう居ないだろうなぁと察しはついたが…。なんかねぇ、探偵小説の解説を読むような、よく出来た話だと思ったよ。