元警察官で見当たり捜査員だった父親を殺された中学生と、超能力と思われる能力の持主の女性が犯人を見つける物語。AIに支配されそうな警察に対して、人には無限の可能性が有ると言って黒幕と対峙する二人。読みやすくサラッと読了。２万円に釣られてマイナンバーカードを作った身としてドキッとさせられる物語でした。

カリスマ教祖の下に集う信者たち、その信者からの莫大な献金を目当に暗躍する教団No.2と左遷された公安警察官、政治家等々。780ページ、投げ出しそうになったが、幸田と児玉の絡みから面白くなりページを捲る手が止まらなくなった。少々休憩して下巻へ。

山形県の元警察官だったシングルマザー留美の、探偵(ではあるがアルバイトで何でも屋も兼ねる)業の続編。知り合いから行方不明の息子探しを依頼される。行方不明の裏には地方移住事業、市長と業者の癒着更にヤクザも絡んで来れば、当然東北一の暴れん坊畑中逸平と妻の麗(こちらも元レディース)の出番。留美の過去も明かされる。話のテンポが良く、山形弁も絶好調。続編を期待。

70年も前の法律を今だに適用して、強制的に徴収することに？と思う。現状に合致した受信料(視聴料)に何故しないのだろう?

ヤクザの組長暗殺に、ロシアと日本のハーフのヒットマンヴィクトル、元プロ野球選手のヤクザ兵藤、公案警察官の倉島が絡む。ヴィクトルを阻止しようとする兵頭、ヴィクトルを監視する倉島の三者三様の生き様に、最後は各々に「曙光」が現れる。

ポアロファンのシェフと共同経営者のソムリエ、３人のギャルソンがお客の持ち込んだ謎を解く。美味しそうな料理とワインでサクッと読了。

赤ずきんが探偵となり有名童話の中で起きた殺人事件を解決する連作短編。最終話では見事に？伏線回収もされ、マッチ売りの少女の悲しい最後で幕切れ。この小説スタイルだと何作も作れるなと思ってしまった。

元警察官で見当たり捜査員だった父親を殺された中学生と、超能力と思われる能力の持主の女性が犯人を見つける物語。AIに支配されそうな警察に対して、人には無限の可能性が有ると言って黒幕と対峙する二人。読みやすくサラッと読了。２万円に釣られてマイナンバーカードを作った身としてドキッとさせられる物語でした。