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2024年1月の読書メーターまとめ

八岐
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感想・レビュー
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2024年1月に読んだ本
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  • 海星梨

2024年1月のお気に入られ登録
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  • 海星梨

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
★★★☆ 全く関係ないんだが、討ち死にした主君のの菩提を弔うために召し抱えを拒否して出家する戦国の武士が思い浮かんでしまった。とは言えそこまで筋違いではないかもしれない。俗世と関わりを絶ち、推しの死の後始末を続ける彼は推しの現世に残された残滓を取り払って成仏させようとする僧侶にも見える。買い取りますだと仕事人やエージェントにも思えるけれど、やってる事はVTuber供養なんじゃないでしょうか、これ。
八岐
2024/01/10 23:43
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2023年の読書メーター 読んだ本の数:357冊 読んだページ数:103341ページ ナイス数:3234ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/yearly

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2024年1月の感想・レビュー一覧
17

八岐
ネタバレ★★★★☆ イラストレーター交代でやたらと濃い劇画調にすら見える画風にびっくりしたんだけれど、中の挿絵の方は普通に以前までのお嬢様のデザインで安心した。むしろなんで表紙絵だけこんな感じにしたんだろう? 作中の方は大人達からイラク戦争への介入を止められ、しばらく大人しく……してるのかなこれ? ともかく政治案件にはあまり首を突っ込まず、映画の出演に中学に進学と忙しく、側近のアンジェラは一条の後継社長に。そしてキーパーソン神奈水樹の登場、そしてリーマンショックの呼び水となるサブプライムローンがついに……
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八岐
ネタバレ★★★★★ 初手からバスジャックから始まるの、いきなりこれ結構怒涛の展開でスタートするんですよね。草臥れた、しかしこの上なく誠実で正義感ある警察官と出会ってしまった元ラスボス系ポンコツ少女は、家族の安全を守るためにも異能者が起こす凶悪犯罪の解決に手を貸していく事になる。彼女の能力、精神干渉と一見何の攻撃力もない地味な力に見えるんだけど、滅茶苦茶ヤバい能力でこんなん主人公が持つ奴じゃないんですよね。しかしそれを使う燐香がポンコツというかボケナスなのがアクセントになってて非常に面白い。
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八岐
ネタバレ★★★★ 色々と激動の展開に読んでいるこっちもぶん回されてハラハラしっぱなしだったのですが、それはそれとしてサハラがやたらと雑な扱い受けてるのには笑ってしまった。かなりの確率で廃人になりかねない状況だったのに誰も特に心配しないし、当人も雑に無事に戻ってきちゃうし。いや、なんで特に何の影響も受けてないんだよ!
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八岐
ネタバレ★★★★ 憎悪が混じり生存を賭した骨肉の後継者争いがここまでソフトランディングどころか大団円で解決したケースって中々無いんじゃないだろうか。それもこの件に関してはルークさんそれほど介入していなくて、ほぼ当事者間で解決してるんですよね。小さい子もまだ若い連中も聡明で思慮深くて頼もしい。大人達は大人達でしっかりしてる人はホントにしっかりしてるし、ルークさんものんびり猫やれるはずである。こいつ本質絶対犬だけど。にしてもオズワルド氏がこれほど頼れる味方になるとは。この作品有能なイケオジが多すぎるw
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八岐
ネタバレ★★★★ うわぁ、これだけ精神的に一杯一杯だと本当にもう決壊ギリギリの限界だったんだろうな。メイド喫茶のバイトで品行方正な自分を放棄する事で何とかガス抜きしてたんだろうけど。あくまで自分独りでだと限界がある。それよりも理解者が居てくれてもう頑張れない自分を肯定してくれる許してくれる応援してくれる、昼間の自分にも寄り添ってくれる。これほど救われる事はないでしょう。母親の方も子供の事を考えてこそ、なんだけれど自分の子というフィルター越しで、紗良や陽都個人の意志を捉えていないあたりリアリティがあるなあ。
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八岐
ネタバレ★★★ 平民の聖女見習いが学園に現れその無軌道な所業に学園中が引っ掻き回されるも、王太子とセラは全く揺るがず落ち着いて事態を平定する、と。他の二人の令嬢は結構揺らいでた気がするが。聖女の規範を無視した暴走は教育が行き届いていないのも問題だけど当人が全然人の話聞かない娘、というのが大きいよね。彼女が学内で人気になった理由というのは、無意識の不満や閉塞感が溜まってるんじゃないかと危惧できる。尤も聖女は信念あって固定観念価値観の打破に動いていたわけじゃないので、そうした期待を担える存在じゃなかったのだろうけど。
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八岐
ネタバレ★★★★ 夏美がナミと読むのを知った時にはマジかよ、と思ったのだけどかなめの方の提案だったのか。宗介にとって生涯苛まれるだろう傷がこういう形で癒やされた事にはグッと来てしまった。二人共気がつけば大人になってしまっていたという感覚を抱いているようで深く共感してしまった。そんな中で子供が生まれ、またかなめが大病を患って、という経験を経たってのは戦いの日々以上に、しんどい日々を乗り越えた経験なんですよね。そして今、家族みんなで暮らす日々にこぎ着けてる。それを見て、ああ二人は大人になったんだなあ、と実感した。
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八岐
ネタバレ★★★ ザックさん顔が邪悪過ぎる。邪妖精かなんかですか? 今回やってる事は暴れん坊将軍みたいなもので、時代劇みたいなネタでした。その流れで魔物夫妻が合流するとは思わんかったけど。案外すんなり懐いたなあ。リッドこれ父上に叱られたけどまた同じように結果が良ければいいや、という感じで繰り返しそうだなあ。反省してるつもりかもしれないけど。ファラの方もこれ母親愛情あってこその子育て方針なのはわかるけれど、子供を苦しめていた以上絶対間違いなんだよなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 鶫さん死んじゃったお陰で人生踏み外した人ばっかりで大惨事じゃないかっ! と思いつつ読んでたんだけど玲貴さんのは鶫の責任じゃないよなあ、これ。演技のシーンの上手いだけじゃない、読んでいるこっちまで作中に引きずり込まれるような描写力に圧倒され、その演技で自分だけじゃなく周りの原石達を磨き上げ、くすんだ宝石にも往年以上の輝きを取り戻させる、共演者に働きかけ見る人に訴えるホラー女優だからこその輝きに感動した。その上でツグミとして鶫ではまた辿り着けなかった境地へと進化していく姿に魅入られました。
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八岐
ネタバレ★★★☆ あれほど思い憎み呪った相手ですら、しかも悍ましい策略の駒として利用された結果にも関わらず、ただ一点エルメスと巡り合わせてくれたというだけで魅了を掛けられるだけの好意を持てたとか、ニィナにとってどれだけエルメスとの出会いが大切だったんだろう。エルメス好きすぎ度が限界振り切っちゃったの伝わってきちゃうじゃないですか。想像以上にニィナの恋心を燃え滾らせる運命的な展開で、これリリアーナと並ぶとんでもない双璧が誕生しちゃったと思うんですけれど、そこんところカティアさんどうするんですかカティアさん!?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 今までの今慈ムジナ作品と余りにも毛色が違いすぎてて、違う人と勘違いしてる?!とまで疑ってしまったのだけれど、中盤あたりから主人公の思い込みと勘違いネタが限界を振り切りだして、一周回ってやたら面白くなってきてしまった。ここまで来ると掛け合いの反応やテンポといいキレの鋭さといい上質のコントである。笑ってしまったもん負けである。彼の無自覚さが本人の責任ではない理由あるものだったというのも大きいかも。そういう仕掛けだったのなら仕方無いよなあ、ああいう反応も。
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八岐
ネタバレ★★★☆ セララフィラが速攻で魔術沼にハマっていらっしゃる。特級に合格するくらいなのだから才は余りある程あったにも関わらず、今まで魔術にそれほど関心を持っていなかった少女を寄ってたかって沼に引きずり込む悪い先輩達である。学園編、周り全員がクノンレベルの魔術バカの変態揃いなので、あれほど濃いキャラにも関わらずそれほどクノン目立ってない気がするぞ。発想の自由さと応用力の実践性など、間違いなく突出した人材なんですけど。その彼が若干埋没しているというのはそれだけこの国の魔術師、能力以上に魔術バカさがやべえです。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ やだーっ、もうやだーっ!! 甲田さんの暗黒メルヘン、相変わらずガチに怖すぎて泣きそうになる。この人の表現する文章からは耳が痛くなるほど静まり返った静寂が聞こえてくる。静寂の向こうから、耳を塞いでも現実がひび割れる音が聞こえてきて、本当に背筋が凍る、ビクッとなる。この学校の生徒、幾らなんでも運が悪すぎるだろう、と思ってたら全国津々浦々だった。まじかよーーっ、子供である以上逃げ場無いじゃん。小学生たちが主人公ということで少しでも甘さが介在するかと思ったら、むしろ一遍の容赦もなくて、まじで泣きそう。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 沙紀のイメチェンによる積極策が隼人に面白いくらい刺さってて、完全に異性として意識しはじめてるのがなかなか衝撃的。春希はまず自己肯定から出来ていなくて浴衣姿の選択も幼馴染としての絆を強調するものになってて、果たしてそれで良かったのか。同じ虚無を抱えていると認識して同類と思っていた一輝が、姫子に本物の恋をして過去を克服し前に進みだしたのを目の当たりにして余計に追い詰められ始めてるの、今のところ隼人も誰も気づいてないっぽいんだよなあ。今回は特に一輝が姫子にノックアウトされる展開で、こっちもどうなるか。
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八岐
ネタバレ★★★ タイムリープものとしては珍しい、主人公ではなくヒロインが二周目というタイプの作品。主人公はそもそも莉里の一度目の人生には会った事もなかった人物。幼馴染となった彼の存在が、彼の表裏のないお調子者だけれど快活なキャラクターが本来辿るはずだった莉里の人生を激変させていく、というお話。とは言え、肝心の莉里は二周目にも関わらずそのアドバンテージを活かして動くという事を殆どしていない。まあ何もしなくても彩人が勝手にあれこれ変えていってくれているので動く必要がないのかもしれないが。
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八岐
★★★☆ 全く関係ないんだが、討ち死にした主君のの菩提を弔うために召し抱えを拒否して出家する戦国の武士が思い浮かんでしまった。とは言えそこまで筋違いではないかもしれない。俗世と関わりを絶ち、推しの死の後始末を続ける彼は推しの現世に残された残滓を取り払って成仏させようとする僧侶にも見える。買い取りますだと仕事人やエージェントにも思えるけれど、やってる事はVTuber供養なんじゃないでしょうか、これ。
八岐
2024/01/10 23:43
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八岐
ネタバレ★★★★ 祐人の秋華と琴音への修行、精神面の変革と強化を目的にしているのだけれど、これが精神論じゃなくて思いの外ロジカルで面白い。一族伝来のスキル強化の盲点と秋華個人の抱えていた問題など、両親を説得するのに十分な論を構築してるんですよね。二人の飛躍的な成長は本来なら儀式を無事に終える事が出来る段階にまで至っていたのに、敵の横槍によって無理やり失敗させられるというのは悔しいねえ。ニィナの記憶もついに戻り、英雄とも胸襟開く間柄になり、と良きにつけ悪しきにつけ中々動きの激しい回でした。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(6009日経過)
記録初日
2000/01/07(9123日経過)
読んだ本
13943冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3579680ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3113件(投稿率22.3%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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