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2024年11月の読書メーターまとめ

ムカルナス
読んだ本
3
読んだページ
1240ページ
感想・レビュー
3
ナイス
49ナイス

2024年11月に読んだ本
3

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ムカルナス
安倍首相襲撃事件を題材にしたフィクション。使われた銃や銃弾、司法解剖の結果など科学的な部分については説得力があるが動機の部分については今ひとつだった。令和の元号が右翼の反感を招いたとか、統一教会が黒幕とか、どれも腑に落ちるストリーではなかった。この事件には裏があると思うが作者も含めて誰も説得力のあるストリーを提示できないから「陰謀論」で片づけられてしまう。ただ、公安や警察、政治家が何がなんでも隠蔽しようとし真実に迫った者は消されるというのは現実味があった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

ムカルナス
安倍首相襲撃事件を題材にしたフィクション。使われた銃や銃弾、司法解剖の結果など科学的な部分については説得力があるが動機の部分については今ひとつだった。令和の元号が右翼の反感を招いたとか、統一教会が黒幕とか、どれも腑に落ちるストリーではなかった。この事件には裏があると思うが作者も含めて誰も説得力のあるストリーを提示できないから「陰謀論」で片づけられてしまう。ただ、公安や警察、政治家が何がなんでも隠蔽しようとし真実に迫った者は消されるというのは現実味があった。
が「ナイス!」と言っています。
ムカルナス
国際協調派の伊藤博文・西園寺公望と対外強硬派の山形有朋・桂太郎の対立や政争をめぐって新聞は売上を伸ばすために好戦的な論調で世論を煽り、やがて第一次世界大戦で火事場泥棒のように青島を攻略し旧ドイツ領を獲得するまでの話。当時の世相や常識を知らない者が事件の羅列だけ読むと××が悪いと短絡的に判断しがちだが 本書のように前後関係や当時の状況を丁寧に説明されると自虐的にも愛国的にもならず客観的に判断でき勉強になった。井沢氏の本はくどい嫌いがあるが本書はそれが活きている。
が「ナイス!」と言っています。
ムカルナス
国家や天皇さえ仕えさせた感があるスーパースター空海の人生で一点曇りがあるとすれば最澄との断交だろう。ゆえに人柄では最澄なのかな・・と思っていたが本書で考えが変わった。文字のみの筆授では学べないとする空海に耳を貸さず、一切妥協することなく自分の道一直線の最澄に空海は嫌気が差したのではないだろうか?先輩格の最澄に相当気を使って書物を貸し続けてきたが限界だった、で、弟子の返信を代筆する形で断交に至ってしまったのでは?確かに最澄は真面目で礼儀正しいが 人生、時には自分を曲げることも必要なのでは?と思えた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/08/16(3778日経過)
記録初日
2014/08/21(3773日経過)
読んだ本
416冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
131881ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
406件(投稿率97.6%)
本棚
9棚
性別
血液型
AB型
現住所
京都府
自己紹介

大阪出身。現在は京都にプチ移住して寺社散策などして隠居生活をしています。寺社散策の嗜好は建築、庭園中心です。建築めぐりは10年程前にインドのタージマハルを訪ねて以来イスラム建築にはまり年一回イスラム建築めぐりの旅に出るほか、近代建築散歩と称して近畿圏を中心に散歩に出かけています。仏教建築もその一環です。読書に関しては昔は現代小説をよく読んだのですが現在は歴史小説中心。京都には歴史の舞台となったところが多く戦国・幕末中心に気の赴くままに読んでいます。読めば読むほど京都観光は奥行きが出てきます。近現代史については、太平洋戦争について回避する手段はなかったのか、早期終結できなかったのか判らないことが多く自分なりの回答、考えを求めて本を読んでいます。

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