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2024年10月の読書メーターまとめ

八岐
読んだ本
26
読んだページ
7338ページ
感想・レビュー
22
ナイス
249ナイス

2024年10月に読んだ本
26

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

八岐
★★★★ 1巻完結。普段なら数巻掛けてやるシリーズを特に後半で一気に凝縮したような感じでしたね。濃密で軽快な疾走感もありいつもながらに面白かったんだけれど、メイン二人が良いキャラだったので、もっと二人の事をじっくりと追いたかったという気持ちも沸々と。イメージとしてもっとしっとりと哀切ある死にまつわる話だと思ったら、死を収集する話でありながら、フリージアと黒朗コンビが楽しすぎて、何とも愉快な読み心地でした。ってか爆発オチネタぶっこんでくるのはズルいよ。大量虐殺の大惨劇なのに笑っちゃったじゃないかw
八岐
2024/10/10 23:43

ブログにて感想記事増量版 https://yamata14.livedoor.blog/archives/53488962.html

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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

八岐

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5994ページ ナイス数:266ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4751/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
22

八岐
ネタバレ★★★★☆ 自国を救う為に救世主としてシルバーロータスを確保しようと暗躍する米軍と中国軍の魔法少女達。権益確保の為じゃなくて、滅びようとしている故国を救わんとする悲愴感が、この世界で人類社会が崩壊し人間が家畜化されようとしている事実の迫真を突きつけられる。日本も安穏としてる訳じゃなく、国防軍がインクブスだけじゃなく逃れてくる難民すら冷徹に撃滅していて、それを成している一端の戦闘機乗りのエースが主人公の父親、という辺りに人類が脅かされている脅威と形振り構わず生き残ろうとしている必死さが伝わってくる。
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八岐
ネタバレ★★★★ 違和感はあったんだよね。3巻のラストで色々と新たな心境を得てありがとうと宣ったベルトールがあんな事になるなんて。ただ、マキナが絡んでいるのならそれも有り得るか、と納得はしたんだけれど、それでもべルちゃんて良くも悪くも飲み込む方だと思ってたんだが、そういう事だったのか。マキナは愛の人よなあ。真六魔侯のメンツを想像すると、マキナって人望ありますよねえ。みんな復讐よりもこれ彼女に付き合った感がある。
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八岐
ネタバレ★★★★ ちゃんと好きって言える子が無双する。それな! まさにそれな、としか言えない当然の帰結である。 自分の意志を示す、気持ちを伝える、やるべき事をやる。これが案外難しいのは、それを疎かにしていた女性陣が片手で数えられない程に居た事からも明らかだろう。まあ単に好きだと告白して押しかけてきたとしてもラブコメだとスルーされたり鬱陶しいキャラになりかねないので、単にヒロインレースをバッサリ終わらせてしまうから、というだけでない扱いの難しさがあると思うのだけど、七緒は的確に刺してくるの強い。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 最終回。わりとあっさり風味で終わってしまったなあ。レオくんの正体が皆にバレるところは、このシリーズの醍醐味の一つだと思っていたのだけれど、それもサクッと受け入れられて、みんなの弟ポディションは結局変わらなかったしw ヴォイドという敵性存在が知性なき破滅だからこそ恐ろしいのだけど、黒幕になり得ないだけに敵の大本を担う存在がコロコロと変わったのは大変でしたねえ。結局、セリアパパと異界の魔王がラスボスを担う事になったけれど、ちと総力戦の相手とするにはポッと出すぎた気がする。
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八岐
ネタバレ★★★★ うわぁ、Web版と完全に別のルートに突入したぞ。実質ラスボス交代じゃないか、と思ったらさらにおかわりだとぉ!? 二人の婚約発表もよりダイナミックな形になってしまい、いやシチュエーションからするとこっちの方が遥かに映えるけどさ! Web版よりもアリスの配信者という立場に対しての責任感や矜持みたいなものが垣間見えて、より動画配信者モノの物語としての掘り下げも進んだような気がします。有名配信者のゆゆみとコラボを通り越して協力者になって貰った件も含めて。
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八岐
ネタバレ★★★☆ ずっとエロエロ妄想を幼い頃からずっと見せつけていたお陰で、ノンノはこの健全世界に存在し得ないエロエロモンスターを生み出してしまったんじゃなかろうか。エロエロが解禁される結婚後が恐ろしい事になりそう。大丈夫か、実はエロ耐性あんまり無いノンノさん。一方で、プロキオンとスピカの方はこちらが主人公カップルか、と思うほど世間の偏見の目を乗り越え、プロキオンの家族の微妙な齟齬を解消し、絆を深めていくという王道路線に。いや、実際本来はこっちが主人公カップルなのだけど。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 家に帰るまでが冒険です。この勇者パーティーの魔王討伐の旅は、それこそ冒険要素は一切なく戦うばかりの旅路だったのか。魔王を倒し帰る段になって初めて仲間達の背景、内面を知る旅となる。ほんと、知るだけで向き合ったりより深い絆を得る、という暇もなく、語られなかった背景が明らかになる事でさらなる大きな真実が明かされる、みたいな展開もない。ただ一緒に旅をした仲間達がどういう人達かを知り、そしてさようなら、とお別れしていく、そういう話でした。そういう意味では踏み込んで行かない作品だったかなあ。
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八岐
ネタバレ★★★★ ユナさんとウィルくんに交際フラグ立つのWeb版ではなかったですよね。ユナさんの方が先に一目惚れ的に積極的にコンタクト取りに行くのは意外のような果敢なファイトスタイルからしてもお似合いのような。ただ尊し。それ以上にロレンス様のクラリス様への幼くも憧れるような意識してしまってる淡い反応が可愛いし初いし尊いッ。ホント尊いッ。何気にクラリス様、クールに淡々とロレンス様の事ロックオンしたような素振りが垣間見えて、この作中随一の賢人幼女……実は魔性で肉食じゃね?! だがこの年齢だと幼馴染ですよね渡瀬先生!!
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八岐
ネタバレ★★★★ あれだけのインフレした力を身に着けたままでシスティたち大丈夫なの?と心配する向きはあったので、グレン先生の卒業試験はその辺りをちゃんと安心させてくれるもので良かった。いや、力云々を言うとグレンが一番ヤベえ力をそのまま保持してるんだが。未来の彼らの話、とまでは行かなかったけれど、それは彼女ら自信が紡いでいくんでしょうね。ただグレン先生のお相手に関しては今回といい本編といい、セラが故人にも関わらず結婚に纏わるエピで全部持っていった気がする。これ先生改めて女性と付き合う気ないんじゃない?
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八岐
ネタバレ★★★☆ 新しい時代LINKSを舞台にしたシリーズってのも気になるけれど、これメインキャラの少なくない面々がTSなんですね!? 憑現者という名称になってますけど。CITYの後となってますけど、なんか武蔵勢が居てますよ!? 境ホラとはまた違うメンツなんでしょうけど。アイコントーク方式はこれ書籍としてはとんでもなく独特ですよねえ。こんなん普通できんぞ。そして今回の主人公は全くの一般人。一般ダークエルフ。ダークエルフがボンキュッボンで露出過多とは何という固定イメージw
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八岐
ネタバレ★★★★ これ、読んでいる間中思考や脳内言語がガチでお嬢様になっていて、戦慄。お嬢様感染拡大。お優雅抜刀砕にはひっくり返った、斬ってないじゃん!! 抜刀砕という言葉が瞬時に出てくるネットセンスには感服いたした。そして、真お嬢様の光姫の登場。まさかフィス◯ファックニキにちゃんと正体があるとは思わんかった。このどうしようもない非常識お嬢様をどうこうすれば敵として潰せるんだ?と思ったら、なるほど搦手で来たか。見るからに対応出来無さそうな人柄だもんなあ。誤算はお嬢様にはガチの黒幕少女がついていたってことか。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 屑鉄戦隊の下りはもう胸が震えてたまらなかった。ってか、もう条件反射的に泣けてきてしまう。あれだけ絶望的な戦いを最後まで陽気に茶目っ気たっぷりに、一心不乱に駆け抜けていった彼らの護戦に敬服を。開戦劈頭からの海軍の苦戦っぷりを見ると、ここでリョースタが船団を撃滅してそのまま逃亡、制海権を脅かし続けた場合戦争がどうなっていたかわからないんですよね。あそこが本当に序盤の山場だったんじゃないだろうか。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 地雷ってのは埋まってて見えないから危険なのであって、露骨に地雷が置いてあったら皆避けていくよね、なるほど。そして主人公はその置いてある地雷を持ち帰って、大事に飾って愛でている訳だ。その地雷は見た目だけなので当然爆発の危険性は無いのだが、周囲の人達は見た目で判断する。地雷当人も自分は危険なの、と一線を引き続けるのを、体裁も世間体もお為ごかしも全く無視して、自分はお前が好きなので他はどうでもよい、とひたすら虚飾のない本音だけで殴り続ける主人公。地雷ちゃんもう殴られすぎてデロデロになってるよ?
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八岐
ネタバレ★★★☆ ああ、これは前世で謀殺されたのも当然だわ、と納得してしまうほど、父が所属していた貴族閥の暗部を知り尽くしていたアリアドネ。あの時殺されなかったら20年前の時点で残党も残らず一掃出来ていただろう。長い雌伏の時を経て漸く舞い戻ったと思ったら、全てを知るアリアドネが蘇っていて、人脈も陰謀も片っ端からインターセプトされ自身もとっ捕まったヘリング侯はご愁傷様という他ない。しかし、周りの人みんなに当たり柔らかいのに、唯一一番偉くて義理の父になる弟にだけ当たりがキツくて雑なの、妙な人間関係模様で面白いなあw
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八岐
ネタバレ★★★☆ 心の平穏を求めて俗世から離れる為に仏門に入る、ってそれガチの出家じゃないですかね!? 原作ゲームの悪役令嬢ルートから外れる為に、というよりも家族関係に疲れて出家する事にしたペトラ。その先で出会った少女は自我が薄く人間性も育っていない人の形をした空っぽの器。しかし、ペトラはそんな彼女……ベリーに目一杯の愛情を注ぐ事で彼女に心を与え感情を育て、愛を教える形になったのでした。ベリーはワタシが育てた!(ガチ しかし、ペトラは知らなかったのです、彼女が……男の娘だった事を! まだ気づいてないよ!
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八岐
ネタバレ★★★★ こういう立場も年齢も関係なく遊び友達になれる「ゲーム」っていいよねえ、と改めてしみじみと思ったり。 BBの正体は正直思いもよらぬ方向で、そっちかあと天を仰いだ。名乗らずとも一目リアルの人物を見ただけで、アバターを当てていくBB、実に格好良い女性でした。彼女を女神と崇め奉り、彼女の指揮の下で一端の戦士になっていったZEMALの面々も格好良いよなあ。BBの正体は知っていたんだろうし。しかし、デヴィットの恋物語がまさかそっちに飛び火するとは思わんかったよw
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八岐
ネタバレ★★★★ 友仁皇子、懐いてきて可愛いなあ。雨妹完全にお姉ちゃんモードである。ここまで甲斐甲斐しくなってる雨妹は初めてでないか。名前通り、これまではどちらかというと妹枠でしたし、静にもせっせと面倒見てましたけれど、それほど姉を拗らせてた訳じゃないので、これはシスコンの宇を笑えないぞ。以前の明賢達とのお忍びの旅行と違って今回は正式な行幸の一員として、気を使う場面も多かったのですが、立勇ら周りが実に頼りになって友仁もしっかり成長してて、難題の多い旅ですけど色々と知れる良い旅になりそう。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 世界を救ったパルパネル。でも彼って使命感とか正義感には程遠い虚無の人に思える。彼に愛はあるのだろうか。でも愛はなくても寂しさはあり、それ以上に優しさの人のようにも見える。彼が命を賭してまで魔王を倒したのは、ほんのちょっとの優しさからだったんじゃないだろうか。それは愚者の振る舞いで、だからこそ彼は勇者というよりも賢者に見える。これはそんな彼の、何も求めていなかった彼の悠久のその後のお話。と言っても、まだ家の一軒も建てられていないのだけれど。
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八岐
★★★★ 1巻完結。普段なら数巻掛けてやるシリーズを特に後半で一気に凝縮したような感じでしたね。濃密で軽快な疾走感もありいつもながらに面白かったんだけれど、メイン二人が良いキャラだったので、もっと二人の事をじっくりと追いたかったという気持ちも沸々と。イメージとしてもっとしっとりと哀切ある死にまつわる話だと思ったら、死を収集する話でありながら、フリージアと黒朗コンビが楽しすぎて、何とも愉快な読み心地でした。ってか爆発オチネタぶっこんでくるのはズルいよ。大量虐殺の大惨劇なのに笑っちゃったじゃないかw
八岐
2024/10/10 23:43

ブログにて感想記事増量版 https://yamata14.livedoor.blog/archives/53488962.html

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八岐
ネタバレ★★★ 何が辺境モブ貴族だよ、辺境脳筋蛮族じゃないか。もはや前世日本人の原型が殆どなく、精神性が脳筋で蛮族だ。悪役令嬢だった子がむしろ制御リミッターになってるじゃないですか。放置しておくと何をしでかすかわからない、というか王都を火の海に沈めそうとかアリシア当人の口からも明言されてますしね。アリシア、元から善良なタイプの子かと思いきや、ラグナの所に押し付けられてくるまではわりと立派に悪役令嬢やってたのね。気が強く誇り高そうなご令嬢が気立ての良いお嫁さんになって尻に敷いてくれるのはご褒美ですね。
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八岐
ネタバレ★★★☆ 異世界と行き来出来るようになったものの、生身ではなくリモートで操作できる人型ロボットで異世界探索を、という設定は非常に面白い。仮想やゲームじゃなくても、これなら安全性を完全に保てますもんね。技術レベルがやべえほど必要な気がするけど、それはどうにでもなりますし。しかし千早ちゃんは本気で社会で生きていけないレベルのコミュ障で、これ病院とか美容室とかも行けないんじゃないの? そんな彼女が人と接触しない仕事を探し求めて辿り着いた異世界探索というのが、切羽詰まってたんだなあ、と。
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八岐
ネタバレ★★★★☆ 今回、中盤はガッツリとアルテミスとのキャンプ旅行編。ホントに行楽としての旅行になってるの面白いですよねえ。モングレルさんが背負う山のような荷物の殆どがキャンプ用具に釣り用具という。ゴリリアーナさんが釣りに目覚めるきっかけでもあった訳だ。しかしアルテミスの旅行って一応男の娘のウルリカがいるけれど、女所帯の中にモングレルだけ男という構成なのに、そういう雰囲気全然ないの面白い距離感ですよね。だからこそシーナも気軽にウチに入らないかと勧誘できてるんだろうけど。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/17(5976日経過)
記録初日
2000/01/07(9090日経過)
読んだ本
13910冊(1日平均1.53冊)
読んだページ
3569264ページ(1日平均392ページ)
感想・レビュー
3085件(投稿率22.2%)
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性別
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外部サイト
URL/ブログ
https://yamata14.livedoor.blog/
自己紹介

ライトノベルの感想ブログをやっております。約4000の感想記事がございますので、お探しの本の感想があればどうぞご検索ください。

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